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http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/ …
この記事を見ていてすごく疑問に思ったのですが、
どうして日本以外の先進国、特にイギリス・ドイツ・フランスは無電柱化率がこんなに高いのですか?
確かに電柱はない方が景観がよくなりますから
フランスのように首都自体が観光名所である場合は無電柱化にこだわるのは理解できますが、
どうしてイギリスやドイツ、アメリカまでもが無電柱化率が高いのでしょうか。
景観以外にも何か理由があるのですか?

A 回答 (10件)

wikiによると以下の理由が考えられるそうです。



台風や地震といった災害時に、電柱が倒れたり、垂れ下がった電線類が緊急用車両の通行の邪魔をするといった危険がなくなる。

地中化された電線は、架空線に比べ大幅に地震で破損しにくくなる。(阪神・淡路大震災では震度7の地域で電柱の停電率は10.3%であったが地中線は4.7%であり、電柱に対し地中線の被害率は45.6%と低かった。)

電柱類が道幅を狭める事がなくなるので、ベビーカーや車いすが通りやすくなり、バリアフリー化の一環として無電柱化が行われる。

災害時には電柱が様々な活動の支障になることがある。
消火活動が容易になったり、緊急時には道路をヘリコプターの発着に使うことができるなどのメリットもある。

災害時の時に地中化の利点が明らかになるようですね。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%9B%BB% …
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この回答へのお礼

景観だけでなく、災害対策・バリアフリー対策でもあったんですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/03/23 13:15

地震が少ないからです。


地震の少ない「イギリス・ドイツ・フランス」は、地中線化が行いやすい。

日本の様な地震国は、短時間で復旧工事の行える架空線が向いています。
復旧時間は、架空線は地中線の10倍以上早い特徴があります。

景観面では、地中線が良いのですが、日本全国を地中線化することにより、電気料金や税金が馬鹿高くても困るわけです。
地中線はコストと事故復旧のバランスを考えて設置すべきです。

ダンプカーが突っ込み電柱を、へし折っても建柱車一台で短時間で電柱の立替を行える、6~12時間で普及できるのが架空線のメリットです。
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この回答へのお礼

地震が多い日本だからこそ地中線化した方がいいと思っていたのですが、
地中だと逆に復旧に手間がかかってしまうのですね。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/03/23 13:17

まったくの推測ですが、ヨーロッパの都市は疫病対策のために下水道がはやくから発達しましたね


下水道の壁面を利用して基幹線を配することは容易なのではないでしょうか
一方日本は、こと下水に関しては相当最近まで都市部でも汲み取りがあった

穴があるならついでに電線通そう、
電線だけのために一からがんばってそこらじゅう穴掘るなら空中に張って行こう、そういう歴史的経緯の違いがあるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

確かに歴史的経緯の違いもあるかもしれませんね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/03/23 13:21

世界の名だたる都市は、都市計画を設計しそれに沿ってインフラ整備を行なっているからです。



ニューヨークなどは、共同坑が発達していますが、これは1879年に始まる共同蒸気式暖房設備が発達したからです。
映画などでニューヨーク(シカゴなども)の路上のマンホールから湯気が上がっているシーンを覚えておられると思いますが、あれは各ビルに引きこまれている蒸気配管から立ちのぼる湯気なのです。
上記の都市計画を市が策定して都市を開発する際に、蒸気配管や水道配管、電気配線などの共同トンネルを作っていったために、架空配線が少なくなったのです。
ヨーロッパでもそれなりの規模の都市なら、蒸気式暖房設備を備えている都市があり、やはり共同坑の建設も進んでいます。

日本の場合、東京・大阪の例をとっても、都市計画が進まないのが実情です。
最近ようやく開通した東京環状8号線にしても、未だに拡張工事をしている同3号4号線にしても、最初に「東京都市計画道路」のグランドデザインができたのは、関東大震災の直後であり、戦後の焼け野原のときにも土地を接収して都市計画をしようとしたのにできなかったという経緯があります。

また共同坑にインフラのかなりのものを入れるには、日本の場合行政の縦割りの弊害もあり、水道(旧厚生省)電気(旧建設省)電話(総務省)などに分かれており、それぞれ許認可を受けないと許可がでず、共同坑に納めるまでの調整が大変だったようです。
最近は共同坑工事を推進する調整が行われているようで、国道の拡張工事とか地域全体の再開発などの際は、電線(だけじゃなく)地中化ができるようになったようです。
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この回答へのお礼

なるほど。縦割り行政の弊害ですね。
そういえばつい最近まで省庁は無駄にたくさんありましたし、
省庁同士の対立による弊害が問題視されていましたね。
電柱が無駄に多いのも、その弊害のひとつだったんですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/03/23 13:27

都市の作り方の差といったものもあるでしょう。


欧米、特にヨーロッパにおいては、人間は集中して住むのが常識であるため、都市における密度がかなり高くなっています。
さのため、インフラの整備が容易であり、インフラをひとつにまとめてハイチできることがあります。
ロシアなどになりますと、電気、上水道、下水道、ガス、お湯、電話線などが、いっしょに埋設されています。
これらは、社会インフラとして共産主義時代に整備しました。
ただ、西欧社会の都市部では、建物などの規制がきびしく、自由に建物を建てられないのも、それらの社会インフラが原因という事もあります。
西欧の都市部では、アパートなどの集合住宅が基本で、個人の家などは建てられません。
都心部に、個人の家があるのは、日本くらいです。
そのために、集合インフラの整備ができにくいという面があります。
特に東京がそうである限り、現状からの脱却は困難でしょう。
あと監督官庁がバラバラで統一されていないという事も問題になっていると思います。
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この回答へのお礼

都市部の住宅を規制して、社会インフラ整備を重視しているから
欧州はあんなに景観が綺麗だったんですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/03/23 13:42

地震がないこと、地すべりが少ないこと、地盤沈下が少ないなどが挙げられます。


また、住宅地には車道と歩道が整備され、歩道の下にはだいたい上下水道、電気、電話、ケーブルTVの配線等があり、歩道は砂と石畳で整備され、工事の時もアスファルトを切ったり、めくったりするような、大騒音は出しません。

中世、15~17世紀以前からの家並みを残す、ヨーロッパの旧市街のほとんどの道は狭く、電柱などは立てられません。産業革命以来、下水道は石畳の道の下に引き、電気の需要と共にそれに沿ってインフラ整備されるようになったものと思われます。
また、そういう旧市街は観光を売り物にしている所も多いですから電柱は似合いません。

ただ、電線が必要なトラムには電柱の立っているところもありますし、建物の壁から電線を引っ張っている所もあります。
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この回答へのお礼

日本と違って車道と歩道がそのように整備されていたのですね。
騒音公害にもならないし、歴史的な町並みも保てますし、
非常に合理的なやり方ですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/03/23 13:46

『失われた景観―戦後日本が築いたもの (PHP新書) (新書) 松原 隆一郎 (著) 』に次のようなことが書いてありました。



ヨーロッパ、例えばロンドンでは19世紀末に街灯を建てることが重要な公共事業であった。そこでガス灯の事業者と電気の事業者が競合した。ガスはもとより管が地中化されている。電線は架空できるが安くつきすぎて競争条件が公正でない。そこで電気法が制定され、架空が禁止された。
アメリカでは、19世紀末のマンハッタンでは架空電線が蜘蛛の巣のごとき状態に張り巡らされていた。裸線であったために感電事故が続発したので行政が主導して地中化した。
日本では、安い電力の安定供給が至上命題であり、アメリカとは時期がずれており電線を被覆する技術が開発されていたため電線地中化には向かわなかった。

詳しくは上記の本を読んでください。費用負担のことなども書いてあります。
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この回答へのお礼

そのような歴史的背景があったのですね。
とても参考になりました。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/03/23 13:47

維持管理、効率等の知恵、実行力の違いです。

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この回答へのお礼

確かに欧州は社会インフラをとても重要視していますね。
社会改革における実行力も日本とは段違いですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/03/23 13:48

地震が少ないこと、景観に対する関心の度合いの違い、都市計画(土地利用規制)への取組みといったことが最大の理由でしょう。


それと同時に無視できないことは、日本は木造建築なのに欧米は石造(煉瓦)建築ということも大きな理由です。欧州の石造建築は100年、200年持ちますので、電線を建物の裏壁伝いに張れ、表通りからは見えなく出来ます。一方木造建築では、精々30-50年で建て替えということになり、そうは行きません。さらに日本ではコンクリート作りでも50年もすれば建て替えという例が多く、欧州の真似ができません。
それより大きな理由は、日本では自分の家や庭はきれいにしても、街ぐるみの美しさ(景観)ということに無神経なことが最大の理由でしょう。
英国では農場の建物の壁の色まで規制され、裁判で、個人財産といえども地域全体の景観にマイナスになることは不可として塗り替えが命じられました。
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この回答へのお礼

確かに欧州の建物は異常なくらい長持ちしますね。
コンクリートにしても、日本の建物は50年どころか30年でぼろぼろになったりもするのに
欧州ではローマ時代の水道がいまだに使われていますし。

>それより大きな理由は、日本では自分の家や庭はきれいにしても、街ぐるみの美しさ(景観)ということに無神経なことが最大の理由でしょう。
英国では農場の建物の壁の色まで規制され、裁判で、個人財産といえども地域全体の景観にマイナスになることは不可として塗り替えが命じられました。
欧州は日本とは比べ物にならないくらいに自由や権利についての考え方が進んでいますが、
社会全体の調和を乱さないように、抑えるべきところは抑えているのがすごいですね。
欧州のこういうところは本当にすごいと思います。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/23 13:55

公共、市民文化、規則、合議、良い事を考え皆で守る、数世代かけて建設、破壊された市街を記録を元に復元、盛り場での喧々諤々のトークにも思考スパンの差を感じました。


配線配管は人が安全に確実な作業ができる共用溝等に敷設が理想でビジョンを発表し進めて行きたく思います。
既に各地の中心部では電柱が無くなりつつもありますが全体像・方向を明示しない、無関心も問題です。
多くの人が海外の実状に触れにくい土地柄も関係あります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/03/26 20:54

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