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オルポートの特性理論、また、キャッテルやアイゼンクの研究したこととビックファイブのことについて詳しく知りたいです。解説のあるHPがあればそれでもいいのでお願いします。

A 回答 (2件)

特性論のレポートでも書くことになったんでしょうか?


反特性論なんてのもあるんですよねー★
ビ、ビックファイブて初耳!わからないわ・・・(汗)

HPちょっと見てみましたけど、検索かけたら
http://pii-desu.hp.infoseek.co.jp/note9.htm
http://pii-desu.hp.infoseek.co.jp/note8.htm
などが出てきましたが、大雑把な説明です。
サイエンス社から出ている本で「性格心理学への招待」というのがあるんですが、これはいろいろな理論をわかりやすくまとめてます。
あまりお役に立てなかったですね・・・スミマセン★
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細かい話をするとキリがないのでポイントだけを述べます.



1)心理学が誕生したドイツ及び,ヨーロッパ大陸における性格研究は,精神病
  患者などの非健常者の性格から,性格類型論を構築しました.代表的な論者
  はクレッチマーの気質類型論と,ユングの外向/内向理論です.

2)心理学のメイン舞台がアメリカに移り,性格研究は質問紙調査の発展と共に
  非健常者だけでなく,健常者も含めての性格を検討するようになります.そ
  こでは,アメリカで急速に普及しつつあった実験的性格研究に貢献できるよ
  うに「質」に注目した類型論の代わりに,「量」に注目する性格特性論が提
  唱されるようになります.この性格特性論者の始まりがオルポートです.

3)その後,質問紙調査及びそのデータ解析である因子分析の急速な発展と共に
  「人の性格特性を過不足なく記述できる数はいくらか?」が問題となります.
  この特性の数について研究の発端を開いたのが,キャッテルであり,彼は,
  性格特性を16としました.質問紙が16PFです.

4)その後キャッテルの分析にはミスがあることが判明し,そもそも,16という
  あまりにも多すぎる特性数に対して,より少ない適切な数はいくらか,という
  多くの研究者がこの問題に挑みます.

5)そんな中で,最も信頼性の高い性格特性を発見したのがアイゼンクです.彼は
  「外向性」「神経症傾向」という二つの特性を発見しました(ちなみに,この
  二つの特性は先に挙げたクレッチマーとユングの理論を融合したものと考える
  ことができます).彼は,これに加えて「精神病質」の三つを性格の基本三特
  性と考え,いわゆるビッグスリーと呼ばれていました.

6)しかし第三因子「精神病質」は先二つの因子に比べて信頼性が低く,そのため
  ビッグスリーが決定的な基本特性説の地位を確立できませんでした.更に研究
  者は特性数を検討していきます.

7)そして1980年代後半から(正確にはそれ以前から指摘はされていましたが),
  複数の研究者ゴールドバーグやコスタ&マックレアなどなどが,どうやら性格
  特性は五つであるとする,ビッグ・ファイブ説を主張していくようになりまし
  た.

このようにして,現在では性格特性は五つであるというビッグファイブがかなり性格研究の常識となっています.研究者によって厳密にはその因子の名前や内容は異なるのですが,大凡の共通性はあります.その五つのうちの二つとは,すでにアイゼンクが発見していた「外向性」と「神経症傾向」です.それに加えて「協調性」「勤勉性」「知性/経験への開放性」が一般的な名称でしょう.
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