架空の映画のネタバレレビュー

 貢献利益の概念がよくわかりません。

「貢献利益は、売上高の増減に応じて比例的に増減する利益である。」
貢献利益=売上高-変動費

 この文章はわかりますが、例えば「貢献利益@500ということは1個売れたら500円ということ」だと教わりましたが、この意味がわかりません。上の文章とどう繋がるのでしょうか?教えてください。お願いします。

A 回答 (2件)

 直接原価計算ではご存知のように略すと「売上高-変動費-固定費=利益」となります。


少し変形すると「利益+固定費=売上高-変動費」となります。したがって
「貢献利益(限界利益)=利益+固定費=売上高-変動費」となります。

ところで仮に

(1)貢献利益>固定費
だとして、上記の式より利益+固定費を代入すると
利益+固定費>固定費 → 利益>0(黒字)

(2)貢献利益<固定費
だとすると
利益+固定費<固定費 → 利益<0(赤字)

(3)貢献利益=固定費
だとすると
利益+固定費=固定費 → 利益=0

という関係が成り立ちます。
したがってこのことから「貢献利益とは固定費を回収し、利益を生み出すことに貢献する利益のことである」と結論付けられます。

つまり(1)の場合、貢献利益が固定費の値を超えている(=回収しきった)ので利益が発生していて、(2)ではその逆になり、(3)では貢献利益と固定費が等しいのですからちょうどその時点で固定費が回収されたことを示しており、利益は0となります。


ですから「貢献利益@500ということは1個売れたら500円ということ」は言い換えると「貢献利益@500ということは1個売れたら固定費は500円回収できる」となり、仮に総固定費が1,000円なら、あと1個売れば赤字にはならないということになります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。勉強になりました。またお願いします。

お礼日時:2003/02/04 21:46

売上高-変動費



この計算式で求めるのは、限界利益だと思いましたが。
貢献利益とは、事業部制における利益計算に出てくる言葉だと思いました。

売上高から変動費を引いて、限界利益を出しそこから部門固定費を引いて
部門利益をだします。さらにこれから本社共通費を除いて貢献利益をだします。

部門利益は人の評価をするときの秤になり、貢献利益は部門の会社全体における評価の秤となります。

したがって、製品別に貢献利益を販売総数で割れば1個あたりの貢献利益がでてくるでしょう。

ご質問の答えとしては、1個売れれば、会社全体に500円の利益をもたらしている、という意味でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。勉強になりました。またお願いします。

お礼日時:2003/02/04 21:46

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