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伝統的な物作りの職人になりたいのですが、どう動き出したら良いのか見当がつきません…。これまで幾つか仕事に就き、自分のやりたいことが朧気に見えてきました。全く何の技術も資格も後ろ盾も学歴もお金もありません(PCがないので検索などでの手掛かりは限られてしまいます)。年令も性別も不利かもしれません。ですが、一つ一つ責任を持って一生の仕事をしたいと思っています。仕事を見つけるにはどういう所に問い合わせたら良いかや、有利な資格…など、具体的な情報の糸口をどうかお願いします。

A 回答 (5件)

一口に伝統的な物といっても、


たとえば鍛冶と寄木細工とガラス工芸と機織はまったく別の仕事です。
リンゴとみかんとバナナといちごぐらい違います。

また、うどん屋・そば屋・豆腐屋なども、
伝統的な物作りの職人です。
小さな町でもひとつぐらいは上記のお店があるでしょうから、
そこで直接相談するのもひとつの手です。

リンゴ農家に行って、
「何でもいいから果物の作り方を知りたいので弟子にしてください!」と言っても、
「おまえは何がしたいんだ!?」と追い返されるのがオチだと思います。

「何でもいいから何かがしたい」というのは、
「あなたの技に魅せられたのでぜひ修行したい」というのとはまったくワケが違いますから、
人生をかけてその道を究めている相手にとってとても失礼なことです。

また、熱意だけではダメです。
モノづくりであれば、手先の器用さや、いろんなセンスを問われるものがほとんどです。
ある程度までは努力でカバーできますが、
ある程度以上は才能によって大きく左右されますので、
もし、自分自身不器用でセンスが無いと思うのでしたら、
やめておいた方が無難です。

とりあえず、自分は何がしたいのか?
その適性はあるのか?
というところを、もっと掘り下げてみてください。

私があなたに豆腐屋を勧めたところで、
あなた自身にやる気がなければ、無意味ですからね。
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この回答へのお礼

ひとつひとつのお言葉をありがたく噛み締めて受け取りました。惚れ込んだものがあったり特定の職人さんの腕を見込んで、というわけでもないのなら、当然門前払いですよね…。育った場所に深い愛着があるので、地元に古くから続いているようなことを自分の一生を捧げる仕事にと考えたのです。私は動き出す方向すら掴めず気持ちばかりが先走っていました。冷静になって自分や周りを見詰めなくては道も見えないですよね…。親身になって考えて下さって、本当にありがとうございます!

お礼日時:2009/05/14 15:11

最低限の条件として、資産で食べていけること。



というのは、ここ20年ほど廃業した伝統産業系家内工業所は3桁近くなります。日本最大手の某所とか、人間国宝の某氏とか、伝統産業ゆえ安衛法を無視している法人が多く、大体の職人は5年程度で健康を害して離職しています。労災にもならず、医者が治療を放棄したので自分で直すという人もいます(本人の話では、適正な治療を受けられない場合の平均余命は10年、既に10年生きたからいつ死んでもおかしくはない)。

5年程度勤めて健康を害しても資産で食べていける人でないと、薦められません。
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この回答へのお礼

そうですね…。造るものによっても様々な厳しさが必ずしもあるものだと思います。自分の代で終わろうと考えておられる方も多いようですね。そして、それは伝統産業に限ったことではないのかもしれません…。私の知っている農家の方もまた、過酷さゆえに、とても跡を継いで欲しいとは思わない、とおっしゃっておりました。私は何の保障もなく、健康や安全を軽視されて、生活保護より低い賃金で、つい最近まで製造業勤めをしてきました。私が勤め先を辞めた理由はそういったところにはありません。苦痛は辛いものです。でも、私にとってそれよりも辛いのは人に失望することです…。自分の仕事に責任を持たず手を抜くことばかりの体質には、もう辟易です…。私は納得のいく仕事を、深い愛着のある地元に根差して、じっくり探したいと思います。まだまだ私は入口にさえ立っていません。実際に体験してみたり、色々な方の話を伺ってみるなどして、目指す仕事の実情をよく知ることが必要なんですね…。勉強になります。現実的なことを具体的に示して下さって、とても参考になりました。ありがとうございます!

お礼日時:2009/05/15 03:25

先ほど回答したものですが、このような養成機関を修了後、No.1のかたがコメントされているように無給で弟子入りがいいかもしれません。


この世界は厳しいと聞きますが、最後まであきらめずにがんばってくださいね!!
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この回答へのお礼

(恐縮ですが、No.2と3併せてのお返事で失礼します…)
前途戴いたような育成所の門をくぐった上でなら、その後に進む為の相談窓口や人材斡旋などもありそうですね。参考になります!
因みに当方、茨城県民なのですが、調べてみましたら県内では畳の伝統技術の訓練校がありました。ですが、そこは年令制限が29才迄で、35才の私は既に受験資格を越えておりました…。出来れば大好きな地元に根差した職人になりたいです。

お礼日時:2009/05/14 14:23

このような記事をサイトで見ました。

PC環境が無いとのことなので、あげておきます。参考になるかどうか分かりませんが・・・
以下抜粋
伝統工芸の求人と職人養成機関一覧

●九谷焼技術研修所
〒923-1111 石川県能美郡寺井町字泉台南2番地
電話0761-57-3340
九谷焼の基礎を学ぶ。卒業生には著名な陶芸家も多い。

●金沢卯辰山工芸工房
〒920-0832 石川県金沢市卯辰山1-10
電話076-251-7286
陶芸、漆芸、染、金工などの伝統工芸技術研修を行う。

●木曽高等漆芸学院
〒399-6302 長野県木曽郡楢川村平村1729
電話0264-34-0488
漆芸、工業デザイン専門の研修所。

●京都伝統工芸専門学校
〒622-0041 京都府園部町二本松1-1
電話0771-63-1751
陶芸、能面制作、木工芸、石工芸、竹工芸、金属工芸などのコースがある。学校教育法でいう専門学校で、卒業すれば専門士の称号が得られる。

●島根デザイン専門学校
〒699-1832 島根県仁多郡横田町
電話0854-52-8200
陶芸科では、陶器、磁器、釉薬、絵付けなど桃源全般にわたる技術・知識を習得する。付属の奥出雲陶芸研究所でも研修生を受け入れている。

●香川県漆芸研究所
香川県高松市番町2-9-30
電話087-821-5948
香川県の伝統的な漆芸を伝承するための後継者養成施設。

●佐賀県立有田窯業大学校
〒844-0012 佐賀県西松浦郡有田町中部乙2441-1
電話0955-42-3144
陶磁器の技術者育成を目指す県立の専修学校。
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伝統工芸にはその道の専門家がいるはずです、しばらく無給で修行したらどうでしょう。

無給がむりなら伝統工芸の道は諦めましょう
問い合わせとしては商工会議所、役所の地域振興課などに問い合わせてみてください
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この回答へのお礼

商工会、地域振興会…なるほど…!確かに、地元のことに精通している所ならば何かしら知ることが出来ますよね!やっぱり実力重視の世界ですからね…。賃金は自分の技量がまともになってからの話だと重々分かっております。地元がとても好きなので、まず近くから調べて問い合わせてみたいと思います。アドバイスありがとうございました!

お礼日時:2009/05/14 13:47

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