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いつもお世話になっております。
新築を計画していますが素人なので詳しい方にご教授お願いします。

新潟県で木造従来工法です。ほぼ総2階で合計40坪で計画中です。
標準仕様では、天井断熱(10kグラスウールが2重)なのですが、屋根断熱には出来ないのか?と聞いたところ、
「屋根断熱にして勾配天井にすると小屋裏の空間が無くなります。小屋裏空間は空気層として断熱効果が期待できるので今のままの方が良いです」との事。しかし私は勾配天井にせずに、普通の天井で屋根断熱にすれば空気層も確保できるし夏場の小屋裏の高温も防げるのではないか、と思うのです。そもそも換気している小屋裏の空間が、空気層となり断熱作用があるのかも疑問に思います。
そこで教えて頂きたいところは
・上記の仕様は一般的なものかどうか、本当に小屋裏の空間は空気層として断熱効果があるものなのかどうか。
・勾配天井ではない場合、屋根断熱と天井断熱はどちらが理にかなっているか?屋根断熱にした場合、どの位の費用の差があるか。
・勾配天井で屋根断熱にした場合は吹き抜けのように冷暖房の効きが悪くなるのか。

たくさん書いてしまって恐縮ですが、自分で調べても納得できる答えが見つからなかったのでどうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (7件)

はじめまして



屋根断熱と天井断熱の違いについてですよね。
何れも天井があるとします。

屋根断熱にすると理屈的には価格はUPします。
・施工表面積が増えるので断熱材が追加で必要。
・屋根断熱ですから、施工がちょっと難しい。
次に効果です。
暑さ:これは基本的に夏場の直射で屋根が暑くなり起こります。
・屋根断熱にした場合、屋根自身の冷却速度が遅くなり
屋根は天井断熱に比べ温度は高くなると思います。
しかしながら、断熱材があるので、天井裏は比較的昇温し難いでしょう。
この天井裏に換気が必要か?でえすが・・・
屋根断熱にすることで、常に天井裏が外気よりも低温に保てるなら、
換気しないほうが効果はあるかも知れません。
ここで外気と直接換気をするとどうなるか?
天井裏と室内は天井一枚板です。
夏場は室内にエアコンかけるでしょうから、天井板は冷却されます。
ここに外気が接触すると、結露を起こす可能性があります。
(勾配天井の場合は、天井板が無いので結露面はありません。)
・天井断熱の場合、熱くなった屋根と断熱材の間に大きな空気層があるので、屋根の冷却は進みます。天井裏の換気をすれば、問題ないレベルに出来るでしょう。
換気をして外気を取り込んでも、室内と天井裏には、天井板と断熱材がありますから、
まぁ、ヘビーな結露というのは避けられると思います。

寒さ:この冷却元は空気あるいは雪になります。
・屋根断熱の場合は勾配天井と全く同じですので、問題ありませんが、
天井裏の換気はできませんといいますか、意味ないですw
また、暖房された空気は上に昇りますから、暖気が天井裏に集まります。
・天井断熱の場合、屋根の冷たさは天井裏に入ってきますし、そもそも換気してますが、その下に断熱材があるので室内への影響は少ないでしょう。
暖房された空気は天井で止まりますので、暖房容積は比較して少なくて済みます。

以上まとめますと
屋根断熱で天井張った場合、天井裏換気(外気との直接)はやってはいけない。もしやるなら、室内と天井裏に温度差できないようにし、室内側の空気を逃がす設計にすること。(つまり、格子くらいならいいですけど、天井張ったらダメなんすw天井張るなら断熱材も必要です。)
天井断熱の場合、天井裏換気は必須。注意するのは、室内の気密性と
、もし、ここに埋め込み型の熱源(シーリングライトなど)を設置する場合、断熱材との施工方法や器具選択。

私は素人ですが、こんな感じとちゃいますか???
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
素人の方とは思えないほど詳しく教えてくださって助かります。
屋根断熱にするなら基本的に勾配天井にするかロフトなどにしないとダメですね。
このサイトで教えて下さる方々には本当に頭が下がります。

お礼日時:2009/03/27 19:06

3年前に造ったログハウスの屋根について紹介しましす <m(__)m>



建てたところは茨城県です 夏は相当に厚いようです

天井は金勾配の屋根(45度)です
屋根材は A、シングルです
夏場には屋根裏が相当熱くなると予想していました
両サイドの妻壁には強制換気用の換気扇を各1基取り付けていますが
思ったより暑くないので 使ったことはないそうです

垂木は 206(高さ138mm厚さ38mm)
断熱材は100mmの羊毛とナイロン混毛のモノです(ちょっと高価)
(お子さんがアトピーだったためグラスウールをやめました)

暑くなかった原因の推測
●野地板の二重張り(厚12mmx2)
●軒天に吸気口 屋根トップに排気口をつけた

断熱材の厚さも熱いですが  上記の2点が効を奏したようです
「屋根断熱・天井断熱について」の回答画像7
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No3で解答した者です。


一点書き忘れていた事があります。
それは屋根材についてです。
屋根材は従来から有る陶製の瓦が絶対お薦めです。
耐久性(割れたりずれたりしない限りノーメンテナンス)・遮熱性
・遮音性(雨音)等、全ての面において他の屋根材よりも優れています。
耐震面で他の屋根材より構造的をしっかりした作りにする必要がある
為、建築費用を抑えようと他の屋根材を選択する方も多いのですが、
長期的なメンテナンス費用と快適性、安心感など総合的に考えると、
やはり頑張って瓦屋根にするのが良いでしょう。
新潟という地域性から、積雪や地震に強い軽い屋材をとお考えの方も多
いでしょうが、当方は震災のあった神戸在住です。
震災復興初期は確かにスレートや金属屋根(ガルバ)が圧倒的に
多かったのですが、十年以上の月日が過ぎた(そろそろ屋根のメンテ
ナンス時期)現在、スレート屋根を選択された方々の多くは上記の様な
点で後悔されています。
最近は新築は圧倒的に瓦屋根が多くなってきました。
今の瓦屋根は土を乗せないから拭きなので軽く、釘などでしっかり固定
出来ますから、台風や地震などにもかなりの耐久性があります。
質問者さんが心配されている小屋裏の気温上昇の点では、特に効果的
でしょう。
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この回答へのお礼

何度も回答ありがとうございます。
屋根はあまりこだわりが無く、現在の三州瓦をガルバに変えようかとも考えていましたが、よく勉強してからにします。
考えてみれば断熱材や換気ばかりではなくて屋根そのものも重要です。

お礼日時:2009/03/28 00:19

#5です



新潟に住んだことはないので、わかりませんが、
一般的に暑さ対策を考えると、屋根断熱勾配天井は
天井断熱に比べ暑くなりやすい傾向にあります。
つまり、断熱材のランクを1グレードあげるのが好ましいと思います。

次にロフトです。
簡単にロフトと考えておられるかも知れませんが、
1.4mルールというのが昔はありました。
つまり、ロフト内の高さは1.4m未満、
勾配天井ですと、設置の仕方にもよりますが、
最高高さ1.4ということは、勾配分端っこは低くなります。
この辺りは、建ててくれる方とじっくり・・じっくり・・・じっくり話しあって下さいね。
とことん、じっくりと・・・ですね。
ここでは書けませんが、しつこいくらいに、どうにかならんの?と。。。

では、いい家を。
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この回答へのお礼

屋根断熱勾配天井はランニングコストが良くないのですね。
ロフトの場合は・・裏技がありそうですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/28 00:15

小屋裏の空気層は断熱効果大きいです。


そもそも一般的な断熱材は、断熱材の中に空気を閉じ込める事によって断熱効果を得るという考えの物です(スチロールフォームやグラスウールなど)。
空気は対流がないと暖まりにくく冷えにくい物です。

勾配天井を採用しないなら、わざわざコストがかかる屋根断熱にする意味は無いと思います。(費用については仕上げ材などによるので一概にどの程度とは言えません)

新潟という事ですから、夏場の熱気・湿気と冬場の積雪も含めた断熱計画が重要と思われます。

勾配天井にすると部屋の容積が増え、特に上下方向に広がるので、おのずと冷暖房効率はかなり悪くなります。

天井裏に断熱材を隙間無く敷き詰め(この施工精度が重要です)、小屋裏を夏場は強制換気で廃熱+湿度調整を行い、冬場は強制換気を止め暖かい空気層で外気(屋根上)と室内(天井下)との緩衝地帯を設けるようにするのが、費用対効果がもっとも優れていると思われます。
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この回答へのお礼

夏場の小屋裏の温度が50℃位になると聞いていたので心配だったのですが、強制換気という方法もあるのを知りました。
明日打ち合わせなので担当に良く聞いて見ます。
有難うございました。

お礼日時:2009/03/27 08:48

まず質問にのみ答えるとして、


1.屋根断熱・屋根裏空間有(屋根裏を空間利用しない)・天井断熱なしは、一般的ではないと思います。また、空気層があることで、温度環境は快適になります。
2.どちらにも理があります。屋根断熱の方が費用は高くなると思います。
3.容積が増えた分、効きが悪くなります。また、緩衝帯である空気層減少する分、効きが悪くなると思います。

予算を含めたお望みの仕様がわかりませんので、答えるのが難しいです。
業者にも、断片的にお聞きになっているのではないでしょうか?
1.について言えば、屋根裏部屋を使いたいのか否か、新築時に作り込むのか後年の作業になるのかで変わってきます。
2.勾配天井で天井板を貼る場合、おそらく電気配線が変わってくると思います。点検の方法も考えておかなくてはなりません。天井板を貼らず構造材(梁)や野地板を現しにする場合は材料の質から仕上げまでグレードアップになるでしょう。
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この回答へのお礼

小屋裏は利用しないとしても、そのスペースは意味があるのですね。
勾配天井にするか否かはよく考えて見ます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/27 08:46

屋根断熱した方がいいですよ


それが当たり前で通しても良いと思います

>屋根断熱にして勾配天井にすると小屋裏の空間が無くなります
意味がわかりません???
壁に断熱際入れたら、部屋が無くなる訳ありませんよね???

>小屋裏の空間が、空気層となり断熱作用
夏場を考えれば、天井断熱は何の意味があるのか知りたいです

>屋根断熱と天井断熱はどちらが理にかなっているか

迷うことなく屋根断熱でしょう
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
やはり理論的には屋根断熱がいいのですね。

お礼日時:2009/03/27 08:42

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