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今、60℃において30gのAと70gのBを混合し、その後30℃に下げた
ところ、二液相に相分離した。共存する二液相のうち、Bの含有量が多い方の液相の質量はいくらか?
(液体AとBの相互溶解度曲線がありまして、縦軸に温度、横軸にBの質量分率があります。曲線は釣鐘状の曲線をしています。
30℃で二液相に当てはまる範囲がBの質量分率0.4~0.9となっていて
約45℃で曲線の頂点→Bの質量分率0.7 となっています)

この問題なのですが、【ラウールの法則】を使うのでしょうか。
ラウールの法則だと混合液体の蒸気圧でA,Bの気体が液相と平衡に
なったときに使うようなのであり、飽和蒸気圧、A,Bの分圧も必要と
なってくるので使えないみたいです。
単純に横軸の質量分率が高い0.9を用いて、Bの質量 70×0.9=63g
とすればよいのでしょうか?
誰か分かる方いましたら、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

【ラウールの法則】ではなく、【てこの原理】を使います。



QNo.1901883「てこの原理について」
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1901883.html
のANo.1で紹介されているテキストの「液体の相互溶解度」の【原理】と、ANo.2にある解説を読んでみてください。

それでも分からなかったら、納得がいかないところを補足欄でお知らせください。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。ちょっと仕事が忙しくて回答してくださったことに気がつきませんでした。
てこの原理 なるほど といった感じでした。
40歳になるのですが、環境計量士の勉強をしていて 分からないことばかりです。
ありがとう御座いました

お礼日時:2008/12/09 15:38

結論から言うとラウール則は使いません。

ラウール則は気液平衡を取り扱うものであり、この問題のように液液平衡で取り扱うものではありません。相図を示しながらでなければ説明しずらいのですが、作図で解く問題です。

ヒントだけ示しておきます。まず、60℃のところで、Bの質量分率0.7の所に点をうってください。そのまま下に向けて線を引いてゆくと、仮想的に、その溶液の温度を下げていることになります。

急激に冷やしたことを想定すれば、温度の低下過程では溶解度曲線は無視できます。そのまま30℃まで線をおろしてください。あとはその溶液がどうなるか、ご自身で想像し、考えてみてください。

もう少し。途中で溶液を抜き出したりしなければ問題ないのですが、本当は溶解度曲線とぶつかったところで分液が始まり、そのまま溶解度曲線に沿って2相が分離してゆきます。

問題が解けない場合は、補足をください。
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