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北朝鮮の人々って金総書記に「万歳!万歳!」と言いつつ
心の中では金総書記の政治方法や指導力に疑問を持っている人も
多いと思います。なのに何故国内でクーデターや革命などが
起きないのでしょう?
クーデターなんて側近達が協力すればすぐ出来そうなのに…。
すごく疑問です。
みなさんの意見が聞きたいです。

A 回答 (4件)

まず,民衆の側にクーデターを起こして政権奪取をする力のあるような勢力が生まれないのは理解できると思います.情報操作,執拗な監視と苛烈な弾圧と経済難・食糧難のためですね.



クーデターを起こす側の立場になって考えてみましょう.
クーデターを起こす側にとって大事なのは,前政権を打倒することよりむしろ政権を取ってからそれが維持できるかどうかです.
歴史をみると,クーデター側が軍事力を持っていたり,他国の後ろ盾がないとクーデター後の政権維持ができません.
金正日は軍隊の親玉であります.軍隊の上の人はいろいろと甘い汁を吸っています.既得権益を棄ててまで危険な橋を渡りたくないと思う人が大半でしょう.
また,新政権になったときに,現政権での自分の罪(腐敗など)を厳しく問われることを恐れる人もたくさんいるでしょう.みんな一斉に蜂起して新政権側になれば良いのですが,そんな多数派工作ばれないはずがありません.ばれたら一族郎党極刑は免れないでしょう.自分だけならまだしも,愛する家族や親戚の犠牲も厭わずに行動する人はそうはいないでしょう.
国内から起きないのはこういう理由からだと思います.
クーデターを起こさせないための仕組み作りは上手いと思いますよ.金正日って言われているほどバカじゃないですから.
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この回答へのお礼

そうですね!
クーデターを起こす事より、クーデターを起こした後の
政権維持の方が、確かに大変なような気がします。
指導者が自分に代わって、みるみる経済・景気がよくなればいいけど
モタモタやっている間に、残った金さん一族派とか、別の権力争いに
出てきた人に暗殺とかされちゃう可能性もありますよね。
あの国を復興・まとめさせるのは確かに難しそうです。

お礼日時:2003/02/19 00:49

実際、クーデターは起こった事はあります。

僕もテレビで見たんですけど、北朝鮮の特権階級、それも金日成に近いある人が大学時代に教授と口論となり、その結果左遷させられ、クーデターを起こしました。
口論をいうのは、その人が、教授に「なぜ市場経済は発展するのか」だったと思います。翌日彼は、大学を退学処分され、重労働されられる身となりました。

そこで、彼は金日成に不満をもっている人ら、約10人をだったそうですけど、クーデターを起こしました。それも、金日成の肖像画を焼いたりしたそうです。
彼らが、起こしたクーデターで一番大きなものは、金日成の誕生日の祭典の為の楽器を壊し、妨害した事だそうです。
その後彼らは、つかまり死刑に。 生き残った人は、クギを飲み入院し、その後、スキをみて脱北したそうです。

側近たちが協力すれば、とおしゃりますが、北朝鮮の体制は特権階級には居心地がいい所ですから、クーデターをおこそうと考えないでしょう。
金総書記は、自分の周りには信用できる人しか置かないとも聞きますし。
それに、クーデターは即銃殺ですから‥‥決死の覚悟がなくては。
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この回答へのお礼

このような状態になっても、やはりまだ側近達には
居心地いいのですね。
じゃぁ、クーデターなんてとんでもないですね。
「明日アメリカと戦争だ!!」って金さんが言っても
やはり誰も止めないのかな? …でしょうね。
ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/19 00:58

日本の戦前、ドイツのヒットラーの時代、ソ連の崩壊前、今のイラクとかもそうでした又は、そうですが、独裁政治下では、密告制度があり、集会の自由が認められていません。



ですから、集まって協議すると、本人だけじゃなく、家族親戚も捕まる、殺されるって、恐怖があるわけです。
悪口を言うだけで、監獄行きとか、厳しい管理化に置かれています。

側近は、今は権力の中枢にいるわけですから(何も失敗がない、今の生活が保障されている間は)、居心地がいいので、又、今のままでいいと思っている人が、側近ですから、クーデターをやりたいとも思わないでしょう。
今、亡命して来ている人とか、脱北者は、このままでは殺されるとか、失敗をして責任を取らされそうになった人たちが、大半ですので。
今はまだ側近の人は、今の生活がいいから、そのような考え方はしないのです。
ですから、なかなか、うまく事は運べないようにしているわけですよ。
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この回答へのお礼

そうなんです。今までは側近達も「居心地がいいから…」と
独裁的な体制でも大人しくしていたのは理解できます。
逆らうと収容所行きだし…。
でも戦争を引き起こそうとか、戦争になって負けそうになった時
核乱射で自滅行為もしかねないこの状況では、
側近達も身の安全が保証されなくなる訳で、そこまでになっても
軍関係者とか側近・工作員など金書記長に近い、反乱(クーデター)
可能な人々がよく大人しくしてるなぁ~って思ったのです。
やはり側近のみなさんは、金さんの為にはアメリカとの戦争も
やっちゃう覚悟なのかしら…?
ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/19 00:41

クーデターの前に問題があるからだと思います。


ご存知だと思いますが、北朝鮮のほとんどの人は食糧不足でクーデターを起こすような力が無いのです。
それに加えて上の者はストーカーのように監視を続けています。
だから、本当にクーデターを起こしたいひとは脱北をし、国外から活動を始めます。
実際vavinさんがおっしゃるようにマンセー国家に疑問を抱き内心自国を嫌う人はすごく多いようです。
人権の無い国には無理なことがいっぱいですね。
20歳の大学生より。
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この回答へのお礼

食料不足で深刻な飢餓状態にあるのは平壌市民以外が多いですね。
飢餓状態の人には革命は物理的にも体力的にもムリだと思います。
平壌市民の方は特権階級だったりで学校や大学にも通っているくらいだし
ちょっとは社会常識的な知識とかもあって「このままでは
いけない!」って思って反乱(革命)とかしないのかなぁ~って
思ったんです。
監視役?も一丸となっての革命はやはりムリなんですね~。
(ちなみに、国民や市民などの庶民の反乱は‘革命’なんです。
 ‘クーデター’は別の意味です。うまく説明できませんが…)
ご意見ありがとうございました。 

お礼日時:2003/02/19 00:28

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