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自分はものすごく無知なので、ここに助けを求めたくて投稿します。

両親はキリスト教で、なぜか仏を偶像だといって嫌います。
家には仏壇もないし、遺影もかざってありません。
それに、お墓参りにも行きません。

私はそれが当たり前だと思っていたのですが、最近本でお墓参りは先祖の供養で大切だということを知り、心配になってきました。

こういう家庭は普通なのでしょうか?
ちなみにわたしは機会があればお墓参りには行きたいな、と思っています。
どう思われますか?

A 回答 (6件)

キリスト教といっても様々ですが、実際私が洗礼を受けた直後も「キリスト教では墓参りをしない」などと言われました。

でも旧約聖書にはちゃんと墓に立ち寄る事が書かれています。(アブラハムだったか詳細はは忘れましたが)

キリスト教の中にもいろいろあって、プロテスタントの幾つかでは、キリストの像を飾る事すら偶像だといって十字架だけを唯一飾る会派も多いですし、教会すら偶像だといって教会を立てない会派もいます。

仏教も仏陀が説いた時には「何を目標に拝めばいいんだ」という弟子の問に「○」を書いたといわれております。仏陀に言わせれば、現在の仏教も偶像崇拝だというかもしれませんね。

しかし人間ほれ程強い生き物ではありません、何か目標物が無ければ容易に精神集中ができるわけでもなりません。その精神集中の目標として重視蚊帳像や教会があるのであって、それを拝む為ではありません。
逆に言えば、像や墓があるから偶像なのではなく、頼る目印を主体と入れ替えてしまう事が偶像崇拝なのです。

だから、偶像を嫌いすぎて、偶像崇拝に陥ると言う事もありえます。
それが墓や寺を嫌うということです。墓や寺の形などを見て嫌うという事は、そこにキリスト以外の神の姿を見ているから嫌うのでしょう。それこそが偶像を認めているということです。
真の信仰を持っていれば、それが例え仏教の墓であろうとイスラムの墓であろうと、石ころであろうと関係なく、それはモニュメントとしての存在であるはずです。そしてその前で故人を忍び個人のために神に祈る事は壁に向って祈るのと同じように出来るはずなのです。
…と私が洗礼前の勉強で教えられました。
私は誰の葬式であろうと出れますし、仏教徒である先祖の墓もお参りしますし、そのための法要も仕切ります。それは日本での伝統の儀式であり、母を初めとする親類縁者の為でもあります。
大事なのは形式ではなく、先祖に感謝し、神に祈ることだけでしょう。それに多くの聖人やマリアに感謝し、尊敬する事は偶像ではありません。

別にご両親はご両親、自分は自分でいいのではないですか?信仰はあくまで自分自身の問題です。「人が祈ってくれるから自分はイイや」では無く、また人に頼むものでもありません。
自分がしっかりした思想を持っていれば、それは自分のことです。
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質問者さんの直面している問題は


「日本人が伝統的に持っている『先祖供養』の概念がキリスト教に存在しない」
ことから生じるものです。恐らく、日本人のキリスト教徒とその子弟が必ず直面する問題です。

キリスト教では「先祖を供養する」という発想がありません。
この点は通常の日本人には全く理解できないことです。
日本人が「先祖の供養」に熱心で、子供がいない人が怪しげな「永代供養」に大枚をはたくのは、キリスト教徒の欧米人が見ると全く理解できないことでしょう。

キリスト教では「先祖の墓参り」という概念がありません。
ですので、例えば戦死者は戦死した場所に簡素な墓を作って葬り、航海中に死んだ人は「水葬」して海の中に遺体を沈めます。
例えば、イギリス人が遥か離れたフォークランド諸島での戦争で死んだ場合、フォークランドに埋葬されます。イギリスにいる家族がフォークランド諸島に墓参りに行くことは不可能ですが、墓参りという発想がないので問題になりません。
その人が死んだことが、イギリスにある、その人が属していた教会の信者名簿に「ジョン・スミス、1900年8月8日にフォークランド島で戦死」などと記録されておしまいです。

日本人であれば、南方の孤島で戦死したり、海戦で戦死して水葬したりする場合でも例えば
「遺髪を切り取る」
「指を切って荼毘に付し、ほんの少しでも遺灰を残す」
といったことをして、遺髪やほんの少しの遺灰を日本にいる家族に渡すような努力をします。太平洋戦争の時はそれも叶わず、「遺骨箱」の中身は小石が一つといった例も多かったようですが。
家族はそれを日本にある墓に収めて故人の戒名を墓に彫り、法事を行います。

さて、質問者さんのご家庭の場合、ご両親は強固なキリスト教の信仰をお持ちのようですね。その場合、仏壇がないのは当然として、墓参りにも行かなくなるでしょう。キリスト教の信仰を突き詰めれば、「墓参り」という行為が成立しないからです。

ところで、ご両親自身は「自分たちが死んだら、遺骨はどうして欲しい」と考えておられるのでしょうか?ご先祖からは独立した、ご両親専用のキリスト教墓に葬って欲しいのか、散骨といった方法で墓を残さないで欲しいのか、ご両親にきちんと確認しておかないと、
「敬虔なキリスト教徒であったご両親に仏教の戒名をつけ、仏教のお墓に葬る」
といった支離滅裂なことになりかねません。

また、質問者さんご自身は普通の日本人で、先祖を供養するのは当たり前と思うし、墓参りはするべきとお考えのようですね。
でしたら、ご両親は抜かして、質問者さんご自身が仏壇を家に置き、先祖代々のお墓を護持されればよろしいでしょう。
キリスト教徒のご両親については「間が抜けた」形になってしまうでしょうが、これは致し方のないことです。
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ご両親は、天国で永遠の命を得て、あなたを見守っていることでしょう。


それが、あなたを育てながら、生涯をかけて守った信仰なのです。

日本は先祖供養を重要視しますが、それならなおさら故人の想いを尊重されることこそが、本当の意味での供養となり得るのではないでしょうか?
あなたにクリスチャンになれとはいいません。信仰、宗教は自由ですし、そうあるべきです。
ただあなたにも、両親に対し、供養は仏教にするべしと定めるのもどんなものでしょうかね。ご両親は、あなたの自由なる信心を尊重しておられたからこそ、今のあなたがあるわけです。
ご両親の気持ちに応えてあげられるのはあなたしかありません。
ありし日のご両親の姿を思い浮かべながら、納得のいくまで考えたらいいと思います。それはとても必要で、そうすべきことだと思います。
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あなたはクリスチャンじゃないのですか?


教会にも行ったことはないのでしょうか?

>お墓参りは先祖の供養で大切だということを知り、心配になってきました。
→何の本でしょう?仏教の本でしょうか?
先祖の供養が・・・とか書いてある本は、たいていそれにお金を使うように仕向けている本です。
要するにPR本です。
そういった事を書いて、人の不幸や心配心をあおって金儲けしているのです。

クリスチャンは一神教なので、先祖は敬いません。
仏教は人が死ぬと仏になるので、先祖を敬うのです。
>家には仏壇もないし、遺影もかざってありません。
それに、お墓参りにも行きません。
→そのお墓は仏教のお墓だと思います。だからご両親はお墓参りをしないのでしょう。
クリスチャンホーム(夫婦共にクリスチャンの家庭)なら普通だと思います。
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キリスト教だって、仏の代わりになる物(十字架)やお墓も有ります。


先祖の供養も墓参りも、キリスト教だって当然行なっています。
ご質問者様のご先祖様はどのように祭られているかは知りませんが、自分の信ずる方法でお参りし供養すれば良いでしょう。
万一ご両親がお亡くなりになった場合、ご質問者様が施主になれば自分が信じる方法で弔うことも出来ます。

ちなみに、家族間で別の宗教観がある場合、何かともめる可能性もありますが、その政を行なうに当たって、その時に力関係が一番強い人の方式に従うことになります。
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話が詳しく分からないので答え方が分かりませんが、両親はキリスト教で墓参りに行かないのですね。


でもお墓自体はあるということでそのお墓は仏教式でしょうか、キリスト教式でしょうか?

まず偶像について説明しましょう。偶像礼拝とはキリスト教で禁止されているものです。キリスト教徒でも故人に対しての大切な思いはあります。
しかし、その魂はもう天国に行ってしまって、お墓そのものはただの石です。その石に拝むのは意味がない、それが偶像です。
難しいかもしれませんが、キリスト教の十字架も同じ偶像です。十字架そのものに全く意味がありません。
大事なのはその十字架に対する思いです。

お墓に対してもそうです。お墓に線香をたいたり、お供え物をあげたり手を合わせて拝んだりというのはキリスト教的に意味はありません。
故人は天国にいるのですから、あるのは故人との思い出だけです。

ここからはあなたにもできることをいいます。
クリスチャンでもお墓に行くことは大事です。両親がお墓に行った事がないということはクリスチャンでもどうあるべきか問います。

一度、両親を誘ってお墓に行きましょう。
そして、お墓をきれいに掃除しましょう。お墓をきれいに拭いたり、お墓の周りの草むしりなど、お墓そのものに拝むのでなく、お墓を大事にすることはやはりクリスチャンとしての一つの義務ではないでしょうか。

最後にもう一言、宗教は自由なのであなたが仏教徒なら無理にキリスト教式を強いることはいたしません。
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