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ある歌謡曲の本物の楽譜をMIDIに入力して再生してみたのですが、部分的に歌手が歌っているのと音程が違って聞こえます。
歌手の声と楽譜がズレていると考えていいのでしょうか。
歌手の声が微妙な音階を表現できるアナログ、楽譜は飛び飛びの音程しか表現できないデジタルとすると、楽譜の表現力の限界かと思います。
井上陽水のカナディアンアコーディオンは特に楽譜と声が不一致に感じました。この曲は歌を聴いて耳コピーするのがまったく不可能だったのですが、楽譜もなんか違うなという感じです。他にも弾き語り系の歌は音符にすると歌と合わない傾向に感じます。さだまさしとかなんかも。楽譜ってそんなものでしょうか。というか、音符の音程表現力ってそんな程度のものなのでしょうか。

A 回答 (2件)

歌や多くの楽器の場合、曲や箇所によって音程を高めにとったり低めにとったりします。

が、midiや平均律しか出せない楽器でそれを演奏すると、音程がずれて聞こえるものがあります(というより実際ずれます)。

つまり、音程を平均律的にとる歌手の場合はmidiでも違和感が少ないでしょうし、純正律的にとる歌手の場合はずれて聞こえるのではないでしょうか。さだまさしさんはヴァイオリニストなので、純正律的にとっているはずです。

>音符の音程表現力ってそんな程度のものなのでしょうか。
そんな程度のものです。ですから作曲家は楽器指定で解決しようとするわけです(たとえばクラリネットで同じメロディーを演奏するのに、A管を使ってもB♭管を使っても同じに見えますが、実際に聞くと何となく違って聞こえます)。それと同じことが起こっているわけです。
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この回答へのお礼

わたし、もしかして音痴かと思って不安でした。
でも、おかげで不安が吹き飛びました。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/04/17 21:22

こんばんは。

音楽をやっています。

「本物の楽譜」って、…作曲者本人から直接渡されたものですか?
ちなみに市販とか、そういう出回っている楽譜は、厳密には本物ではありません。作曲者が公開OKとした形のものです。それらは時に、一般人が演奏しやすくするために微妙に編曲されていたりもします。
それはおいといて。。。

楽譜とは、作り手の作品を記録して目に見える形にしたもの。…ではありますが、作り手の意向・解釈をすべて表現することは不可能です。どんなに細かく説明を文字で書き込んだとしても、本当の解釈は作り手のみぞ知る!です。 ですので、そういう意味では、楽譜は不完全なものです。

また、「音符と歌が合わない」というのは、当たり前というか、ごく普通にあることです。たとえ作曲者本人が演奏したとしても毎回微妙に違ったりします。なぜなら…演奏するのは人間ですから。時間とともに解釈が微妙に変わったり、また、感情表現が深くなったり。それによって、音の長さが少し伸びたり音程と高さが違う音符がちょっとだけ(短く)はいったようになったり。。。 それこそが表現の幅=味であり、音楽が芸術であるゆえんでしょう。

楽譜は、その曲を演奏しようとしている者には大切ですが、それがすべてではなく、表現するための道具の一つと考えるべきなのでしょう。
一般人が公開されている楽譜を見て演奏する場合、著作権上「楽譜に忠実に」が基本ですが、そういった微妙な変化は許される範囲でしょう。
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この回答へのお礼

本物の楽譜とは、市販のことです。友達が書き写したというのとは違うという意味で、変な言い回しですみません。
楽譜は不完全なものと知って一安心です。
楽譜の勉強を始めたところですが、なんだか超ムズの数学みたいで大変ですが、がんばってみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/17 21:24

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