

12/22 に発表された2013年度から実施の英語指導要領では,英語で英語を教えるのだそうです.
このこと自体は正しいと思います.日本語で英語を教えることによる弊害として,英語を話せない教師が文法偏重に逃げ込み,堅固な日本式英文法の世界が構築されてしまったということがあります.日本の英語教育が進歩しなかった根本原因だと考えています.
ところで,英語で英語を教えるとなると,いろいろな問題があると思います.
たとえば,英語で英文法を教えられる日本人教師がいるでしょうか?英語を話せるからと言って,外国人教師に英文法教育を期待するのはさらに困難でしょう.なぜなら,一般のネイティブ英語教師は英文法に疎いですから.
その他,いろいろな問題が出てきそうですが,思いつく方は教えてください.

No.7
- 回答日時:
#3です。
>「英語で英語を教えることが正しくない」という根拠をお示しいただきたいわけです.否定的ご意見と拝聴しました.
実際に英語を母国語としていなくても 英語で英語を教えている国があります。インドやフィリピンがいい例です。インドでは色んな言語が話されていて、英語が共通語的な役割を果たしていて、また、中学校以上の数学や理科などの教科も英語で教えられています。(これをイマージョン教育と言います。)つまり、英語を知らなければ同じ国の違う言語圏の人と会話も出来ませんし、教育も受けられませんし、コンピューターも使えません。つまり、インドでは英語は生活に不可欠なんです。フィリピンも似たような状況です。ただ、インドの場合は土着の言語と英語の両方を学ぶ為に生徒の負担が大きくなります。フィリピンの場合は、英語に力を入れているせいか、理科や数学の学力が日本よりも格段に劣ります。
北欧やオランダでも英語で英語を教えています。(このような教え方はダイレクトメソッドと呼ばれています。)でも、北欧やオランダの言葉は英語と似ているので、ダイレクトメソッドも行いやすいです。北欧やオランダは小国なので日本と違って自国だけでは社会が成り立たないので、外国との交易が庶民レベルで必要になってきます。
日本の場合はそこまで英語の必要性はあるでしょうか?
それではまた別の国の例を見てみます。
ベトナムでは、語学の素質のある生徒だけを選んで 英語、フランス語、ロシア語、中国語、日本語のいずれかを集中的に教育します。
もちろん、ダイレクトメソッドを取り入れています。
日本の場合は、差し当たりは英語だけでいいと思いますが、現状では
英語の得意な生徒も苦手な生徒も同じ授業を受けている為、苦手な生徒はついていけないし、得意な生徒は足踏みをしながら物足りなくているはずです。英語はただでさえ得手不得手の差が大きく現れしまいますが、安易にダイレクトメソッドを導入しても得手不得手の差の拡大を助長するのは必至です。
ですから、現状のように習熟度別や選択制のあまりない画一的で限られた時間内のシステムの中でダイレクトメソッドを実施しても効果は疑問です。特に、センター試験などの大学入試には対応しきれないと思います。
そう言えば、学校では音楽の授業を受けますが、音楽の授業を受けただけではピアノもギターも弾けるようになりません。(でも、塾などでピアノの稽古を受けた生徒は音楽の授業などでピアノを弾かせてもらう機会もありますが。) だからと言って、生徒全員にピアノの弾かせる必要はあるでしょうか?
あと、ご質問とは直接関係ないので無視してもらって構いませんが、
現行の小学6年は長すぎて(生徒がたるみやすくなる)、中学3年は逆に短すぎる(多感な思春期の時期はもうちょっと長い目で見守りたいものです)と思うんです。
それで、フランスのように小学5年、中学4年にするとバランス的にも丁度いいと思うんです。
それから、これも多くの人が見落としていますが、国語教育も文学偏重で、コミュニケーションとしての側面をあまりにも軽んじています。
例えば、敬語の使い方をみっちり教えるのは高校の選択科目である国語表現でなんですが、そんなのは小学校のうちに習っておくべきでしょう。
再度のコメントありがとうございます.
>日本の場合はそこまで英語の必要性はあるでしょうか?
必要論・不必要論は根本的議論だと思います.
ただし,最小限ここまでやれば良いとする議論とこれ以上やる必要があるという議論は常にありますが,別の話でしょうか.
また,高校は義務教育ではないから中学とは違って,どんどんやってよいとする意見もあるかもしれません.しかし,今は高校への進学率も上がっています.
また,日本語が満足にできないのに英語をやる必要がないとか,社会保障も不十分なのに宇宙開発は無駄だとか,という議論も常にありますね.最近では定額給付金をばらまくのなら,XXに回すべきとか.

No.6
- 回答日時:
こんにちは.
昨日のニュースでこの事を知りました.今日の新聞によるといろんな声が上がっていますね.「アルファベットもまともに書けないような生徒がいるという現状を考えると,授業が破綻するクラスがでてくるのでは…」,「大学入試の内容が読み書き中心のままである以上,かえって迷惑を感じる高校もあるのでは…」,「この要求に応えられない教員が大勢出てくるのでは…」等々.
いろんな問題点は次々と出てくるでしょうが,それはそれで,その時々で修正,改善していけばよいのではないでしょうか.私としては,今後向かうべき英語教育の大まかな方向付けとしては画期的なものであり,かつ望ましいものでは…と感じます.
一方,今回に限らず日本の英語教育の問題点については,これまでにも幾度となくこのサイト上で議論がなされてきました.しかし,制度を変えるだけで事態が大幅に改善されると期待するのはどうかな…とも思います.一部の人を除いて,ほとんどすべての日本人は,所詮,英語がまったく理解できなくても何ら不自由を感じない社会で生きています.つまり大部分の日本人は,この日本の地で生活している限り英語の必要性をまったく感じない訳です.ノーベル賞学者,益川博士のような方におかれても….「英語が三度のメシより好き…」「将来は英語に関わる仕事にどうしても就きたい…」「それほど好きという訳ではないが,仕事の関係で英語をマスターしなければ責任が果せなくなった…」というような人は,教育制度がどうであれ,あの手この手を駆使して進んで勉強するでしょう.
私も最初は「日本語で説明しても分かってもらえない英文法を英語で説明して分かるはずがない…」と思っていました.しかし,英文法の解説は英語で行うことを前提にはしていない…ということ,それに現時点ではあくまで「改訂案…」ということのようですね.とにかく,興味をもって事態の推移を見守りたいと思っています.
以上,何も回答になっていませんが,1人の人間の感想ということで御覧頂ければ….
コメントありがとうございます.
益川先生のことで誤解があるのは,会話がお好きじゃない
ということであって,英語の論文の読み書きもできないということではないということですね.科学技術の専門分野の論文が読み書きできないなどありえません.
文学部門などは別ですが.各言語で読み書きするわけです.日本文学の川端康成とかですね.
今回のことで英語ができなくてもノーベル賞が取れるという論法は正しくないと思います.
No.5
- 回答日時:
塾で学校の教科書を使って中学英語を教えていました。
英語で英語ってのは高校からの指導要領ですよね。
まず中学でも高校でも教科書が英語でえいごを教えるようにできていません。
教科書を作っている人たちも、自分が教えたいお話を英語に訳して教科書に載せているといった程度のことで、英語を外国語で学ぶ際のノウハウや、日本語が母国語であるということが、英語を学ぶ際にどのように影響するかなど、教育について無知なんです。
ケンブリッジやオックスフォードの東アジア人向けの英語のテキストなど、よっぽどそこら辺をふまえて、よくつくってありますよ。
私も授業でできるだけ英語でやりたかったのですが、まず日本語なしでやるには表になったイラストや、言葉の説明なしで状況がはっきりわかるようなビジュアルが必要ですし、文法を日本語で教えないのはいいんですけど、理屈を教えずに感覚で教えるには、感覚がつかめるだけの大量の例文が必要なのに、まず中学で教える単語や文の数が少なすぎます。
もっと簡単な単語やシチュエーションに合わせた文を大量に教えて、中学の英語を完璧にしておけば、あとは応用だけだと思うのに、中学では一つの文法につきひとつ、二つの例文で、賢い子でも「なんとなくわかったような、わからないような。。。」 程度にしかし上げずに高校で大量の単語やわけのわからない構文を教えて、混乱させます。
英語を伸ばすのに大切なのは、初期の段階で判定するときにプラス評価制にすること、細かいことは問わないことだと思います。今の評価はマイナスをつけていく評価法です。例えば、絵を見て、説明する文を書きましょうという問題で、
例1 There is a cat.
例2 There are four girls playing badmintom on the school ground.
この場合、2の子の方が上級な文を書いていますが、テストでこの問題が3点の場合は、1が三点からマイナスポイントが0のため、三点。 2の方がバドミントンのつづりが違うため、2点、さらにこの後に、 「One of the girl is my sisters friend. 」などと続いた場合、girl
が複数になっていないのでマイナス一、sisterにアポストロフィーがないためマイナス1で、〇点です。
なので、例2は完璧に通じますし、2の子の方が、実際のコミュニケーションの場面ではレベルが上であるにもかかわらず、例1のような子を育てるための英語教育をしなければいけなくなります。
細かい文法が出題される、細かい文法によって減点される可能性のためだけに、たくさんの便利な単語や決まり文句を教える時間を削って、初心者に、三単現にSをつける、間違いなくアポストロフィーを打つなどのことを全員に徹底させるなどに何時間、何週間も使うなどをせざるを得ない状況を作っています。
たとえば、三単現などはほとんど1学期使ってそればっかりやるんです。
テストで点が取れなければ進学にも響きますから、教えたい使える英語と、実際教えている英語は違ってきます。
まず入学試験、学内試験などに、一定のルールをつくらないと、教える方も方針を変えられないのです。
教科書も、単純ですが、一般動詞playを教える時には、ピアノ、サッカー、テニスなど、思いつく限りのイラストを載せてほしいものです。
あと、綴りのテストは中学では廃止する、ピリオドは問わない、など、思い切った改革が必要かと思います。
テストは音声にして問題数をかなり増やして、選択制にし、Toeicのようにしてもいいと思います。
中学でもっと沢山の単語や文をを大雑把に詰め込んで、高校で綴りや細かい決まりや英文での礼儀を教えるといいと思います。
入学試験、受験に影響する学内試験を変えないと、教え方も変えられません。
ところで、
英語を話せるからと言って,外国人教師に英文法教育を期待するのはさらに困難でしょう.なぜなら,一般のネイティブ英語教師は英文法に疎いですから.
これですけど、たとえばある学校では「複数形にはエスつける」という風に文法を呪文のように教えてますけど、これは英文法を理解していることになるんでしょうか? もっと上級の文法でも同じです。 呪文のように文法の法則を日本語で覚えても真の文法理解になりません。私は日本人ですが、英会話学校で英語をやったおかげで、日本語での文法説明は講師になるまではできませんでしたが、英語を話す時は(自分のレベルの範囲で)ほぼ完璧に文法を使っていましたよ。今の英語教育が目指すのは、そういう状態になることで、単語を見た時に、「これは主格である」とかわかるかどうかではないと思います。 もちろんわかるに越したことはないのですが、そういうことはある程度話せるようになってからでないと、本当に理解できないと思います。 あと、上の例ですが、複数形にエスをつける、とどこの学校でも教えますが、それ以前にCAT とCATSをちゃんと言い分けるように発音をきっちりやっていなければ意味がありません。
発音も大事です。 「市バスはどこですか?」 という文を教える時に、書く時は最初は大文字最後はピリオド、目上の人、知らない人にはcould you tell me~ I'm sorry to bother you... など丁寧に聞く、、、なんて細かいこと言う前に、 city bus をshitty bus (くそったれバス) といわないように気をつけるように!!!! と言いたいです。日本語の「し」=shiの発音の影響で、ほとんどの人が、shitty=くそったれと発音していると思います。
英文法ができない外国人教師を批判する前に、まずその教師レベルに話せるようになろうと努力するべきなんです。
何度も口に出して、勉強よりも練習すべきなんです。
文法にこだわって、話せるようになろうと努力しない人はどっちみち文法をやっても話せるようになれません。
現状では、この文法説明ばかり求める生徒や人を世が(特に親)受け入れいて、CDで繰り返し聞いて音読するなどの努力なく学習することを批判していません。
私が以前ここで、語学大学に行ってまで、全く英語が話せないのはなぜかと質問したとき、彼らは英語教育に携わるため、学問や言語学としての高度な英語をやっているので、ちゃらちゃらした英会話、旅行会話などできる必要はない、生徒に教えるために、ちゃんと文法をやっているのだという意見が多かったのです。
コミュニケーション力が必要という意見も多くなっている中、まだまだ上記のような意見が多いと思います。 こういう投稿が人の目に触れることで、もっと多くの人の意識が変われるといいなと思います。
長いご回答ありがとうございました.
教え方と教える人がいないこと,が問題と理解しました.
>英文法ができない外国人教師を批判する前に
ここは誤解されたかと思います.英語で英語を教えるようになると,英文法の重要度を下げられると期待しています.外国人教師に英文法教育をしろと圧力をかけないようにして欲しいものです.英文法が不要とは言っていません.文法最優先ではなくなることを期待します.
No.4
- 回答日時:
非常に有意義な質問だと思います。
結論から言って私は,文部省のこの提案に拍手を送りたいと思います。
さらに言えば,ネイティブの教師を導入すべきです。
一度,英語を勉強しそれを使わなければならない立場に身を置いた者は誰でも思います。
学校の勉強は何だったのかと。
言語教育は英語に限らず,話せる,聞ける,この事にあります。
本来の目的とは違ったところに教育の目的が持っていかれている事に問題があります。
勿論、文法無くして言語はあり得ませんが,日本の英語教育はそれよりも大事な何かを見失っているような気がします。
そういう意味から言えば,英語を英語で教えるだけでなく、通じる英語を教えるべきです。
そのためにも,日本人の英語力を世界に通用させるためにも,良い試みだと思います。
少なくとも、「自由の国」「チェンジ」の国の言語を学ぶ者は,冒険を恐れては駄目です。
今までの教育に不備な点があったとすれば,改革するのは当然、その結果が思わしくなければまた次の手段を考えれば良いだけの話です。
何事にも先駆者はいますし、その足跡は無駄にはならないはずです。
やってみないうちから、問題点ばかり思い煩い、「石橋を叩いて帰って来る」ようでは進歩はありません。
日本の英語教育に問題があるのは誰もが認めている事なんですから,何らかの手を打たなければという事のテストケースとして,まずまずの出だしではないでしょうか?
※ このカテゴリーでこのような質問を見たのは初めてです。
ただ自分の知っている英語の知識を教えるだけではなく、このような問題提起はひょっとして受験勉強の合間にこのような質問を覗く事があるかも知れない子供達にも有意義なものと私は思います。
関係代名詞や分詞構文を覚えるだけの学生時代であって欲しくないと私はいつも思っていますので。
コメントありがとうございます.
まったくその通りだと思います.
明治・大正のころは英語で英語を教える教育方法だったというし,なぜ現在のような大学・高校・中学・(小学校)の日本式英語教育の階層が出来上がったのでしょうね.この世界になじんでしまった,とくに教える側の人々の意識は簡単に変わらないでしょうね.
ここの質問に対しても,まず(求められてもいない)難解な文法用語の定義を質問者に説明し,同じ土俵に乗せた上で回答する人達のいかに多いことか.そのような文法用語でしか説明できないのでしょう.

No.3
- 回答日時:
>12/22 に発表された2013年度から実施の英語指導要領では,英語で英語を教えるのだそうです.
これはあくまで改正案であってまだ決まったわけではありません。それに朝日新聞と読売新聞でも報道に若干の相違が見られます。
確かに日本語で英語を教える弊害もありますが、英語を英語で教えることが必ずしも正しいとは限りません。現在の公立の中学校では英語の授業が週3コマですが、休みとか行事でつぶれたりして実質週2コマでしょ。英語で英語を教えるには毎日2,3時間くらいたっぷり時間をかけないと効果が表れにくいです。
コメントありがとうございます.
正確には改定案であることは十分承知しています.通常,官庁から案が出ると公開して意見を募集します(ガス抜き?).そこでよほどの反論が無い限り告示されます.
改正案でまだ決まっていないことが問題なのではなく,新しい考え方として出てきていることにご注目いただきたいわけです.
「英語で英語を教えることが正しくない」という根拠をお示しいただきたいわけです.
否定的ご意見と拝聴しました.
No.2
- 回答日時:
面白いトピックなので、参加させていただきます。
質問者さんの「外国人教師に英文法教育を期待するのはさらに困難でしょう」「一般のネイティブ英語教師は英文法に疎いですから」のコメントですが、私は次のように考えます。
まず、日本の教育学部の授業内容が良くわからないのですが、英語を全く知らない学生にどのように教えれば効果的かということを学ぶ授業はあるのでしょうか?
米国は異文化・多言語の人々が集まる国ですが、英語が話せない人も大勢います。しかし英語が話せないと給料の高い仕事に就けませんし、国も統一言語の英語が話せることが国益になるとの考えでESL(English as Second Language)の特別クラスを小中高大学一般のすべてのレベルで提供しています。またESL教師は英語を効果的に教える特別な訓練を積んでいます。従って、少なくともそのような訓練をつんだ教師が日本で英語を教えた場合、かなりの効果が期待できると思います。 しかし、ESLの訓練を受けることなく、たまたま日本に立ち寄った英語を喋る「外国人」がアルバイトで英語を教えているのも事実ですので、そんな先生に教わる生徒は悲劇ですよね。
次に日本では「英文法偏重」ととかく批判されます。しかし、スポーツと同じで基本的ルールを理解していないとゲームを楽しむことができません。とはいっても評論家・監督レベルの深い知識が無くてもサッカー・野球・テニスなど楽しめますよね。つまり覚えるべき文法内容を理に適ったレベルで優先順位をつけるべきだと考えます。 また知識として習得したものは実際に使う場面がないと忘れてしまいますよね。 日本語でもかなりの単語を「知っている」けど、実際に使える単語は限られています。 日本には英語を実際に使える環境が残念ながらほとんどありません。
また私見ですが、語学の習得は本人のモチベーションによって大きく左右されますし、英語が喋れなくても特に生活に困らない日本においては、一部の方々を除いて英語を喋れることが趣味の域を出ることは無く、今回の試みが大きく育つのか疑問です。
従って、「英語で英語を教えるとなる」ことによる問題点よりも(1)英語の教授法が確立していない、(2)「日本人」が英語の必要性を感じていない、ことのほうが問題なのではないかと思います。
以上です。よろしくお願いします。
コメントありがとうございます.
そうですね.必要性を感じない状態がありますね.
これに限りませんが,「XXが無くても済む」と考えるか,「XXがあれば~ができる」と考えるかの違いもありますね.
英語がわからなくても済むと考える人は多いと思いますが,英語の習得が難しいことの結果として,「酸っぱいブドウ」になっているかも知れません.
No.1
- 回答日時:
意見を言うような立場の人間ではないけれど、議論の口火になれば...
気になるのは会社などで英語嫌いの人が多いことです。また、会社が補助金を出して (多分 native を呼んだりして) 希望者に英語を勉強させても成果が上がらない。補助金を止めようか、などと議論されています。
やはり学校時代にもっとレベルの高いところまで基礎力をつける必要がありそうです。授業時間が限られている以上、個々の生徒が気合いを入れて勉強することが必要と思います。私が高校時代に使った副読本は今では大学の教材だそうで、これではマズいわけです。
教え方についてですが、よい参考書が少なかった昔の英語の先生はそれなりに大変で、日本式英文法が構築されたのもやむを得なかったかも知れないと思います。それが英語教育を遅らせたというのは言い過ぎではないでしょうか。英語の基本の一つは vocabulary と思いますが、文法の授業ならついて行くが、副読本などは嫌がる生徒が多いのではないか。理系嫌いと言われますが、英語嫌いも多いのではなかろうか。英語嫌いはおそらく中学からで、高校では手遅れの意味もあります。
そこを改めるのに「英語で教える」のがどの程度役立つか、これは面白い試みではあります。コミュニケーションという本来の言語の意味が授業で試されるわけで、そのことが生徒に自覚を促すきっかけになるかどうか。
コメントありがとうございます.
「英語嫌い」は多いですね.
これは英語教育が文法の暗記や試験に追いまくられて,何のために英語を学ぶのか疑問に感じながら勉強させられた人に多いのではないでしょうか.英語の魅力を感じる機会が与えられなかったのかも知れません.
たとえば,映画やテレビの外国語映画をそのまま理解できたら,また外国人と気軽に話せたら,と思う人は多いと思います.
英語嫌いが多いから英語は不要とも言えませんしね.
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