
中学校三年生です。
幼い頃から読書が好きで、本を読んでいる時はとても楽しいのですが、友達に本の感想を求められると、荒筋位しか言えない事に気が付きました。
どうにかした方が良いなと思い、読んだ本の一言感想のリストを作ろうとした事もありましたが、時間がかかり過ぎて挫折してしまいました。
素直に自分の思った事を書けば良いとは分かっているのですが……。
備考ですが、新書と携帯小説以外は何でも読みます。
国語の文章読解の問題は得意ですが、作文などで褒めてもらった事は今までほとんどありません。
アマゾンなどのレビューで、素敵な意見を見ると、とっても羨ましくなります。
本に自分の感想を持つ良い方法をご存知の方、お願いします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
あなたのお父さん世代の中年男です。
昔の中学・高校では、現在に較べてより頻繁に読書感想文の宿題が課せられましたが、私はその度に苦痛を感じないわけにはいきませんでした。
当時は、その苦痛の正体が正確には見きわめられませんでしたが、その後も読書に親しんできたことの成果でしょうか、今頃になって、ようやくその正体が分かってきたように思われます。
>素直に自分の思った事を書けば良いとは分かっているのですが……。
これは、国語の先生などが生徒に対して異口同音に発したがる言葉ですが、残念ながら、「素直に自分の思った事」というのは実に曖昧模糊とした言い方なのです。
本当は、先生にしてもこのことには内心気付いているのでしょうが、それをもっと分かりやすく説明すること自体が、実は至難の技なのです。
だれでも、「本の感想」を書くとなると、はじめのうちは、どう書いたらよいかわかりませんから、他人の「感想文」を参考にすることになりますが、すると、質問者さんご自身も感じたように、自分にはとてもあんな「素敵な意見」なんか書けないと落胆しがちなものです。
昔を振り返りますと、同じクラスに札付きの文学少女がいて、国語の先生はしばしば彼女の「感想文」を他の生徒へのお手本として紹介したり、読み上げたりしましたが、それを聞いた私は、なかば嫉妬の思いから、なかばその偽善臭さに堪えられず、内心「あんなの綺麗事だ、本当の感想なんかではない」などと批判的になっていたのを思い出します。
たとえば、「うれしい、かなしい、さびしい、つらい、くるしい...」という言葉は一般的に感情表現と称されますが、よくよく自分の心の動き、感情の正体を見つめてみると、実はこういうありきたりな表現パターンにとても収まりきれないことが分かってきますよね。
要するに、質問者さんに「感想」がはっきりと浮かんでこないのは、自分の本当の思いを言い表そうとすると、判で押したような、パターン化された表現枠にはとても収まりきれないとか、ありきたりな言葉を用いると、何か自分にウソをついているような気がするとかといった、一種の違和感や後ろめたさを覚えるからではないでしょうか。
でも、こういう思うように綺麗な「感想」の形を取れないまま、意識と無意識との境目を行ったり来たりしている思いこそが本当の意味での「素直に自分の思った事」であり、「感想」の原型であると思います。
いわゆる詩人とは、こういう簡単に言葉に表現されないような思い、「素直に自分の思った事」を何とかピタリと表現できるような言葉を懸命に探し求めている人たちのことだと言えます。
ということで、今は自分の正直な思いをねじ曲げるようにして、ありきたりな、いかにも感想文らしい表現の中に無理矢理押し込めようとしない方がよろしいと思います。
このまま、素直に作者の手玉に取られたり、作中人物に感情移入したりすること、つまり読書を続けているうちに、自然と質問者さんの内部に豊かな言語表現の能力が育っていき、その結果として、「素直に自分の思った事」をより正確に表現できるようになりますから。
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アドバイスのおかげで、色々な発見がありました。
学校に提出するものでは無いし、もっと気楽に書いてみようと思います。
本当にありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
本の読後感想を書きたいとおもっておられること、本当にあっぱれと思います。
でもこれまで読んだ本からは何も感想が思い浮かばないということなのですね。凄く素直な方だと思います。読後感想としてあらすじを書き、強いて書くならば、別に感じることはなかった、つまらない本だったのかもしれない。と書いておけばいいのではないでしょうか。これからいろいろ読まれていく間に、絶対あっと驚くような、また、涙がぽろぽろ出てくるような、そんな本にきっと出遭います。その時に、ここに驚いた、とか、こんなシーンがあったけれど、凄く感動したから(ここは)よくかけているのだろう。とか書き込めばいいでしょう。その繰り返しが貴方の思ったこと感じたことを文章にする力を高め、また感受性を高めていくと思います。感想を書いておくのはいい訓練になりますし、精神の成長の記録としてもいい思い出になると思います。ぜひ頑張ってください。
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本当にありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
学校の宿題の読書感想文の課題図書(今もあるのかな)は別ですが、読書の主な目的は読書感想文を書くことではないので、読書が好きで本を読むことが楽しければ、思い悩むことはないと思います。
私も幼いころから読書は好きでしたが、読書感想文は苦手でした。小学生のころはだらだらと荒筋を書いて最後に「とてもおもしろかったです。」と結ぶような稚拙な「読書感想文」(?)を書いていました。でもそのうちに、「感想文」といっても、これでは自分の感想は「とてもおもしろかったです」だけじゃないか、「とてもおもしろかった」ではなくて、自分にとって、どこがどのようにおもしろかったのかを書かないと「読書感想文」にはならないじゃないか、などということに自然に気がつき、まあ普通には書けるようになりました。
なおよく「素直に自分の思ったように書けばいい」と言われますが、実はこれが一番難しいので、「自分が書きたいように書けばいい」と気楽に考えた方がよいと思います。他人の評価よりも自分が言いたいことが書けたかどうかだと考えています。
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学校に提出するものでは無いし、もっと気楽に書いてみようと思います。
本当にありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
他の方の回答を読んでとてもためになりました。
あなたの質問の文章はとても良く書けていると思うのです。
あら筋が言えるということはおそらく面白かった部分を憶えているのではないでしょうか。
人の作品などを観た場合自分の印象を中心にして語る方法と客観的分析を中心に語る方法とありますがどちらかであるべきだなどとは誰にも言えないと思います。
全然回答になっていないのですがそんなことを聞いた上で忘れてまた読書を続けてみてはいかがでしょうか。
食べたものの名前を書き連ねたり読んだ本の名前を書き連ねるのも一種の立派な文学になりうると思います。
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本当にありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
書評と感想は違いますからね。
その違いを押さえた方がよいと思います。感想を難しく感じる人は書評がイメージの中にある場合が少なくないようです。本はたいがい2種類に分かれます。「面白い」か「つまらない」か。別の言い方をすれば「今の自分に合っていたか」「合わなかったか」だと思います。これは読後、感じるのではないでしょうか。あとは特にどこが?そしてなぜ?この問いを繰り返すことだと思います。
文章にまとめたければ、最初は箇条書きでメモ書きのように並べていくのが良いと思います。
もう一つ感想を難しくしている原因を考えれば、自分の感想に対する他人の感想を恐がっていることがあるかもしれません。こんな感想を持っている自分を人はどう思うんだろう、とか、こんな感想でいいんだろうか、とか。「面白かった」「つまらなかった」で素敵な感想だと思いますよ
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No.4
- 回答日時:
私も、中学・高校の時、まったく同じ悩みがありました。
>新書と携帯小説以外は何でも読みます
知的な好奇心が強く、思索が深いから、そう困られるのでは?と思います。
自分の立場、というか、考え方の基礎が、まだどうしても曖昧だから、
他人の書物について、意見するのに迷ってしまうのでは?
私は、大学の頃に「本の読み方」についての本を読み、
(固い言い方ですが、文学史の中で、書物を把握する。ということ)
社会人になって、実社会で多様な人々の生き方を見、また哲学を独学して、
ようやく自分の意見に、信念をこめられるようになりました。
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No.3
- 回答日時:
例えば友達に粗筋を言うだけであっても、それは読んだあなたの中で噛み砕かれたものです。
ただ粗筋であろうと、読んだ人間によって印象に残っているところや強調したいところが違います。キャラ読みが好きなとストーリー重視でも捉え方はだいぶ違いますしね。なので粗筋位しか言えなかった時でも、意外とそこに自分の感想が内包されていたりしますよ。ただ、言葉に変換できないから「感想が持てない」と感じてしまうのでしょう。難しく考えずに、同じ本を読んだ友達と「あの時の主人公の行動かっこよかったorヘタレ!」とかの話題で話してみたらいいと思います。あと、シリーズものなら「この先こういう展開になると思うんだー」とか未来予想をしたり。先の展開を空想するというのは、「こうなってほしいなー」という立派な感想があるからできることです。
私も感想を言うのも書くのもヘタです。いつも単純な言葉で「~がすごかった!」「なんかすっごいニヤニヤした!」とかしか表現できません。でも、それでいいと思いますよ。
まあ、やっぱり一番いい方法は友達と喋ることだと思います。感想をよく喋る子と会話してみてください。最初はあいづちしかうてなくても、「へーこの子はここそう思ったんだ。でも私は~って感じたな」とか、無意識に考えているはずです。口には出せなくても頭にぼんやり自分の考えが出てきやすくなるので、聞き手しかできなくてもブルーにならず、熱心に耳を傾けてみましょう。続けていると、意外と友達の話のおかげでイメージが言語変換されたりします。
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学校に提出するものでは無いし、もっと気楽に書いてみようと思います。
本当にありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
難しく考えるからダメなだけです
簡単に考えましょう
たとえば…面白かった
これでも立派な感想です
主人公が理不尽でならん…とか
あの場面では何であんな行動をとったんだろう…とかでも結構
無理に文章にしようとせず、思ったことをつらつらと書くくらいで十分ですよ
文章にしたいのであれば、それを具体的に書くようにすればOK
文章は練習次第で整うようになりますよ
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