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今、がん保険の加入について悩んでいます。加入の検討時に、
「がん保険は本人型で、先進医療に対応しているもの、すべてのガンに対応しているもの、がん診断給付金は何度でも受け取れるもの、ガンと診断されただけで給付金を受け取れるもの」が良いと言われていますが、これらの条件を満たすようなお勧めがん保険はありますか?

A 回答 (2件)

保険は、商品が目に見えないので、素人の方には理解しにくい点が多くあると思います。


なので、ついつい回りの声に流されやすいです。
だからこそ、「なぜ、どうして?」という問い掛けが重要です。

本人型というのは、どういう意味なのでしょうか?
先進医療とは、どのような医療のことで、それに対応しているというのは、どういう意味なのでしょうか?
すべてのがんに対応しているというのは、どういう意味なのでしょうか?
診断給付金が何度でも受け取れるというのは、どういう意味なのでしょうか?
診断されただけで給付金が受け取れるというのは、どういう意味なのでしょうか?
これら5つが、がん保険を選ぶ時に考えるべきポイントのすべてなのでしょうか?

まず、がんとは何か?
国立がんセンターのがん情報サービスが役に立ちます。
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/index.html
でも、内容も膨大なので、読むだけでも時間がかかります。
現在のがん治療は、手術・放射線・化学療法の3つが柱になっています。
さらに、免疫療法などが研究中です。
治療方法の発達により、助かる人が増えてきました。
診断給付金を複数回欲しいというのは、直る人が増えてきた結果です。
がん=死の宣告だった時代には、複数回ということは意味がないことでした。
また、放射線・化学療法の発達は、副作用の軽減であり、副作用が減った=治療期間が長くすることができる=治癒率が上がる、という図式です。
副作用が減ったことで、一部の抗がん剤では、通院での治療も可能になりました。

本人型とは、本人のみの保障ということです。つまり、夫婦や家族が一本の保険で保障されているのではなく、一人一人別々という意味です。
なぜ、その方が良いのか?
夫婦型は、離婚などがあり、一般的には女性にとって不利です。

先進医療とは何か、
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensin …
先進医療には、治療と検査があります。
先進医療といっても、治療の保障であって、検査の保障はないのが普通です。
また、確率的には、低いです。

すべてのがん……というのは、どのようなことを言うのでしょうか。
例えば、上皮内がんの保障で、対応が分かれる場合があります。
A保険は、給付金が全額出る。
B保険は、給付金が10分の1.
C保険は、給付金がでない。
ぱっと見れば、極端に大きな違いに見えます。
でも、上皮内がん=上皮内新生物とは、一体、何なのでしょうか?
普通のがんと同じ? 違う?
単純に言ってしまえば、上皮内新生物とは、転移しない・浸潤していないがんのことです。
がんが恐ろしいのは、転移と浸潤、再発があることですが、上皮内新生物には、転移・浸潤・再発がありません。
つまり、普通の良性腫瘍、できものと同じです。
だから、切り取って終わり。それも、日帰り手術が主流です。
もちろん、抗がん剤も放射線治療もありません。
となれば、費用もかかりません。
本物の悪性新生物=がんと同等の保障は、過剰保障なのです。
もちろん、フルに高額の給付金が受け取れることはメリットには違いありません。
保障は10分の1でも十分です。欠点とは言えないでしょう。

などなど、問題は、単純ではありません。
この機会に、じっくりと調べて検討してください。
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この回答へのお礼

いろいろな解説・ご意見ありがとうございました。大変参考になりました。これを機にいろいろと調べたり、自分に必要なものは何なのか等を考えてみます。

お礼日時:2009/07/31 13:15

ほとんどのガン保険で、対応できる内容だと思います。



アリコに加入していますが、全部、条件をみたしています。
ついでに、定期型よりも、終身がよいとおもわれます。
http://www.alicojapan.com/ichiran/gan/
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