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自分の父親はどの政党といわず政党全般が嫌いです。
いわく、政党で政治が動いているから、国会の多数派の法案が何でも通ってしまう。
議員個人個人にどんな信念があっても党議拘束で、党の決めた賛否に従わざるを得ない。
政党そのものが組織であり、なおかつその政党のバックにそれぞれ支持団体があるため、
そこに癒着や利権が発生して国民のための政治が行われない。
組織になど属さず個人の良心で誠実にやってる議員の方が信用できる。
そういう意見です。
主にこれは与党への批判になるのでしょうが、今の野党が政権を取っても国会のシステムが同じである以上
起きてくる現象もまた同じでしょうから、要はやはり政党全般が気に入らないということだと思います。
実際、ごもっともだと思いますし、同じように感じてる人はほかにも多いと思います。
無党派層が多いのも、現有の政党に支持するに足る党がないというより、どんな政党であれ
政党というシステム自体への不信感が実はあるのではないかと思います。

しかし一方で、議会制民主主義を取っている国はどこでも、多党乱立であったり二大政党制であったりはしても、
一様に政党政治が採用されている事を考えれば、民主主義のいろいろな実験の中で政党というシステムがベストでは
無いにしてもベターな選択であるというのが現時点での共通認識ではないのかとも思います。
そもそも、いい悪いを論ずる以前に、人間は3人いれば派閥やグループが生じる生き物である以上、
たとえ政党を廃止して全ての政治家を個人単位にしたところで、いつかはいろいろな理由でまたグループが形成されるのではないでしょうか?

政党が一概に是か非かではなく、メリットとデメリットの両面が存在すると思いますが、
その両面を考え合わせた総合判断で、政党はあった方がいいと思いますか?
それとも無い方がいいと思いますか?

A 回答 (5件)

簡単に言ってしまえば、政党が無ければものすごく効率の悪い状態になると思います。


会社とかに例えて考えてもらえばわかると思いますが、会社が部署とか課とかにわかれていなくて、それぞれが独立して好きなようにやっていて会社としての仕事が成り立ちますかね?
重要なプロジェクトがあったとして、全体の責任者もいなく、それぞれが個人の力のみで知恵を絞って企画を出したとして、果たして良いものはできますかね?

政党も同じです。
国会ともなれば、とても広範囲の議事を扱わなければなりません。
全ての議員が全ての分野に詳しいわけではありませんので、党の中に分野ごとにプロジェクトチームとか部会というようなものがあります。
まずはそこで詳しい人が話し合いを重ね、ある程度完成した形にします。
そして党全体に対して趣旨説明などをし、改めて質疑応答など議論をして、党として国会に出す議案にします。
簡単に言えば、党の中にミニ国会があるようなイメージでしょうか。
ですので、党が無い場合は、これらの恩恵が無く、全部1人でやらなければいけない状態になります。
個人でできることなんて、高が知れています。

あと、党議拘束について結構誤解されている人もいるのですが、
党議拘束がかかるのは、基本的には上に書いたような党としての意見をまとめた後です。
つまり、党の中で議論を重ねた上で(最終的には多数決かもしれませんが)結論を出したものに従いなさいといういことです。
これって民主主義としては普通のことだと思いますが……

どうも、このあたりを勘違いしている(させている)人が多い気がします。
まあ、やたらめったら党首や党幹部の一存だけで党議拘束をかけるのでしたら弊害が大きいとは思いますけどね。


結論:政党は当然必要
(現在その機能がきちんと100%発揮されているかはまた別の話ですが)


ちなみに、これらは自民党のものを参考にしています。
民主もそんなに変わらないと思いますが、小さな政党はそこまでできているかはわかりません。
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仮に、あくまで仮に…


政党が禁止されて、グループを組むことも禁止して、全ての議員があくまで個人になってしまったら…みんなが(悪く言えば)好き勝手な意見を言うばかりで、なにも決まらなくなりそうで怖いです。

政党やグループを組むことが絶対に正しいとは言えないかも知れませんが、議会で法律や予算を決めなきゃいけない以上、必要なのかなぁと思います。
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空想ではなく現実の問題として考えるなら貴方の父上の仰る事は無理があると思います。


個々の議員の意見を尊重すると言えば聞こえは良いですが結局船頭多くして船山に登るの例え通り良い結果は生まれません。

政策を実現しようとしても反対のオンパレードで時間ばかり空費し極めて効率の悪いシステムと言わざるを得ません。
そうでなくても議会制民主主義は非効率で多くのコストと時間が掛かるのにこれ以上効率を無視したような制度は現実的では有りませんし群れたがる人間の本性にも反しています。
政党を廃止すれば無秩序状態になってしまうか独裁者が出現するかも知れませんね。

議員も人間である以上全員が賛成する政策など極めて限られたものになり重要な議案などはいつまでたっても決まらないと思います。

結局多様な意見を収束し政策に反映させる為にはある程度の強制力は必要でその為にも現在のシステムがベストに近いものだと考えます。
確かに支持団体の利益代表のような政党では困りますがそれでも政党の存在しない無秩序状態より遥かにましではないでしょうか。
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>政党の必要性



        ↓
問題や不満はありますが、政党は必要と思います。
それは、議会制民主主義や首班選び、重要政策の立案施行にスピードと内容のチェック充実に、現状でベター&有効なシステムだからです。

しかし、それは必要条件であって、よりましな及第点と言うだけである。
現状の政党の存在、成果や機能が、決して、十分条件を満たしてる訳でもありません。

政党本来の目的や機能を→円滑、効率的に発揮・達成するには、政党所属議員の「資質・使命感・矜持=広意には器量」が肝心であり、その個々のレベルアップがない限り、どのような制度も政党もマニフェストも、骨抜きにされると思います。

政党の役割を果たさすには→個人としての器量に加え、同時に、旗印や将来ビジョン、その目的への工程表:基本と成る憲法観・安全保障政策・政策のプライオリティを核としての、政党のガラガラポン・政界再編が不可欠だと思います。

また、現状でも、少しでも個人の器量が政党としての器量・信頼・実行力につながる為には→重要政策での党議拘束の撤廃、綱領やマニュフェストの徹底開示と遵守が、広く党内外や国民に情報開示されチェックされ、その支持&不支持と評価で選挙で信任を競わねば本物とは言えない。

その選挙(国民からの信任信託)を受け・経て、議席の配分と国民世論の合意形成に繋げ、国益と民意をバックボーンに負託を得た中から政党・政府を形成し→国会において、その責任を果たすべく政策立案と予算の配分、官僚組織や自治体との共同責任と連帯&分担にて行政執行を行うのが議会制民主主義の基盤・根底だと思うからです。

しかるに政党の現状は、主義主張もバラバラにマスコミや支持基盤向けの迎合&利益誘導が、人気取りと手柄争いに終始しているかに見える。
個々の政治家が出自も政歴もビジョンも→まだら模様に与野党に混在し、個人の政治信条を糊塗し隠して所属している為に、価値感の違いやリーダーシップが見えず聞かされず発揮されない。

すっきりとしたシンプルな政策実現の為の政党結成&運営、効率的な分り易い政党政治が行われていなく、与野党の立場と利害だけでの為にする批判合戦、スキャンダル捜しに、国会が終始しているので、いつまでも政治&政党&議員のイメージは上がらず、利権に群がる蟻、猟官運動と選挙の為のポイント稼ぎしか見えない。

そこには、国益・国威・国運・国際協調の旗印もリーダーシップもビジョンも見えず、活力を失った政治政党不信がはびこり、主権者である国民の中に政党不信と不要論が徐々に確実に蔓延して来ている。

誰がやっても、誰がなっても、どの政党も・・・と言う不平不満不信が、大切な政治政策への無関心や選挙における低投票率、一部のタレントや知名人や世襲議員の増大に繋がり、それがインスタント政治家(政治家という商売)を安易に創造してしまい、結果的に悪循環で政治の沈滞・政治家政党の器量気概不足の負のスパイラルを招いてしまっている。

私の意見としては、政党は必要です。
しかし、現在の政党が機能・責任を果たしているとは思えない。
選挙を通じての真贋の峻別とリーダーの発掘・育成を通じて、我が国の議会制民主主義のステージアップ、是々非々での熟成が必要だと思います。

政治不信に伴う政党不要論の気持ちは分るが、個人である政治家の共通価値感によるグループ化が推進力となる現実がある。
その価値感やリーダー選びの相互啓発・切磋琢磨がグループ間の競争であり、政党の存在基盤でもある。

議会制民主主義は、個人戦としての小選挙区での選挙と団体戦としての比例区と選挙区を合わせたトータル議席(議員数)が、主権者からの第一党を得て、国民に代行して政権運営を行うのだから・・・。

要は、様々な意見や利害、価値感を汲み上げ、調整し、反映した政策立案に→集大成と多数決による合意形成が基本であり、志・信条・価値感プライオリティを共有・同じくする、良質な個人政治家が集い→意見意向を集約収斂し政党を為し、政策を立案・成案し、実行&実効有らしめるのが本意である。

たしかに議会制民主主義・政党政治は、複数&多党政党の存在は→少数意見の尊重と決定システムにおいて、時間とコストが掛かるメカニズムだが、独裁専制政治や恐怖弾圧政治、人種や宗教やイデオロギーの純化政治の不合理性を戦争や粛清や民主集中制の恐怖と悲惨な実験を経て→人類の英知で築き上げた民主主義システムの要諦・王道だと思います。
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あなたの父の意見に賛成です。



民主党の中にも良い議員さんはいっぱいいるのに、
民主党は外国人参政権に賛成の人と反対の人が半々なのに、
執行部が皆、賛成だから、民主党全体が賛成になってしまっています。

なので、民主党を支持することができません。
外国人参政権に反対している党は、自民党だけなので
自民党しか支持できません。
「政党の必要性」の回答画像1
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