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ワックスについて教えてください。

フローリングは、パナソニックのウッディモダン45なので
メーカーおすすめの、ハイテクフローリングコートを
3度塗りにしようかと思ってます。(艶が欲しいので3度塗り)

洗面所、トイレ、玄関がフロアタイルなのでこのワックスは
掛けれないようです。
フロアタイルにかけれるワックスは沢山あるのですが・・・
土足がNGだったり、耐水が無かったりでどのワックスが向いてるのか
わかりません。
耐水、土足床ok(傷に強い)で
フロアタイル用ワックスのオススメがあったら教えてください。

A 回答 (1件)

ご質問内容をよく読ませていただきました。


 私は業務でワックスがけを行いますが、すべての条件を満たすワックスは見つけられないというのが結論です。最終的にお勧めするのは、ワックスの使い分けです。
 ワックスと塗装などのコーティングの規格の分岐点になるポイントは、何らかの「物理的・化学的方法で容易に除去できるもの」というのがワックスの定義なのです。そのため、どこかに短所が出やすいのがワックスの特徴です。最近の傾向として高耐久高光沢のワックスは樹脂ワックスが多いです。しかし、そのようなワックスは、容易に除去させるための化学物質が、とても強く、他の建材に害を与えるようなものもあります。そのため、ワックスをはがす必要が少なくなるようにしっかりと下処理を行いワックスを塗る必要がありとても面倒だったりします。
また、ワックスの働きは艶を高める、床材本体の保護、スリップなど安全性の確保という役割を持たせます。そのため、高光沢、高耐久の両方を満たすとなると、容易に除去する方法があっても実際に、住居建物にははがせない不向きなワックスになってしまいます。長年の蓄積したワックスは変色してしまいます。そうなると、ワックスをすべてはがせば新品のような床でありながらそれができない不自然な汚れを抱えた床となってしまいます。そのため、一般住宅用ワックスは建材に負担をなるべく与えない除去性能を持つワックスが多くなってしまいます。その結果、土足がNGだったり、水分がNGだったりするのです。
 
 洗面所、トイレは、水に濡れやすい場所です、そのため水NGではありますが、一般住居用洗剤でもワックスの残留が少ないリンレイオールワックスなどのロウ成分の多いワックスをを塗る頻度を増やし使用することがお勧めです。みずOKのワックスでもトイレ、洗面所ではやはり水によるシミ白化がいつかは出てしまうと考えられるためです。
 玄関には、土足OKの高耐久樹脂ワックスと、使用条件にあったワックスの使い分けをお勧めします。
 
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