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文武両道といい、武文両道といわないのは、周の文王の息子が武王だったからでしょうか?

A 回答 (1件)

文武両道(文武二道、文武二輪、文武一徳、文武不岐、文武両全などという言い方もあります)とは、「学問と武芸の両方」という意味で、文武の相互作用の重要性を表しており、文王と武王は関係ありません。



蛇足ですが、学校の校訓や一般生活における表現では、「文」を勉強(主に受験勉強)、「武」を部活(主に体育会系)に例え、「勉強と部活の両立」と解釈することが多いですが、これは元の言葉を現代風に噛み砕きすぎて、軽くなってしまっている、と私は嘆いています。

むしろ、「文」は計画力・知性・教養・良識、「武」は実践力、と解釈する方が教育的だと思います。

ちなみに、「文」と「武」を合わせた「斌」という漢字もあるそうです。これは「外面の美しさに内面の実質が伴ってよく調和している。ほどよくうるわしい」という意味だそうで、これこそ文武両道の本質だと思います。

いずれにせよ、武文両道ではなく文武両道というのは、右左ではなく左右、悪善ではなく善悪、暖寒ではなく寒暖、否安ではなく安否、外内ではなく内外、満干ではなく干満、凶吉ではなく吉凶、旧新ではなく新旧、緯経ではなく経緯…などというように、単に語呂の問題だと思います。
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