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どなたか育成学級の教職員の任命についてお教え下さい。
現在、私の子供は自閉症と診断され育成学級に通っている1年生です。通っている学校では育成学級に行っているのは一人だけのため現在教職員は非常勤の方お一人です(育成学級はH20・4月から校長先生が私の子供が入学対称だからと言って作っていただいた学級です。地域的に全校生徒が25名程です)。先日、校長先生より育成学級の先生は非常勤の為、1年契約となっているということで、もしかすると担任が変わるかもしれないとの事でした。しかし、自閉症の症状として関わりを上手く持てないということが担任の先生と話をして状況も分かっており、入学し1・2年生は出来る限り同じ先生で担任をしていただいている方が、本人にとっても安心して学校に行けると思うのです。新しく先生が変わるたびに本人なりに人間関係を築き上げていく精神的負担を考えると、もう1年は同じ先生が良いと考え、その思いは校長先生に伝えました。今回の校長先生からの話では、ご家族がどのように考えておられるのか聞きたい、ということと、今の時期は教育委員会が教職員の異動の検討の時期である為お聞きしましたと言うことでした。家族の希望を聞いていただくのであれば、もう少し早いタイミングで話をいただける必要があったということ、また、非常勤職員は1年契約であることを、入学前でなく何故今頃になって言われるのかが理解できません。1年で非常勤である為に毎年次の担任は誰かということを考えると、不安があります。もし最初に1年契約ということであれば、他の地域の育成学級がもともとある所へ行っていた方がまだ安心することができたのではないかと思っています(他の地域では育成学級を何年も前からやっておられ職員も非常勤ではなく常勤としておられるため、異動はあっても1年で変わられるという気持ちの面では本人にとって安心できたと思われます)。
実際にお子さんが自閉症と診断されておられ、同じような状況になればどのように思われますか?学校側の対応・親としての対応等お聞かせ下さい。

A 回答 (2件)

#1です。

追加ありがとうございます。
そうなると,この「育成学級」なるものは,正規の特別支援学級ではなく,お子さんがクールダウンをする部屋だということです。つまり,根拠のある設置基準に基づいて作られたものではなく,「生徒指導室」や「会議室」と同じような位置付けになります。

そのクールダウンするための臨時の部屋を,お子さんの障害の程度によって常設的な指導をする部屋として「育成学級」という名称を付けて用いている,というのが正確な事実関係です。

この状況ですと,同じ問題は毎年起こります。極端な話,加配の方が無くなる=「育成学級」事態が無くなることもあり得ます。

そして,これは学校の責任でどうにかなるものではありません。完全に教育委員会の専管事項です。逆に言えば,校長をいくら責めても,学校と交渉をしても意味がないということです。

以下に理由を記します。多少苦い話もありますがお読み下さい。

現在の,特別支援制度では,普通学級に障害を持った児童がいる場合,特別な支援を行うことが定められています。
そのために,加配の方がお子さんの学級に配属されているわけです。しかし,そもそも「加配」というのは,教員に過員があるから出来る話です。実際には,正規採用の教員に過員はありませんから,このような「加配」を行うとすれば,非常勤を雇用するしかないのです。

そして,何人の非常勤を採用するか,採用した非常勤をどの学校に赴任させるかは,(予算との関係で)教育委員会が決めることなのです。どの学校でも,「加配」は欲しいのが本音です。ですから,教育委員会は,それぞれの学校の状況(実際には在籍する障害を持った児童の数や程度)をにらんで,「加配」先を決めます。

いずれにしろ,非常勤職員ですから単年度契約ですし,翌年契約するかどうかは,教育委員会の予算の問題もあるでしょうし,ご本人(非常勤の方)の都合もあります。つまり,校長さんが言ったことは嘘でも大げさでもなく事実なのです。

ところで,「加配」の【方】と私が書いているのは,意味があります。このような非常勤の職員は,実は教員免許を持っていない場合も多いのです。身分としては制度上「介護員」ですから,誰でも応募できます。また,仮に持っていても,ペーパーで特別支援に関しては全くの素人,という方が普通です。

そもそも,教員免許を持ち,特別支援の経験がある人は貴重品です。時給1500円程度では働きません。最低限でも3000円です。

そこで分からないのが,ご両親が教育委員会・学校と話をしたときに,どのようなお勧めを受けたか,という点です。療育の先生の見解はともかくとして,教委・学校はこのような現実を踏まえて話をしているはずです。

「他の地域の育成学級がもともとある所」というのは,おそらく正規の特別支援学級でしょう。その場合,先生は正規採用の先生ですし,特別支援についても素人ではありません。もちろん,先生の数も普通学級とは段違いですし,先生とは別に介護員もいます。

お子さんの発達を考えたときに,どうするのが良いのかは,お子さんを見ていない私には何とも言えませんが,お尋ねの事実関係については
・学校の責任ではないので,校長を責めても意味がない
・今後も毎年同じ事が起こる
・かりに「加配」が確保できても質の保証はない
という点は,覚悟をしておく必要があります。
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親御さんの立場からするご不満は理解できます。

が,このお話について回答する前提として,いくつか分からない点があります。

1.「育成学級」ということですが,これは正規(学校教育法で認められた)の特別支援学級なのでしょうか? それとも学校がお子さんのために臨時に設置した,別教室なのでしょうか。

学校・教育委員会は,質問者さんのお子さんのように「特別な支援が必要な児童」に対して「加配措置」として,非常勤の先生を派遣することがあります。この特別加配の先生を「どのように」使うかは,学校の裁量範囲です。

例えば,普通学級でお子さんの授業を受けさせ,それをサポートする個別指導という形で付けることもあります(LDなど軽度発達障害の場合はこちらが多い)。或いは,障害が重く,通常の授業では対応できないということであれば,別室を用意し,別カリキュラムで個別対応をすることもあります。

お子さんの「育成学級」がそのような性格のものである可能性はありませんか?

2.入学時点,就学時健診の時点でどのような話を教育委員会・学校とされましたか?

お子さんの学区の学校に特別支援学級が無ければ,教育委員会は,それが設置されている学校への通学を勧めるはずです。特に重度の自閉症なら「職員も非常勤ではなく常勤としておられる」専門の学級の方が子供の発達についても,効果的なことがはっきりしています。

ところが,しばしば見聞きするのですが「何が何でも地元の普通学級」ということで,強行突破をされる親御さんがいる。かりに,その勧めを振り切って学区の学校に通学されているのだとしたら,1の質問に戻りますが,きちんとした「特別支援学級」ではなくお子さんの個別対応のための臨時措置である可能性が高い。

上記2点がはっきりしないことには,正直回答の方向性が出ません。

この回答への補足

追記:回答者:hukuponlogさんのご質問について

1.「育成学級」ということですが,これは正規(学校教育法で認められた)の特別支援学級なのでしょうか? それとも学校がお子さんのために臨時に設置した,別教室なのでしょうか。

※上記1.についてですが、基本的には普通学級で学んでいますが、やはり集中力・本人にとって理解が難しいことになるとその場での授業は難しいので、集中が途切れたりすると別室に育成学級とされている教室にて個別で授業を受けています。

2.入学時点,就学時健診の時点でどのような話を教育委員会・学校とされましたか?

※上記2.についてですが、入学時は学校側と療育に行っていたので担当の先生とで話をし、普通学級でも行けるであろうが育成学級の準備が可能なのであれば、落ち着ける場としてあれば良いのではないかということも話していました。小学校側は、入学の1年以上前より保育園での状況等を聞きにこられたり、見に来られたりはされていました。

補足日時:2009/02/16 13:02
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