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水滸伝の話です。史進親子の引きとめにもかかわらず王進は宿を去る決意をし、延安へ向かいます。親子は残念に思いながらも、送行の宴を設け、王進に白銀百両を贈ります。

ここで白銀とは、どんな金属のことでしょうか?鉄、銀、それとも?

A 回答 (3件)

中国でも日本でも、銀は広く流通した通貨でした。

モンゴル帝国の時代には、欧州でも国際通貨として使っていて、元朝が積極的に銀を集める政策を取っていたと聞いたことがあります。

御質問の場面は、旅立ちです。旅費のことを、時代劇や歴史小説では「路銀(ろぎん)」と言います。送行に贈った金属は、間違いなく路銀でしょう。
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それは銀の上等な(純度が高い)もののことです。


金や銀は重さをはかって流通していましたから、純度も関係する訳です。
ついでにいうと、ここで出ている「両」というのは重さの単位であって貨幣の数ではありません。
ですから、上等な銀を(たぶん延べ棒で)重さ百両ぶんと考えれば良いかと。

完訳水滸伝[一](岩波文庫)の、その場面に対する注釈を参考にしました。
詳しくはその本を見てください。
それによると1両は約37.5gだそうですから、重さ4キロ近くの銀を贈ったことになりますか。
豪勢ですねぇ。
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普通は 銀ですけど…



はくぎん 【白銀】 大辞林 第二版より 
(1)銀。しろがね。
(2)しろがね色。比喩的に「雪」の意でも用いる。
(3)江戸時代、白紙に包んで贈答用に用いた楕円形の銀貨。
   通用銀の三分にあたる。

銀以外の金属だとは思えないけど…


ちなみに プラチナは 白金(はつきん)
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