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こんにちは。
乳幼児の後追いについてです。



1.赤ちゃんは、あるときから、母親に愛着を持つようです。
  この愛着は、なぜ、どのようにして発生するのですか。

2.赤ちゃんは、あるときから、母親の姿が見えないと
  不安がって泣くようです。
  この不安は、なぜ、どのようにして発生するのですか。

3.赤ちゃんは、ハイハイなどで移動ができるようになると、
  母親の後を追って積極的な働きかけをするようです。
  この行動の目的はどのようなものですか。
  一般的に母親はどのように赤ちゃんに対応しますか。

4.(一番知りたいのはここなのですが)
  赤ちゃんは、あるときから、後追いをしなくなるようです。
  なぜ、どのような経緯で後追いをやめることができるのですか。

5.後追いが、あまりに長期間に渡って続く場合、
  母親に、あるいは赤ちゃんに、
  どのような問題が発生すると考えられますか。
  またその問題にどのように対処しますか。


「育ち方」を知るための質問です。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

改めて質問に答えようとすると、「えっ」となってしまいました。

分かっているようで、答えようとすると難しいです。いろんな本を読んで説がごちゃ混ぜになったり、自分の独断が入り込んだりしていると思いますが、ご了承ください。

1、愛着について
人間が一番安定するのは、母胎の中だと言われています。羊水の中に胎児が浮かんでいて、外界の刺激は母親によって守られています。そこは安住の地です。成人でも母胎回帰で、寝相が丸まるって寝る人はそれが強いと言われています。そのような安定したところから、出産によって
いろいろな刺激がある外界に突き放されます。新生児は自分を守ってくれる人を求めようとします。よく大学の一般心理学で、猿の赤ちゃんが金網でできた猿の母親とタオル地でできた母親とではどちらに行くかという実験が紹介されています。母親にどうして強い愛着を示すかと言うことですが、人の顔の認知は生後2~3ヶ月から分かるそうです。6ヶ月頃になると見慣れた人だけに笑顔をするようになり、8ヶ月頃になると人見知りするようになり知らない人は泣き出してしまいます。どうして人見知りするかというと、母親が授乳するときに、話しかけたりスキンシップしたりします。そうすると、母親と他の人との顔の弁別ができるので母親以外の人は不安を感じ泣き出してしまいます。お腹が空いたりおしめが濡れたりしたときに、そのような乳児の信号をタイミング良く応えてくれる人、敏感に反応する人に愛着を感じます。詳しくは、このことを唱えた「ボウルビィ」、「愛着」「アタッチメント」で検索すると出てくると思います。

2 母親の姿
赤ちゃんは一人では何もできない存在です。母親に衣食すべて頼っています。いわば母子一体です。その母親が見えなくなると、生命の危機にも陥るので、不安になると思います。また、不安という感情ですが、感情の始まりは、新生児は「興奮」、3ヶ月で「快」と「不快」、6ヶ月で、「おそれ」「嫌悪」「怒り」、12ヶ月で「得意」「愛情」と分化していきます。

3 ハイハイ
ハイハイをする前の乳児は、ただ寝ているだけです。しかし、知的好奇心は旺盛です。それで、視界に入るものは目で追おうとします。しかし、視界に入る世界は限られています。それが、自分でハイハイして移動できるようになるというのは、画期的な躍進です。自分で見たいもの、自分で触りたいものを自分でできるというのは大変うれしいことだと思います。寝ているときは母親が用事があって行ってしまったときは、我慢していなければなりません。ハイハイができれば母親の後を追って行くことができます。

4 後追いの消滅
ある時期から母親が見えなくなっても後追いをしなくなります。それは、そのような不安になったときに自分の身体の一部を触ったり、寝具などを触ったりして不安を解消さます。それを移行対象と言うそうです。その移行対象も言語の発達などで、消滅するそうです。移行対象の良い例として、スヌーピーに出てくるライナスがいつも毛布を持っているものです。

5 長期の後追い
後追いするのはいつまでも母親と一緒にいたいという母子一体感です。それが脱却できない場合は、保育園、小学校などに入ったときに、母親と離れるのをおそれて母子分離不安になり、不登校になる場合があります。

この回答への補足

hipotamaさん。こんばんわ。
ご回答ありがとうございます。

>改めて質問に答えようとすると、「えっ」となってしまいました。
:そうなんですよね。(― .―;)
きっと母親(あるいはその役割を果たす大人)による「何か」によって、
子どもがその中から「何か」を会得・獲得・習得するのだろう、
そんなふうにして「育つ」ことができるのだろう、ということは
ぼんやりとは分かるような気もする…ような気もしていたのですが。

>人間が一番安定するのは、母胎の中
:納得です。
ところで、ここから出たときに、
「痛い」「ハラ減った」以外に、すでに「恐怖」ってのはあるのか、
あるとして、どのようにして「恐怖」が消えて、
「母胎の外」という環境、つまり「生きている」という状態に
慣れていくことができるのだろうか、ふと疑問に思いまして。

>成人でも母胎回帰で
:なるほどです。みんな多少は持ってるんじゃないかと思います。
「ひきこもりたい願望」みたいなもの。
個室ビデオ店なんかも繁盛してるみたいですし。

>金網でできた猿の母親とタオル地でできた母親とではどちらに行くか
:お。見つけました。
金網のサルからはお乳が出る、
だからハラが減ったときは赤ちゃんは金網のサルのところに行く、
だけどそれ以外のときは、ほとんどタオル地のサルのところにいる、
というやつですね。なるほどです。

>乳児の信号をタイミング良く応えてくれる人、
 敏感に反応する人に愛着を感じます
:なるほどです。
「愛着」というのがなぜ発生するのかにも疑問をもっていました。
「さわってもらう」「欲求に応じてもらう」「声を送ってくれる」
というような「快」のようなものが「愛着」につながる、ということですね。

>「ボウルビィ」、「愛着」「アタッチメント」で検索
:ありがとうございます。よく見てきます。

>母親が見えなくなると、生命の危機にも陥る
:なるほどです。

>ハイハイができれば母親の後を追って行く
:そうですね。移動ができて、「自分から」働きかけることができる、
というのは画期的なことですね。
このとき赤ちゃんはどんな感情を持って後追いをしてるんだろうか、
ということも、ふと疑問に思いまして。

>移行対象
:そういえば、お気に入りのぬいぐるみ、お気に入りのタオル、
おしゃぶり、自分の指を吸う、いろいろありますね。
自分を喜ばせるものを、赤ちゃんが、いろいろ見つけたということですね。

>後追いするのはいつまでも母親と一緒にいたいという母子一体感
:このとき赤ちゃんに足りないものは何なんでしょうね。
充分な後追いによる「安心」?
移行対象である、いろいろ?

突っ込んですみません。
しかも長くてすみません。

参考になりました。
ご回答ありがとうございました。

補足日時:2009/02/05 23:04
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
お礼が長すぎたようなので(^_^;)、上の欄に書きました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/05 23:06

心理学的な回答というよりは経験からの回答ですので、参考にならなかったらスルーしてください。



1 他人と母親の違いを認識できるようになるころから始まる
2・3も1と同じ理由
(母親が自分にとってより大事な存在であると気づいている)

4 トイレなどで母親が少しの間見えなくなっても永遠にいなくなるのではなく、
用事が済めばまた戻ってくることが理解できるようになるから。
赤ちゃんが気の済むまで十分「後追い」をすることで母親との間に信頼関係ができ
不安が取り除かれる、とされています
http://johnsons.jp/baby/qa03.html

5 個人差はあるでしょうが、時期が来れば「後追い」必ずなくなります。
2才や3才になっても後追いする子はいないのでちょっと考えられませんが、
先に書いたように後追いされて無理に引き離そうとする状態が続けば「信頼関係」がなかなか構築されない
──ということはあるかもしれませんね。
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この回答へのお礼

おはようございます。
子どもは「なぜ【育つ】ことができるのか」疑問に思って質問いたしました。
経験者様からのご回答ありがとうございます。

>また戻ってくることが理解できるようになる
:なるほどです。
1年そこらで理解できてしまうなんて赤ちゃんの理解力ってすごいですね。

お礼日時:2009/02/02 09:57

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