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NFLにRBやWRとして入団するにはどのくらいの身体能力がいると考えられているのでしょうか?意見を聞かせてください。
特に足の速さについて詳しく知りたいです。40ヤードどのくらい必要なのかとか。

A 回答 (4件)

 足の速さは大して関係ありません。

NFLなら 4.6 秒くらいで
走りたいところですが、日本人でも短距離選手ならザラに出せる
スピードです。別に 4.3 秒台がマストではありません。

 日本人の場合、絶対的に足りないのはいわゆるフィジカルであり、
基礎的な筋力です。たとえばNFLコンバインには200ポンド(90kg)
のベンチプレスがあり、RBやWR、CBでも当たり前のように差し
上げています。でも日本人のバックスでどれくらい、90kgを上げられる
人がいるでしょうか?

 また、ベンチプレスやダンベルでは測れない数値に、体幹の強さが
あります。これは当たり負けしない強さの源泉です。体幹が図太い
NFL選手には、RBでも 80kg 未満の選手はほとんどいません。
身長が170cm程度のウォリック・ダンやモーリス・ジョーンズ=ドリュー
でさえ 85~95kgはあります。それでいて体脂肪率は10%前後なんです。

 なので、40ヤード走のように計測できる数字だけでは、必要な
身体能力を説明することは出来ません。さすがに40ヤードが5秒
だったらRBは無理ですが、最低限のスピードを持っていれば
あとはフィジカルとセンスの問題です。
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この回答へのお礼

わかりやすくありがとうございました。
以外でした。4秒3は絶対必要だと思ってましたが。
ベンチプレスというのは体幹の強さも関係しているのでしょうか?いちおう大胸筋ということで。
これでアイシールド21がどんだけぶっとんでるかがますますわかりました。

お礼日時:2009/01/16 01:51

> これでアイシールド21がどんだけぶっとんでるかがますますわかりました。



アイシールド21 自体は、日本の若年層にフットボールの魅力を伝えた
貴重なマンガとして、高く評価されるべきと考えております。キャプテン
翼がサッカー的にはとんでもないストーリーだったのと同じようなことです。

 ただ、40ヤード走の数字に関して言えば、あまりにも数字を重要視
していることに加え、その数字が現実離れしている点は強く指摘したい
ところです。NFL最速レベルで 4.24 とかですから、4.3 が必要など
ということは絶対にありませんし、LB が 4.4 はほぼ無理でしょう。

> ベンチプレスというのは体幹の強さも関係しているのでしょうか?いちおう大胸筋ということで。

 ベンチプレスには、体中すべての筋肉が関係してきます。それこそ
脚力すら関係してきます。重いバーベルを差すには両足で踏ん張って
ブリッジを作るのですが、その際は背筋も腹筋も脚力もフル稼働です。
大胸筋の占める割合は小さくないとは言え、あくまで一部に過ぎません。

 ただ、ベンチプレスのコンテストに出るような人だと、全身の筋肉の
使い方がベンチプレス用になってしまうので、他のスポーツには向かなく
なります。あくまでフットボール的な動きができてナンボです。そして
その動きを数字で計ることはできません。まあどんなスポーツでも一緒です。
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この回答へのお礼

さらに詳しくありがとうございます。
ベンチプレスについて詳しくは知らないのですが、90kgってそんなに大変なんでしょうか?
あと、北京で最強の走りを見せたウサイン・ボルト選手はNFLに入れると思いますか?身長196cm体重86kgと身長にしては軽いところですが、86kgが時速43kmで襲ってきたらとめられる気がしないのですが。

お礼日時:2009/01/18 12:25

> 90kgってそんなに大変なんでしょうか?



 大変ですよ。NFLレベルだと、90kg を1回差せるだけではダメで、
RB や CB でも10回くらいは差せるようじゃないとなりません。
実際、彼らの写真を見れば、いかに腕がズ太いかがわかります。
その腕力でディフェンスはボールを剥ぎ取ろうとするのですから、
ヤワな腕ではすぐにボールをかき出されてファンブルですよ。

> ウサイン・ボルト選手はNFLに入れると思いますか?

 正直なところ、難しいと思います。最大の難点は、フットボールは
コンタクトスポーツだという点です。相手からのブロックやタックルを
受けてナンボのスポーツであり、ケガをしない頑丈さと痛みに堪える
精神力が必要です。フットボールでは「痛みは友」とさえ言われます。

 たとえばWRをやるとしても、ライン上では強烈なバンプを受けますし、
反則ギリギリでユニフォームを掴まれたり、しまいにはキャッチ後に正面
から交通事故さながらのタックルを受けます。陸上選手として鍛えてきた
肉体に、これらの衝撃はあまりにも厳しすぎるでしょう。

 かつてダラス・カウボーイズに、東京五輪 100m 金メダリストのボブ・
ヘイズが入団し、活躍したことがあります。しかしヘイズは大学時代から
陸上とフットボールで二足のワラジを履いており、フットボールの素養が
ありました。ボルトにはそれないので、正直なところ厳しいと思われます。

 実際、未経験者の転向組で成功しているのはキッカーとパンターだけです。
数少ない例外としては、RBクリスチャン・オコイエは大学時代に陸上で
米国に留学し、フットボールに転向しました。これにしても大学レベルで
鍛えられています。また、TEアントニオ・ゲイツは大学時代にフット
ボールをプレーしていませんが、高校まではやっていましたし、大学では
当たりの厳しいバスケットでスター選手でしたから、コンタクトには慣れて
います。コンタクトのあるなしは、かなりの影響があると思われます。
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この回答へのお礼

タイトエンドのバーノン・デービス選手の入団テストの成績みたいのがあるサイトにのっていて、ベンチプレス100kgを33回と書いてあって、そういうのを知ってしまうとどうしても簡単に感じてしまいます。
確かに腕にしろ胸にしろ背中にしろぶっ太いですよね。僕はレジー・ブッシュ選手が好きなんですが、彼の筋肉には男ながら惚れてしまいます。

本当に分かりやすくありがとうございました。ますますアメフトに興味を持ちました。

お礼日時:2009/01/19 21:24

私はアメリカの高校でDLのスタメンでした。

ワシントン州ではかなりの強豪(州ベスト8)でしたので、元NFL選手のコーチなども2人いました。

>これでアイシールド21がどんだけぶっとんでるかがますますわかりました。

確かに日本の高校生としてはぶっとんでいますがアメリカでは、特にNFLではそうでもありません。現に私のチームには18歳でベンチプレス180kg、40ヤード走4.4秒、体重90kg、身長186cm、スクワット220kgできる選手がいました。アメリカ南部の方に行くとこれぐらいの選手も増えてきます。

NFLのWRになるには40ヤードを4.4秒ほどで走るのは絶対条件です。ベンチプレス100kgを20回以上、身長も185cm以上は欲しいですね。しかしそれ以上にキャッチ力、QBとのコンビネーション、ラウトランニング、CBを振り切れる技術など色々な要素ですごい結果を残して初めてプロに仲間入りできます。
NFLのLBにタックルされたらそれはもうダンプトラックにはねられたような感じです。レジー・ブッシュやテレル・オーウェンズ等すごい筋肉質の選手達はボディービルダーと違い見た目以上に機能性に優れているのです。

>ベンチプレス100kgを33回と書いてあって、そういうのを知ってしまうとどうしても簡単に感じてしまいます。

日本人でフラットベンチプレス100kgを33回できる人はオリンピックの重量級ウェイトリフターでも殆ど(もしかしたら一人も)いません。普通の日本人が5年鍛えて100kgが基準らしいです(日本のジムに行った事がないのでわかりませんが)。とにかく33回できるのなら少なくともマックス1REPは180kg以上です。しかしベンチプレスは殆どフットボールに関しては実用的ではないので、一概にベンチプレスで選手の身体能力は判断できません。

ついでに言いますがウサイン・ボルトがブライアン・アーラッカーにタックルされたら多分5mぐらい吹っ飛びます。ボブ・サップでさえNFLでは2軍すらは入れませんでした。
NFL選手達は世界でもっとも総合的に運動神経が優れている人たちですし(QBとキッカー以外)、怪我でリタイヤする人も多くいます。ちなみにアイシールドの進みたいに片手でタックルしたりするのはどんなに力が強いプレイヤーでも絶対に無理です。腕が折れます。ちなみに4.2秒で40ヤード走れるなら100mも9秒台で走れます。
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