一回も披露したことのない豆知識

K1で優勝歴のあるピーター・アーツもアーネスト・ホーストも
レミー・ボンヤスキーもアンディ・サワーも
パンチとローキックなどのコンビネーションで相手の意識
を上下に揺さぶるいわゆる合理的なオランダ式キックボクシング
で成功してますよね。

攻撃が単発になりがちで成績が低迷している武蔵や
パンチ偏重のジェロム・レ・バンナもオランダ式キックボクシングを
見習って相手の意識を上下に散らすことを考えれば、もっと
良い成績を残すことができるのではないか?と思うのですが、
なぜ彼らは合理的なオランダ式キックボクシングをしないので
しょうか?

A 回答 (3件)

武蔵は過去にもアメリカのボクシングジムのトレーナーに習っていたことがありました。


ですが結局はそれを生かせていません。スタイルは元に戻ってしまいました。

言いたいのは、そういった短期の外部の指導者のことではありません。
問題は正道の指導者たちです。

武蔵は外国人からボクシングを習っても、ボクシング技術を向上できないと思います。
それは決して自分のスタイルを変えないからです。

かつて佐竹が大阪帝拳でボクシングを習いましたが、自分のスパー相手がいない、
習うことは無いと言ってボクシングを止めてしまいました。
佐竹の敗因は心の底ではボクシングをバカにしていたことです。
沖縄でも平仲さんにボクシングを習ったけれど、結局、試合ではフォームが
滅茶苦茶な玉砕スタイルで、外国人にKOされていました。
フットワーク、防御もかわし方も全く基本を守れていなかった。

武蔵もそうですが、自身の勝てない理由を考え反省し研究する姿勢がありません。
それは正道の指導が基本的に悪いからです。いい加減に武蔵流が悪いことに気付くべきです。

キャリアの少ない前田慶次郎がK-1で勝ちを重ねていますが
チームドラゴンの前田憲作氏の指導が優れているからです。
間合いの取り方、ヒット&ウェイ、防御、カウンター、どれも使える技術ばかりです。

こうした、普通なら学んでいるはずのボクシング、キックの基本すら
武蔵は無視しているように思いますよ。
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この回答へのお礼

度々のご意見ありがとうございます。
アーツもホーストも30才を過ぎても素晴らしい
コンビネーションで活躍できているのに、
佐竹も武蔵も30才を過ぎてからは、成績が低迷してます。
特に格闘技素人の私から見ても佐竹のパンチは大振り
が多くて、的確性が感じられませんでした。
中迫とタケルもデビューしたての頃は外国人並の
身長で期待されてたようですが、成功することが
できずに30才を過ぎてしまいました。
合理的なオランダ人選手と、正道会館の日本人選手達とでは
身体能力だけでなくプロ意識にも差があるのかもしれませんね。

お礼日時:2009/04/05 17:49

たしかにオランダのキックは強いですよね。


左右、上下に散らす戦い方、コンビネーションは圧巻です。

ただ、その戦い方の元を教えたのは日本人の黒崎健時先生なんです。
黒崎先生は元極真の師範であり、極真空手時代にタイに渡りムエタイと試合し、
後に目白ジムを創立、日本のキックを作り上げた人です。

黒崎先生がオランダで教えたのがジョン・ブルミンです。
ジョン・ブルミンは極真大山道場でも修業し、オランダに帰国後の
空手の弟子が、ヤン・プラス、トム・ハーリック、ヨハン・ボスです。

ヤン・プラス (黒崎先生にも師事、オランダ目白ジム創立 レミー・ボンヤスキー)
トム・ハーリック (ドージョー・チャクリキ創立 ピーター・アーツ)
ヨハン・ボス (オランダ目白ジムから独立しヨハン・ボスジム創立 アーネスト・ホースト)

この三人は空手出身なんですよ。
ヨーロッパキックの発祥はオランダ目白ジムですから、
その起源は実は極真空手です。

元王者のセーム・シュルトも、芦原会館からジョン・ブルミンの
極真武道会に移り、そして今は正道会館所属です。シュルトは空手家の
K-1王者なんですよ。

ちなみに芦原会館も極真から独立した団体で、創始者芦原英幸先生は
極真時代に黒崎先生に師事していました。その芦原先生から習っていたのが
正道会館館長の石井和義氏です。

つまり、みんな極真が蒔いた種というわけです。

そして、オランダのキックが強いのはガチンコのスパーリングをガンガン
やっているからです。
スピリッツは昔の極真そのものです。加えてボクシングの技術を取り入れています。

ですから心技ともに一日の長があります。

一方、日本の空手は顔面パンチを禁止していたこと、そしてボクシングの
研究、導入が遅れている、
またオランダに比べて練習のスパーが軽く、精神面で弱いままになっているのが
勝てない原因です。試合でおっかなびっくりやっている空手家はなかなか
勝利できないでしょう。

実は極真は第一回全日本大会以前に、「極真ジム」の名前でキックの興行
に参戦していました。
昔の大山道場は顔面ありですから、昔の選手のほうがキックで勝利し活躍していたんです。

しかし空手の大会をやるようになり、顔面パンチを禁止してしまったため
技術が伸びず退化してしまったんです。極真から独立した正道が顔面パンチを
導入しましたが、一歩先を歩くヨーロッパの技術にはなかなか追いつけないです。

おまけに武蔵は非常に癖のある選手です。体格が大きく国内では強かったので
過信、傲慢になっている部分があったと思います。ノーガードで相手に向かって
ロープまで追い詰められKOされたこともあり、ボクシングを基礎からもう一度
やり直すべきでしょう。これは良い指導者に習っていないからです。

バンナも空手経験があり、その後キックを選択しています。
パンチ主体なのは、父親がフランスのボクシングチャンピオンでしたから
その影響があるんでしょうね。ボクシングへの思い入れは潜在的にあるんだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。武蔵はフランク・ライルズという
元ボクシング世界王者にボクシングテクニックを習ってる
みたいですが・・・あまり成果が出てませんね。

お礼日時:2009/04/05 13:43

勿論、合理的な方が良いでしょう。

しかし、人間にはポリシーというものがあります。合理的に強くなるより、自分のやり方やポリシーを貫いて勝った方が、何より嬉しいでしょう。

それと、低迷したとしても、彼らのスタイルを支持している人にとっては、彼らが突然そのスタイルを変えて合理的に勝ちに行ったとしても、嬉しくはないでしょう。

例えが悪いかも知れませんが、応援している清純派のアイドルの人が、売れる為とは言え、スタイルを変えてヌードになるのと似ています。ヌードが合理的に売れる方法とは思いませんが、例え落ち目になってもそれでも脱がない、というのはそのアイドルのポリシーであり、清純派である自分を支持してくれるファンへの気配りでしょう。

合理的な戦術も承知でも、敢えて貫いている男のポリシーがあるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

わかりました。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/05 13:25

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