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動物の中で「恋愛」をするのは人間だけのように思います。
繁殖以外を目的として「付き合う」や「(法的ではなくても事実上の)婚姻生活を継続する」ということをする生物は他にいますか?

私は子供が欲しくないので避妊をしていますが彼とは性交渉があります。
この先も子供は望まないので結婚した場合は私が子宮リングを入れるか相手がパイプカットをする予定です。
つまり繁殖以外を目的として異性と「付き合って」います。

多くの動物には発情期があり、その期間に繁殖を目的として性交を行い、それ以外の時期は特定の相手と連れ添うことはないと思います。
しかし人間には発情期がなく、年間を通して性交が可能です。

私は人間は動物の一種であると考えているため、人間に発情期がないことや、人間だけがする「恋愛」というものが(自分もしているにも関わらず)異常に思えます。

最近は「恋愛」というものがどうも胡散臭く、社会によって(主に商業目的で)作られたシステムであるように思えてきました。

また、野生動物の場合決まった時期に出産→成長→発情→繁殖するのに対し、人間の場合幼すぎる時に妊娠してしまうケースがあります。
人間に飼われている犬や猫も同様です。
これは人間の生活そのものが異常だからではないでしょうか?

私は「人間と動物は違う!」という意見には反対ですので、生物学的に
1.「恋愛(付き合う?結婚)」をするのは人間だけか
2.そうだとすればそれはなぜか。動物として異常でないのか。
3.一般的に言われる「恋愛」というものは本当に存在するのか(社会による洗脳ではないのか)
教えてください。

A 回答 (12件中1~10件)

こうは考えられないでしょうか?



動物というのは、みんな自然界の現象と反する行動をしたくなる。
人間もそのうちの一つでしかない。
つまり、「恋愛」をするのは人間だけだったとしても、それは動物として異常ではない。他の動物も「恋愛」とは違う形で他の種族と違う行動を取っている。
どんなに異常行動をしても、それ自体が動物として通常の行動でしかない。

素人考えですが、これなら納得いくんじゃないかなと。
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 再度Jagar39です。



 ペンギンの話は私は知りませんが、それは繁殖期以外の「受胎の可能性がない時期」での交尾ではないでしょう。その交尾で受胎するのであれば、それは単に生殖に関わるひとつの儀式の過ぎず、性行為自体が生殖以外の目的を持っている例にはカウントできないでしょう。

 また、「性行為のあとには出産と子育てが待っていることを、その生物は知っているのか」についてですが、子育て中のメスがオスを拒否するのは、単独生活の肉食獣に限らず、むしろ多数派です。子育て中でもオスを受け入れる動物の方が少ないです。

 でもそれは、彼女たちが「知っている」からではないでしょう。
 子育て中のメスは性周期が動かず、発情が来ません。ヒトですら出産してしばらくは生理が来ない人が多いですから。それは授乳と関係があるらしく、多くの動物種では授乳中は性周期が動かないことが報告されています。ま、手がかかる子がいるのに次の子を妊娠するのは得策ではないですからね。

 そしてヒョウやチーターに限らず、ほとんどの動物では発情期以外ではオスを拒否しますが、それは「知っている」からではなく、単に発情しないから、です。
 だからこそ、ライオンが新しいプライドを所有した時、そこにいる子(つまり前のリーダーオスの子)を皆殺しにする、ということが起きるわけです。子を殺されたメスは授乳が止まりますから、早期に発情が来て自分の子を妊娠させることができるわけです。
 この「オスによる子殺し」は、ライオンだけでなく多くの動物種で観察されています。

 ではライオンのオスは、「知っている」のか?
 授乳と性周期に関連があり、授乳中のメスは発情しないなどということをライオンが「知る」ことは考えられません。そんなことをどこで学習する機会があるというのか、という問題です。
 単に、自分の性欲を満たす存在である「成熟したメス」以外の他個体に対しては成体幼体を問わず攻撃的になる、というプログラムがあれば、ライオンが繁殖生理学を学習しているという無理な想定をする必要はなくなるわけです。で、自分が交尾をしたメスに対しては特別な愛着を持つので、その子に対しても攻撃の対象外となる、という「自分の子を殺すことを回避するプログラム」があれば理屈は通ります。

 これを私達は「ライオンは本能で知っている」と表現しても良い、とは思いますが、それはあくまで「知識として知っている」という意味ではありません。

 それから鮭の話は、「生涯一夫一妻制」と言えるのかどうか・・・
 鮭は生涯に一度しか生殖行動をしないので、実質的に「つがい」となるのはその1回限りですから。回遊している間も「つがい」を形成しているわけではありませんからね。

 それから生涯一夫一妻制を採用する鳥類はフラミンゴの他にもけっこういますが、その子を遺伝子で調べると、かなりの率で「父親の子ではない」子がいるそうです。つまりこれらのメスも「機会があれば浮気をしている」わけですね。
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「巣の材料をもらうために交尾する」のはどのペンギンでしたっけ>#8.

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次のことを整理しなければなりません。


1.「恋愛」の定義
2.性行為のあとには出産と子育てが待っていることを、その生物は知っているのか
1について、生涯一夫一婦制の例では、フラミンゴや鮭がそうです。ともに、配偶者がしに直面したときには思いやる行動が観察されています。フラミンゴは集団で渡りをしますが、妻に死期が近づいて飛び立てないときは、群れが旅立っても夫がいつまでも寄り添うことが確認されています。繁殖能力のなくなったときが死期ですから、人間で言えば40歳代です。川をさかのぼる鮭のメス(幼なじみ)が浅瀬に乗り上げたとき、夫が懸命に尻尾で押し戻そうとしたり、襲ってきた鳥を口で威嚇するという行動も確認され、フィルムに収められています。
2について、縄張りを持ち単独行動をするつ肉食獣、たとえばヒョウやチーターのメスが、子育ての期間中にオスから迫られても拒否することは普通です。彼女らは「知っている」のです
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 No.7のJagar39です。

連続投稿失礼します。

>人間の場合幼すぎる時に妊娠してしまうケースがあります。

 そんなことはないでしょう。ヒトの性成熟年齢は12-14歳ですが、平均の初産年齢は26-28歳くらいだったはずです。ご質問の「幼すぎる」という場合でもせいぜい17-18歳くらいですよね。さすがに14-15歳での妊娠の例は極めて稀だと思いますが。
 つまり、ヒトの場合性成熟に達してから早くても3年、遅いと15年以上経たないと初産妊娠してないわけです。これはむしろ「遅すぎる」と見るべきでしょう。

 これは単純に、ヒトの社会が複雑化しているため、一人前になるための教育期間を長く必要としているから、でしょう。つまり性成熟年齢=一人前ではないのです。
 これは他の動物でも、コミュニティを形成している動物種(ニホンザルやチンパンジー、ライオン等々)では、血縁交配を避けるためにオスかメスのどちらかがそのコミュニティを出て他のコミュニティに移動する社会システムを採用しているため、性成熟に達してすぐに繁殖行動をするわけではありません。やはりそれぞれの社会によって制約がある、ということです。

 話は変わってチンパンジーとボノボの話題を。
 「発情期がない」=「常時性行為を行う」のはヒトに特有の行動です。(年中発情期、と解釈しても良いのですが、生物学的には「発情期」とは外陰部の腫脹などの外貌の変化を伴うことを指すので、ヒトはやはり「発情期がない」と表現するのが一般的です)
 ほとんどのサルは発情期にしか交尾をしません。(マスターベーションのように1個体でも成立する行為はまた別の話)

 ほとんど唯一の例外がボノボで、46日の性周期中20日間が「発情期」で、また発情期以外でも頻度は落ちるが性行為を行う動物です。なお、ややこしいですが「性行為」そのもの、つまり膣への陰茎の挿入と射精を伴う行為以外の性行動は、オスとメスだけでなくオス同士、メス同士、親と子、子供同士とあらゆる組み合わせで頻繁に観察されています。

 チンパンジーは乱婚型で、発情期の間のメスはほぼ「誰でもOK」状態なわけですが、いくつか解釈がある中で面白い話を紹介します。
 チンパンジーでは「子殺し」がごく普通に見られます。ライオンの子殺しも有名ですが、その生物学的な理由は「子を殺すと母親の授乳が停止し、発情回帰が早まるため自分の子を妊娠させることができる」というものです。リーダーオスに闘争で勝利して群れ(ライオンではプライドと呼びます)を乗っ取ったオスライオンが、この群れの子を皆殺しにする、というのはその典型的な例でしょう。
 チンパンジーの子殺しは状況的にはそれだけで説明できない例も報告されていたりして少し謎が多いのですが、メスにとってもこれまでにかけた妊娠~出産、さらに子育てのコストが水泡に帰すわけですから、ダメージが大きい行為です。(チンパンジーの場合、メスもたまに子殺しに参加するという報告例が謎を大きくしています。もちろん自分の子を殺すわけではありませんが)

 で、その子殺しを防ぐためにどうするか、ですが、チンパンジーの乱交はそのためではないか、という説があります。
 つまり、メスは一度の発情期に1頭の雄と交尾すれば妊娠には十分であるわけですが、この時にできるだけ多くのオスと交尾しておけば、生まれた子を「誰の子か判らない」状態にできるわけです。そのコミュニティの大半のオスに身に覚えがあれば、その子に対する攻撃を回避できる可能性が高い、というわけです。

 この話を短絡的に受け取れば、「チンパンジーは交尾と出産の因果関係を知っている」ということになってしまいます。
 また、このような乱婚型に拘わらず、コミュニティの子はボスなどの上位オスの子が多い、という報告もありますから、これも短絡的に受け取ると「チンパンジーは受胎最適期を知っている」ことになりかねません。

 ですが、チンパンジーもボノボほどではないのですが発情期が長い動物で、受胎可能性がない時期も含んでいます。ですが受胎最適期には陰部の腫脹の具合とか臭いで特別なシグナルを出し、そのシグナルに反応したオスは特別性欲が高まるため競争率が高くなる、ということであれば、その時期に交尾できるのは上位オスが多い→子供は上位オスの子が多い、という理屈で素直に納得できるでしょう。
 また、「交尾したメスに対しては特別な愛着心を持つ」心理があれば、その子に対しても攻撃行動を取ることは少なくなるでしょう。
 チンパンジーが「これは俺の子か?」という思考を持っているとは思えませんが(それは因果関係を知らなければ到達できない思考ですから)、こういう心理が進化した理由は容易に想像できます。自分が交尾したメスやその子にも攻撃するオスは、結果的に自分の子を殺してしまう確率が高くなるわけですから、進化論的に「適応的」ではありませんから。そういうオスは淘汰されるわけです。

 で、こういう「交尾した相手に特別の愛着を抱く」という心理は、もはや我々が「恋愛感情」と呼んでいるものと同じ、と考えても良いのではないでしょうか。
 つまりここでは、メスにとっては受胎最適期以外の交尾は、少なくとも直接的には「生殖」を目的としていないわけです。カモフラージュのための性行為ですから。でも、彼女たちがそれを意識しているとは誰も考えないでしょうけども。

 ちなみにチンパンジーでは、あるメスが特定の「下位のオス」に特別な愛着を持ち、上位オスの目を盗んで交尾したり、ついには「駆け落ち」までする事例がいくつも報告されています。

 ボノボの性行動は、もはやコミュニケーションの手段として使われています。私達も挨拶としてキスをしたりするわけですが(まあ日本人は滅多にやりませんが)、それと同じ意味合いですね。なので「恋愛」とは少し違うかもしれません。

 ヒトの社会はチンパンジーやボノボよりもっと複雑ですから、つがいのあり方や性行為の意味づけなども、彼らよりさらに多様化して当然なのでしょう。
 例えば「金を得るための性行為」は人類の歴史の非常に初期の段階で成立しています。これは「金」というものは人類以外に持ちませんから、確かに「人類に特異的」な性行為の意味づけでしょう。
 ・・・でも、ボノボでもメスがオスからエサを分けてもらうために交尾する、という事例は普通に見られるので、「人類に特異的」というのもちょっと自信がなくなってきましたが。

 性行為の意味づけにしても恋愛感情にしても、私達が動物である以上は「生物学的背景」が必ずある、と思っています。我々が作ってしまった、その複雑怪奇な社会も含めてです。
 我々が経済というものを作り出してしまった以上は、性行為が金を得る手段になるのならそういうものも成立するわけです。

 つまり、性行為に限らずどんな行動もそうですが、「性行為は生殖が目的」というのは、その因果関係を知っている私達人間の"勝手な思い込み"ではないか?ということです。
 ほとんど全ての動物は、そんな因果関係はしりませんから、長期的な目的ではなく「短絡的な目先の」目的で行動を起こします。ヒトだってしばしばそうですよね。
 ですから、性行為を始めとして全ての行動には「直接的な動機付け」が必要です。食べるのですら、本当は「身体の生命活動を維持するため」に食べているわけですが、食べている本人は単に「食欲を満たす」ために食べているわけです。
 本来の目的と、目先の動機は独立していますから、目先の動機の方が独り歩きをして別の目的に使われたりすることも別に珍しいことではないのでしょう。
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 ともあれ、人類以外の動物は「性行為と出産の因果関係」を知らないわけですから、どの動物種とて「繁殖を目的として性行為をしている」わけではないでしょう。

本能に従った行動が結果的に繁殖に結びついているだけです。

 では恋愛感情と性欲の区別はないのかというと、そうでもない気がします。繁殖の成功のみを目的とするならば、性欲さえあれば事足りるからです。その他の複雑な感情は必要ありません。
 感情は脳内の電気反応なのですが、だからといって神経生理学的に説明が不可能だから「生物学的な」考察が不可能、というわけでもないでしょう。ちょっと生物学的に考察してみます。

 ヒトの一夫一妻制が成立したのは、ヒトが知能を発達させた結果、頭蓋骨サイズが増大したことと直立二足歩行の獲得に関係があると言われています。
 つまり、頭蓋骨が大きくなったことにより、分娩が母胎に与える負担が非常に大きくなったわけです。直立二足歩行の獲得によって骨盤の形状が変わったことも、分娩の負担増大に拍車をかけています。
 当時のヒトはあくまで「被補食動物」でしたので、子供はなるべく成熟した状態で分娩しなければ不利なわけですが(多くの草食動物の子供は出生直後に自力歩行できます)、ヒトはそういった事情で子供を超未熟児の状態で分娩せざるを得なくなったわけです。出生して1年余りも自力歩行すらできない動物種ってヒト以外にはほとんどいませんものね。
 それでもヒトの出産の負担は哺乳類の中でもトップクラスです。
 さらに生まれて数年の間、子供はまったく無力なわけです。

 つまりこれは、「母親だけで子育てが不可能」ということを意味します。
 オスが交尾だけでなく、その後出産から子育てに至るまで、継続してメスとその子の面倒を見てくれなければ、生まれた子供の生存率が極端に低くなってしまうでしょう。

 というわけで、ヒトは他の動物種とは違った生物学的な事情から一夫一妻制が成立したと考えられています。

 当然、オスの立場から見ても、メスとその子の面倒を見ることによって「自分の子」の生存率が増すわけですから、生物学的には有利になるわけですが、当時とは比較にならないほどの知性を持っていて物事の因果関係を理解している私達ですら、そんな「自己の遺伝子の保存」などという目的で1人のメスに縛られるような"愚かな"マネはしないわけです。隣に繁殖可能なメスがいるのに彼女に構わず、現在は授乳中のため排卵もしない配偶者とその子のためにエサを運ぶ、というのは、この局面だけを切り取れば生物学的にも愚かに見えるわけですから。

 こういう一夫一妻制のような「縛り」が成立するためには、「当面の動機付け」が必要です。それが「発情期の喪失」ではなかったのか、と考えられています。
 つまりメスは「いつでもやらせる」ことによって、オスを縛ることができるわけです。オスは別に「今、このメスは妊娠可能か」などということは考えませんから。それどころか当時のヒトも現在のほとんどの動物も、性行為と出産の因果関係すら知らないわけですから、単に「やりたい」という性欲がオスとメスの間で一致してタイミングが良ければ、それが繁殖に結びついているわけです。
 ですからヒトのメスが発情期を失っていつでも交尾可能な状態に進化したことは、一夫一妻制の成立には非常に有効だったでしょう。

 で、一夫一妻制が成立すると、今度は「間男」という戦略が成立します。つまり、夫婦のメスとこっそり性行為して子供を産ませるという戦略です。
 これが成功すれば、間男にとっては非常に有利です。メスと子供面倒は「妻を寝取られたオス」が間抜けにもしてくれるわけですから、自分のコストはほとんどかかりません。しかもこの戦法だと「ばらまく」ことも可能になります。
 そしてこれはメスにとっても特に不利ではないのです。生まれた子供は父親が誰であれ、自分の遺伝子が半分伝えられていることには変わりありませんから、生活の保証さえあれば父親は「夫」でなくたって良いわけです。
 一方、この間男によって決定的なダメージを受けるのは、妻を寝取られた夫です。妻と子の面倒を見るために多大なコストをかけながら、自分の遺伝子は残せないわけですから。

 ですから、オスはつがいを結んだメスを「監視」する生物学的な必要性があるわけです。

 一方、メスの方にもオスを「監視」する理由があります。
 夫が他のメスを妊娠させたとしても、「間男」に徹するのなら別に被害はないのですが、「扶養」までされては困るわけです。自分と自分の子に回ってくる世話が減少しますから。

 というわけで、一夫一妻制が成立するためには「配偶者に対する監視強化」が必要なのですが、それが特定の相手に対する強い執着心=恋愛感情になったのではないでしょうか。
 また、「いつでも交尾可能」なヒトに特異的に見られるメスの生理も、つがい関係の安定化におおいに役立ったことも容易に想像できます。

 つい誤解しがちなのは、我々ヒトも含めて動物は「種の存続のため」とか「子孫を残すため」などといった"遠い目的"のために、何かの行為をするわけではありません。あくまで「目先の欲求」のために行動しているわけです。
 知性を得て時間的に離れた2つの事柄の因果関係を理解した人類だけが、現在の欲求には反しても遠い目的のための行動を選択することができるわけです。それですら、非常にしばしば「目先の欲求」に負けるわけですが。

 恋愛感情も、その成立過程は上に述べたとおりだとしても、それもあくまで「目先の欲求」であり、その個体それぞれは「自分の繁殖成功率の向上」などという目的を持って理性的につがいの相手に固執するわけではないでしょう。あくまで目先の「独占欲」に従って行動しているだけです。

 それが社会のシステムの中で上手く繋がって結果として「繁殖成功率の向上」に寄与するわけです。

 何が言いたいのかというと、その場その場では「相手に執着すること」自体が目的になるので、それが分離・独立して「繁殖を伴わない恋愛」が成立しても別に不自然ではない、ということです。
 結果的に上手く繋がって繁殖成功率が向上するように遺伝子的にプログラムはされているわけですが、生物学的にも「全個体」が同じ結果を残す必要はありません。そこまで強固な結び付けをしてしまうと、社会構造がそれに縛られてしまい、人類はここまで大規模な社会を築くことはできなかったかもしれません。それに環境の変化によって社会構造を変えるべき時に、本能に縛られて変えられなかったとしたら人類は絶滅していたでしょうし。

 というわけで、2については「異常ではない」と考えていますし、3についても「存在する」と考えます。
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1、行動だけをみたら、ヒトの結婚のようにいつも一緒にいることが他の動物にはないかもしれませんが、それは行動だけの話。


実際に「恋愛」という感情があるかないかは、動物に聞いてみないとわからない気がします。

2、「恋愛」は素敵なものと思いませんか?
異常だなんて、やめましょうよ。

3、私は「恋愛」というものは存在すると思いますよ。別に疑う必要性を感じません。
ヒトしかしないから、「ヒトだけが異常」ということは無いと思います。
これはヒトが進化して得た素敵なものであると思います。それでいいんじゃないでしょうか?
質問者様の質問を見ると、悲観的に見えてしまいます。

逆に質問者様が具体的にどのようにして社会に洗脳されているとおっしゃっているかわかりませんでした。

全然生物学的になっていませんが、感情がどのようにして生まれるのか?
それを生み出す脳の仕組みとか、脳についてはほとんどわかっていません。
なので、現時点で生物学的に説明は無理かと思います。
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#2 もいわれることだけど, 科学のカテゴリーで質問する以上は「恋愛」というものをちゃんと定義する必要があります.


たとえば「交尾相手を決めるときに, 相手の持ってきた『プレゼント』によって決める」という種はちょくちょくあります (多くの場合プレゼントを持っていくのはオス. ただしメスがオスにプレゼントを持っていく種もあることはある).
また, より「即物的でない」例としてはジュウシマツ (やその野生種であるコシジロキンパラ) で「歌がうまいオスにひかれる」ことがしられています (しかも歌のうまいオスと交尾したメスの方がより多くの卵を産む傾向にある).
果たしてこれらは「恋愛」でしょうか, それとも「恋愛」ではないのでしょうか?
なお, ボノボは性行為を「社会的なコミュニケーション」として利用している, はず.
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サルは繁殖期以外でもやりますよ


マスターベーションもします
人間だって恋愛感情が無くてもやるじゃないですか
性欲さえ吐ければそれでいいのです
恋愛感情なんてものは性欲に伴う副産物です
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>多くの動物には発情期があり、その期間に繁殖を目的として性交を行い、



 動物が本当に「繁殖を目的として」性交をしているのでしょうか。ただ単に本能に突き動かされて、もしくは単に「気持ちがいいから」行動しているだけで、「繁殖」は結果に過ぎないのではないでしょうか。
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