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名声を求めて理論物理へ進むという人をよく聞きます。
やはり実験系の物理よりも理論系の物理の方が名声を得やすいのでしょうか?

たしかに有名な物理学者はみなさん理論系ですよね。

A 回答 (2件)

昔私の指導教官が言っていたのですが、



物理学の第一級の仕事は、この宇宙の宇宙数定数を見つけてくることだ。したがって第一級の仕事をするには理論屋でなくてはならない。だだし宇宙定数は真空中での光速、プランク常数などほんの数個しかないから、第一級の物理学者は数人しかいない。

第二級の仕事は、新しい現象を発見することだ。したがって第二級の物理学者はほとんど実験屋である。

第三級の仕事は、その新しい現象を説明することだ。だからほとんどの理論屋は第三級の物理学者だ、

とのこです。その指導教官は理論屋でした。

この話しを後に、ノーベル賞を授賞した方に話しましたら、

第一級の仕事はそう言うことではない。この宇宙では何ができないかを明らかにすることだ。例えば、光速より速く走れないとか、作用変数はプランク常数より小さくなれないとか、時間は後に戻れない等のことを発見することが第一級の仕事だと言っていました。何故ならそれによってこの宇宙の個性が理解できるからだとのことです。ですからこの方も第一級の仕事は理論屋にしかできないと言うにこと関しては同意見でした。

ただし、私はこの話しを皆にするときに、この方はこの宇宙にある限界についての研究が自分の中心研究テーマであり、宇宙定数には関係なかったのでそんなことを言ったのかなと、いつも冗談まじりに紹介しています。
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こんばんは。



極めて優秀な頭脳を持つ人だけの小さな集団だけを対象とすれば、
理論物理に進んだほうが名声を得られる確率は高いでしょう。

そうでない集団を対象とすれば、
理論物理に進んで名声を得られる確率は低く、理論以外の業績でそこそこの名声を得る確率のほうがはるかに高いでしょう。

一意見としてご参考になりましたら。
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