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 消費税増税や定額給付金はどうして行わなければならないのですか?
反対派の方の意見・賛成派の方の意見をお聞きしたいので、中学生でもわかる言葉で教えて下さい。

A 回答 (5件)

景気というのは。


仕事や投資でお金が入ってくる「収入」と、お金を使う「支出」の
サイクルのスピードのことを言います。

早いほうが景気がよい。
遅い方が景気が悪いということになります。

例えば、私たちは、お祭りに行くと、屋台で焼きトウモロコシを
買いますよね?
安く買おうと思えば100円でトウモロコシを買ってきて、自宅で
焼けば食べられるのに、屋台の100円の人件費で加工したものを
600円でも買って、食べてしまいます。
これは、祭りの雰囲気がノリが良くって楽しいからですし、友達も
一緒に食べるからです。

このように、市場の「祭り気分」が盛り上がりますと、みんなは
お金をたくさん使い、みんながお金をたくさん使うと、屋台は
儲かるのでますます出店が増え、踊る人が増え、祭りは豪華になり。
ノリもよくなって、祭りに携わる人が更に増えると。
また、屋台の人も更にたくさんお金を使うようになり、雇用を生み
お金の収入、出費の循環が加速。みんなが将来もお金が儲かるのでは
と希望を持ち、更にお金を使い、とても活気ある好循環を生みだし
ます。コレが好景気ですね。

ところが、その祭りの大スポンサーであります、リーマンという
超大手の金融会社がお金の操作に失敗してしまい。
祭りから撤退してしまいました。
100年以上も祭りに出資をしてきたので、そこからお金を借りていた
屋台も多く、つぶれる店が増えました。
店がつぶれると、祭りは寂しくなり、だれも屋台でお金を使わなく
なってきました。すると屋台はさらに減り、仕事が減り。
祭りに参加する人が減り、更に祭りの規模が縮小する。
…というのが不景気です。

このように、お金の循環は極端に悪くなりすぎますと、祭りの
参加企業も、お客様も、どんどん仕事が減り、お金を使わなくなり、
ますます仕事が減るので、このままではお金の流れが止まってしまい
ます。

こういうどうしようもない悪循環に見舞われてきたとき。
国が意図的に大きな仕事を作ったり、紙幣を大量に発行することで、
流れの悪くなったお金の動きの、一番最初の動くきっかけを作り出
そうというのが、定額給付金。

一方で。
「皆がお金を使わない理由」は、皆に将来の不安があって。
年寄りになってもお金に困らないようにお金を貯めるという行為を
しなくてもいいように、(つまりお金をもっと使ってくれるように)
あらかじめ税金を多めにとって、老人になってからの生活保障を
今以上にもっと手厚く見よう…というきっかけが消費税増税です。
(※少子化のため、高齢者人口構成比が多くなって、お金が足り
  なくなってきているのも原因)

賛成派の意見は、主に上記の意味と解釈している人。

反対派の意見は、定額給付金であれば。
・貨幣流通量を増やすと言う意味では、一人12000円では少なすぎて
 皆がお金を気前よく使わず、景気回復にあまり貢献しないのでは
 ないか。そんな中途半端な事をするなら、そのお金で女性の社会
 進出を助けたり(養育費や教育費を充実し子どもを生みやすく
 する)、更に今までの景気対策のように道路や鉄道を造ったり
 (地方経済に貢献。作ったインフラは新幹線のように50年以上も
 将来に役に立つ)、新技術の開発(環境、新材料、新医療、宇宙
 開発)、観光産業の発展(日本の観光収入は最近結構多い)
 そのほか諸々に使おうよという考え方。
・貨幣流通量を増やすと言う意味では、20万円ぐらい配っちゃえば
 いいじゃないという考え方。
 (貨幣流通量を増やしすぎると、「円」の価値が薄れるので、
  皆さんの貯金の価値が目減りする。)
・消費税増税は、いきなり上げると、物価が上がるのでますます
 皆がお金を使わないのではないか?
 特に企業の負担が大きいとつぶれる会社が増えないか?
 しごとがなくならないか?
・そもそも今までの消費税も無駄遣いしていないか?
 先に無駄をなくすべきではないか?

こういう流れだと思います。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
例えをつかって詳しく回答して下さったのでとてもわかりやすかったです。
私はまだまだ政治についてよく知らないのでこれから勉強していきたいと思いました。^^
 詳しく回答して下さってありがとうございました!!

お礼日時:2009/01/28 19:43

 私は消費税増税には条件付賛成、定額給付金はもっと早く、もっと沢山のお金を使うべきだったと思っています。



・消費税増税
 国にお金が無くたくさん借金している事と、お年寄りが増えたり子供が少なくなっている事をなんとかするためにお金が必要だからです。

・定額給付金
 景気が悪いというのはお金が無い、という事ではありません。“お金を稼ぎにくくなっているのでなるべく使わないでおこう”と皆が思っている状態の事を言います。お金が稼ぎにくいという皆の考え方を変えないと皆がお金を使ってくれません。だから政府がお金を皆に上げてお金を使うようにするのが定額給付金の考え方です。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
景気が悪いのはお金がないからだと思ってました。
お金をみんながあまりつかわなくなっているから景気が悪くなっているんですね。
 詳しい回答ありがとうございました!!

お礼日時:2009/01/28 19:54

消費税増税は、何に使うのかが現在明確ではないので、それによって意味が違ってきます。

ある人は積み上げられた借金返済のためにと発言し、ある人は社会福祉の充実の為にと発言しており、目的内容によって増税の意味は変わってきます。

定額給付金は減税政策です。景気が悪化したとき国民の負担を軽減させる事で景気を刺激し、金回りを良くしようという政策です。大昔は国の家計が厳しくなると当たり前のように増税していましたが、近代になり大多数の資本主義国では景気が悪くなるとお金の流れを良くする事を目的に減税政策が行われます。
これに対する反対派は、反対する立場を守らなくてはいけない人たちと、減税の意味が分からず「バラマキであり選挙対策の金銭買収だ」として、それが自分たちの納税した税金によって行われると思いこんでいる 操り人形です。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございました。
定額給付金はそんなに悪くない政策なんですね。
操り人形にならないようにしっかり考えていきたいと思いました。
 詳しい回答ありがとうございました!!

お礼日時:2009/01/28 19:49

消費税増税:お金が足りないから手っ取り早く集めるには消費税の税率を上げる。


定額給付金:麻生内閣の目玉のつもりが、12月の年末にも給付ができずいまさら選挙のバラまきにも安すぎる。(早ければ年末の給付で中学生もうれしかったはずです。一般国民も同じです。)
結論:国会議員は自分たちの仲間作りのために役人(公務員)の言いなりになり、自分たちの利益と見栄のためだけに、「あいつら(国民)から金を巻き上げてわしらが生きていければいい」と思っているのが今の姿でしょう。自分の地位のことが一番、お金が2番、国民生活どうでもいい。
究極結論:今の行政(内閣)では明日の日本を考えている大臣はいない。残念だけど国民が変わらないと日本はだめになる。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございました。
今の行政は日本のことをしっかり考えている大臣は少ないんですね。
ちょっと悲しいです…。
 くわしく回答して下さってありがとうございました!!

お礼日時:2009/01/28 19:34

消費税:不景気なのに払いたくない


  
   :国自体は借金まみれだという


定額:公明党の選挙費用といううわさ
   一万円ぐらいで、どう景気が変わるという一般市民の気持ち
   だからやめろと言っている。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
わかりやすく答えて下さってありがとうございました!!

お礼日時:2009/01/28 19:29

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