プロが教えるわが家の防犯対策術!

男性は生まれつき好戦的で独立性が高く、女性は宥和的で協調性が高いという説がありますが、(脳の仕組みがそうなってるというような本も最近ありましたが)本当にそうでしょうか?
 組織になるとその力学で女性も好戦的になる気もしますし。
 好戦的-宥和的、独立性-協調性はかなりその「組織の力学」に左右されると思うのですが…。
 この前どこかの国の女性の政治家の方が「女性が政治や政策決定の主流になれば、この世から戦争や争いごとはなくなる」とおっしゃっていましたが、はたして本当にそうなるでしょうか?

A 回答 (8件)

 ごめんなさい。

下の回答の補足です。
下では、男性の例をいろいろ書いて女性側の変な(?)例をあげていませんが、これは単に質問への回答には男性の例をあげたほうがいいかなと思ったからで、男性性や特定の男性に恨みがあるものではありません。いつも私の回答は無駄に長くなりがちな上に暴走しがちなので、女性の特徴を述べた例をあげるのは控えさせていただいたのです。 
 でも、女性は「まわりにも宥和的な態度を強調しようとする傾向が」などと聞いたことが・・。ただの感想文レベルですけど。
 
    • good
    • 0

 猿人類の社会的な特徴として、男性は縦の人間関係を強調しようとし、女性は横の人間関係を強調しようとする、というのがあるそうです。

猿に限らず、犬も雄のほうが攻撃的、ボスになりたがる傾向が強く、雌の方が人間に従順で訓練に熱心である傾向がある、とされています。多くの社会動物で子を産む(=ケンカしている場合じゃない)雌のほうが宥和的な傾向があるように思います。
 猿の場合を人間に当てはめれば、例えば夫婦そろってパーティに誘われた例がその本にありました。夫は「妻に都合をつけさせるよ」と自分が妻より上であることを示そうとし、妻は「夫とも相談してみる」等仲がいいことを見せようとする。
 この例で言えばいろいろあると思います。「男をたてろ」という主張はよく聞きます。たとえ実権を握っているのが女性であっても対外的には男性の方が「半歩先を歩く。」(先を歩いてどうするのか?後ろにいる女性がついてこなかったら、財布を持っていない男性はどうするんでしょう)「女をたてろ」なんて主張を聞いた事がありますか?
 また、男女入り混じっての会話を聞いていると、男性は「教えをたれる」ような喋り方が多いのに対し、女性は「ただ笑って相槌をうったり「えーすごいね」など相手の知識を尊敬してみせる」ような喋り方が多いと思いませんか?(女性も内心「そんなことぐらい知ってるって!しかも間違ってるじゃん」などと思っているらしいのですが、同じ立場でそれを口にする男性はいても女性は少ないような)
 
 どの本か出自を忘れてしまい、大変いい加減ですけれど男性を男性として分化せしめる男性ホルモン(エストロゲン?)こそが攻撃ホルモンだと読んだことがあります。攻撃ホルモンであり、競争ホルモンだと。そういったシーンを多く繰り返し経験(自分が攻撃的になる)と分泌が増えるんだとも。
 ところで、自分個人にとっては面白い発見をしました。治療中歯医者さんのまつげの数を数えていて気がついたのですが、押しが強く声が大きく活動的、言いかえれば「いかにも男性っぽい」感じの人、悪く言えばワンマンな印象を受ける人はもれなく(年取ったときは別として)髪がふさふさなのです。医者の多くもそうではないでしょうか。
 髪の量なのか決定するのは男性ホルモンだと聞いたことがあります。(女性ではげが少ないのは女性ホルモンのおかげだというのは知っています。)つまり、医者のように過酷な受験競争などを勝ち抜くことのできた人間は攻撃・競争ホルモンが多かったからだと考えてみました。つまり、「髪がふさふさ」=「男性ホルモンが多い」=「競争に強い」という図式ではと考えてみました。それだけなんですけど。
 ところで、政治家の主流が女性になれば戦争や争いごとはなくなるか?こればっかりはなってみないとわかりませんね・・・。また、なってしばらくしないと。
 政治家というのはどの程度までか他人に対し支配的な傾向のある人間が選びがちな職業ではと思います。どんな組織でもある程度好戦的(敵を排除することをためらわない)・競争的な人間でないと上にはいけないはずです。
 女性は同性を敵視しがちという意見から否定される方もいらっしゃるかもしれませんが、政治の主流になるほど男女平等の世界になる、「女性は優しい」的「女性はかくあるべき」ロールプレイがなくなれば、女の敵は女という傾向はなくなるかもしれません。奴隷は奴隷同士で足をひっぱるのが人間の心理だそうですから。
    • good
    • 0

補足しますと、


「強い遺伝子」を残すのは、「種」全体の課題であって、個々の生き物がどう思っているか、というわけではありません。本能、というのはそういうものです。

性的魅力、というのも、そういう派手なオスが性的魅力がある=メスに好まれるので遺伝子を残す、天敵から逃げられるだけの強いものが子孫を残す、というプログラムだということです。
メスにもてるためには、天敵に負けない力を持っていなくてはならない。ただのジャニーズではだめなんですね。男を戦争に駆り立てるのが女の仕事だといえなくもないか?
    • good
    • 1

とりあえず前の方の解答に関してですが


えーと、動物の世界では、別に強くなくっても、
他にくらべて有利な遺伝子は結果的に集団内に固定されます。

クジャクの例を挙げれば、オスの派手さは性的魅力であって、
派手なオスほどメスを惹き付けるらしいです。
これはパラサイト(寄生虫)に強かったり、栄養状態が良いことを
示すパラメーターとなっているからとも考えられています。
また、このような性的ニ型に関しては「ランナウェイ」という仮説が
提唱されています。つまり、あるメスが特定の形質に惹かれたとすると、
その子供は同じくその形質に惹かれる可能性が高いわけで、
このようなことが繰り返されると、オスのある形質が一方的に誇張される
わけです。(これは多くの場合メスがオスを選択するからで逆もあり得る。)
クジャクの羽はメスの好みによって伸びたけど、あんまり長いと生存に不利に
なっちゃうんで、そのバランスがとれた長さだと考えられてます。
(このへんは東大の長谷川センセがやっているはずです。)

ライオンは別に弱い遺伝子を排除するんじゃなくって、自分の遺伝子を
残したいだけです。たぶん。

で、肝心の御質問の件ですが、
普通に考えればオスってのは好戦的です(断言)。
オスは精子をばらまきゃいいんで、他のオスとメスを取り合いになる。
喧嘩します。中東のイスラム圏の人たちはしょっちゅう戦争してますが
あれはイスラムの女性が隠し過ぎてるからっちゅう話もあります。
軍隊に女がいれば、みんなふぬけになっちゃうだろうし。
いずれにせよ、女に飢えた男はおそらく好戦的でしょう(笑)。

あと、人の場合はオスが狩りをしてきたと考えらえています。
だから肉体的にも男は運動に適した構造となっているわけです。

こーいうことが、
生理的には脳の構造の違いとして生じているんじゃないでしょうか。

某竹内久美子氏は、ポルノが戦争をなくす、みたいなことを言ってましたが
案外そんなもんかも知れません。
    • good
    • 0

 動物の世界では「強い遺伝子」を残すことが至上課題になります。

その方法として弱いものを淘汰し強い物を残す、ということになります。

 クジャクを代表として、「オスが派手でメスが地味」な動物がたくさんいます。あえて、天敵に見つかりやすい姿をしていて、そのなかを生き残ったオスだけがメスに認められて子孫を残すのだそうです。
 メスは、せっかくオスが命がけでのこした遺伝子を、天敵に食われて失うことのないよう、地味な姿をしているのだとか。

 ライオンなど、食物連鎖の頂上にいる動物の場合、オスの主な仕事はけんかで、弱い遺伝子を排除するのが仲間同士の争いです。
 ライオンみたいに、女性が食料の調達(百姓)とか、子供の養育とか、ぜんぶやって、男たちは戦いばかりしている。そんな社会がどこかにありそうですね。

 女性が主流になれば戦争がなくなる、というより、そういう世の中でないと女性が主流になれない、ということがいえるでしょう。(政治課題の中心が教育とか農業とかになる時代。そういう時代が来てほしい)
    • good
    • 0

男性が好戦的なのはY染色体に起因するというのを聞いたことがあります。


出生率を見ると男性の方が僅かに高いそうです。
なぜかというとそれは男性の方が攻撃的で死にやすいためだと言われています。
といったことを考えますとやはり好戦的なのは「生まれつき」の部分もあると思います。もちろん大きくなるにつれてその人をとりまく環境の方がより大きな影響を与えると思いますが・・・。
    • good
    • 0

「脳の仕組みがそうなっている。

」というのは私はTVで知りました。(^^;;
うろおぼえですが、力(暴力・好戦性)のスイッチが女性よりは男性の方がはいりやすい、というものでした。

でも、「脳の仕組みがそうなっている」からと言ってすべての人に当てはまるりませんよね。
言語分野は女性の方が発達しているので、子どもなどを見ていても女の子の方が話すのが早かったりしますが、
男の子でも早い子ははいますよね。
だから、一般的な素地はそうかもしれないけれど、その人の資質と環境次第で変わって来ると私は思います。

一時的な力の作用としては「組織の力学>ジェンダー>脳の仕組み」で、
普遍性としては「脳の仕組み>ジェンダー>組織の力学」ではないでしょうか。

「男は誰しも『他者をコントロールしたい』という願望を心の底に持っているのです」(梶山寿子著、『女を殴る男たち』より)
このことを考えれば、男性が組織をコントロールする立場にたちたがり、コントロール出来ないものを力で排そうとする
のも理解できます。
女性が、男性社会の中で伸し上がって行く(政治家になる)には、この『他者をコントロールしたい』という思いを
膨らませて男性のそれと同等にし、それ以上にしなければならないかもしれません。
そして上り詰めた時にこの願望に支配されていれば、女性が政治家になったとしても今までの男性とかわりないでしょう。

でも、政治の分野での女性の割合が増え、それほどコントロール欲をかりたてなくても女性が政治に参加できる
ようになれば、そのどこかの国の政治家の方がおっしゃったようになっていく可能性はあるように思います。
    • good
    • 0

どなたもお返事していないようなので私見を書きます。



この男女の違いについては、個々の人間ではなく集団としてみた場合に
そういう傾向が現われる、ということだと思っています。下の図参照。

宥和性   ←ーーーーーーー男ーーーーーーー→ 好戦的
宥和性 ←ーーーーーーー女ーーーーーーー→   好戦的

つまり、個々の男女は上の直線のどこかの範囲にいるわけですが、そ
れを多くの数を集めて統計をとってみた場合に、そのような傾向があ
らわれるのだと思います。ですから、個人単位でみたり、その環境を
考慮したりすれば、男性よりも好戦的な女性もいるでしょう。

それは例えばスポーツでも同じだと思うのです。マラソンや100m走
など、トップクラスでの記録は男性の方が早いですが、個人的に見れ
ば、並みの男性など足元にも及ばない女性は沢山います。でも、全体
としてみれば、男性の方が早いかな・・と言えるでしょう。

なお、下のことについても、私は否定的です。
1982年にアルゼンチンとイギリスの間でフォークランド紛争が起
こりましたが、時のイギリス首相はサッチャー(女性)でした。サッ
チャーは積極的に戦争への決断を下したと聞いています。ですから、
戦争や争いごとについても、女性が政治の主流となったからといって
なくなるとは言えないと思います。(そういう傾向が生じるかもしれ
ませんが。)

結局、男性だから~、女性だから~という形の言い方は一つの偏見の
現われであると私は考えています。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!