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近頃、漫画やテレビなどで「あ゛」という文字を見かけますが
これが50音図に追加される可能性はあるんでしょうか?

A 回答 (5件)

ん わ ら ま は な た さ か あ


   ゐ り み ひ に ち し き い  
   う る む ふ ぬ つ す く う
あ”ゑ れ め へ ね て せ け え
   を ろ も ほ の と そ こ お


すでに追加されています。



なんて・・・・


あ” が正式につづり字として認定されたとしても、鼻濁音のひとつになるだけでしょう。
「がぎぐげご」などが五十音図にないのと同様、追加されることはありません。
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この回答へのお礼

「ん゛」もよく見ます。
「あ゛」と「ん゛」を濁音の最後のわ行に相当するところに

あ゛ う゛ ん゛

と追加するのはどうでしょうか?

お礼日時:2009/04/18 12:41

ありません。


意味合いが違いますから。
50音図ではなくて、50音字です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/04/18 12:41

全く無いですから


読めないし発音できないですから

ありゃ絵みたいなもんです。
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この回答へのお礼

「あ゛」は発音できるでしょう。

お礼日時:2009/04/18 12:45

makosei さんは は 鼻濁音 とされています。


amanda97 さんは は 読めないし発音できない とされています。
bougainvillea さんは 「発音できるでしょう」と主張されています。
 3人がそれぞれに別の「音」を想定されていることは間違いありません。共通理解が得られていない以上、日本語の「音韻」となる資格はありません。今のところ「あ゛」が内閣告示で発令される見込みはありません。
 濁点 は 清音 の文字に付けてその文字を対応する濁音で発音するためのものです。その場合の清濁の対応は、平安時代の発音で「わたり鼻音」が無いか有るかの違いです。鎌倉時代になると清濁の対応が原則、無声か有声かの違いになりましたが、「は」-「ば」 は無声摩擦か有声閉鎖かの違いとなったため 無声閉鎖は「半濁」と呼ばれるようになりました。
 現代でも、濁点は無声音を有声化する記号であることにかわりはありません。「あ」はもともと有声音ですから濁点はつけられない、という意味で、「あ゛」は 読めない・発音できない=存在しない と言うこともできます。
 半濁点は本来、「は」が「連濁」を起こさない場合に「非濁点」の意味で無声音で発音するときに使われました。江戸時代後期の「さ゜」=ツァも無声音です。近代になると「か゜」=nga が現れました。
 濁点にも有声字につけて有声をあらわす「ラ゜」=la 「ワ゛」=va が現れました。
 すでに内閣告示で 「さ゜」は「ツァ」となり、「か゜」「ラ゜」「ワ゛」は日本語の音韻からははずされました。
 「ワ゛」はva ですが、これに近い βa は、語中の「ば」で発音されることがあります。
 「は」は ha ですが これに対応する有声音は[有声声門摩擦音]+a という音声で、これは日本語では「あ」と区別できません。つまり音声的には「あ」は「は」の濁音なのです。ですから「あ゛」を濁音性を強調した発音だとして捕らえると、[有声声門閉鎖音]のこととなり、?a つまり一旦声帯の部分を完全に閉ざす ッア とでも表記すべき音となります。
 「あ゛」を鼻濁音つまり鼻音性の有声音として捕らえるとしたら、それは鼻母音のことでしょうから フランス語の an un などに近い音なのでしょう。
 私は「あ゛」は口の奥の方で出す有声摩擦音 ということで有声軟口蓋摩擦音(いわゆる「パリのr」)だと思っていました。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
よくわかりました。
今後「あ゛」がどのような推移をたどるのか追っていこうと思います。

お礼日時:2009/05/30 21:58

先ず、50音図に追加されることはないでしょう。


見て判るとおり、50音図には濁音が含まれていません。
これが一番の理由ですね。

『あ』に濁点を打つのは、日本語としておかしくもあります。
No.4の方が音声学の側面から詳しく解説されていますが、
現代の日本語において濁点を付すことができるのは、子音においてのみです。
『あ』 『い』 『う』 『え』 『お』のような母音には濁音は付かないのですね。

こういうと、『う』には濁点が付くじゃないかと言われそうですね。
たしかに『ヴァイオリン』 『ヴィオラ』 などはそのように表記されます。
これは英語のvの発音を意識して用いられるもので、
より英語の発音に近い音を日本語の文字で表そうというところから考えられましたが、
そもそもは文学作品の中での試みで、それが慣用的に定着したとされています。
ただし、日本語の文字表記としては認められていないものなんですね。
上記の例は、日本語では『バイオリン』 『ビオラ』とするのが正しい表記方法でしょう。

漫画やテレビは、奇を衒ったことをするのが好きなようです。
読者や視聴者の気を引くためにやっているのかどうかは分かりません。
或いは、言葉にならない音を表そうという試みなのかもしれません。
そのうち『ら』行や『な』行の文字に濁点や半濁点が付く日が来るかもしれませんね。
ただでさえ国語力の低下が問題視されているのに、
何故にそのようないい加減なことをするのか、私は理解に苦しみます。

余談になりますが、
『わ』行の発音はwa・wi・wu・we・woなんですね。
『を』は wo であって o ではありません。
現在は『お』も『を』も同じ o の発音になってしまっていますが、
四国の山間部の集落では未だに発音を使い分けている地域があるということです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/05/30 21:57

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