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地銀、信金などの金融機関の財務体質が健全かどうかを見るとき、貸借対照表や損益計算書のどの数値に着目するとよいのでしょうか?

自己資本比率は見るようにしてるんですけど、他にこんな指標をみると良いというのがあれば教えてください。

(ちなみに、一般企業の場合は他に流動比率、当座比率、株主資本利益率、総資産利益率などを見た方がいいみたいなのですが、金融機関の場合もこのような指標は参考になるのでしょうか?)

A 回答 (1件)

金融機関は資産も負債も金銭債権で成り立っていますから、流動比率をみても意味がありません。

当座比率も同様です。

健全かどうかは、自己資本比率のほかに
・不良債権比率
がポピュラーと思います。不良債権比率の定義にもいろいろ種類があります。たとえば「銀行法上の不良債権」と「自己査定による不良債権」とか。

儲かる体質かどうかという観点からは
・預貸比率
・総資金利鞘
・業務純益に占める役務収益の比率
も参考になります。預貸比率は預金残高に対する貸出金残高の比率です。これが低い銀行はあまった資金を有価証券に投資するのですが、その利回りは貸し出しよりずっと低いので儲からなくなります。総資金利鞘は運用金利と調達金利の差額です。これが小さい銀行は粗利が薄いということです。3番目の指標は、利益に占める手数料ビジネスの割合をみるものですが、これが高いと信用リスクが小さいため商売が安定していると考えられます。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり大変申し訳ございませんでした。

大変丁寧に教えてくださりとても参考になりました。

電卓たたいて計算してみたいと思います。

お礼日時:2009/03/09 22:38

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