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トヨタのプリウスは何故ここまで、騒がれているのでしょうか?
たしかにハイブリットというのはすごいけれでも、
同じような車がホンダから販売されており値段もそんなにかわならいですよね。それなのに何故プリウス人気はすごいのでしょうか?
何か他とは違うところがあるのでしょうか?また欠点などはあるのでしょうか?

A 回答 (5件)

私はプリウスのユーザーです。


なぜ騒がれたか、というご質問ですが、世界初のハイブリッドという機構を搭載しながら、その完成度が桁外れに高かったから、ではないかと思います。
「技術的にはやろうと思えばできたが、あの値段であそこまでの出来とは、当分追い付けないだろう」と、ライバルメーカー幹部が言っていたそうです。
少し遅れて本田のインサイトが出ましたが、はっきり言って商売にはとてもならない高コストのクルマでした。
実は私はプリウスを2台乗り継いでいます。
その理由は、最初はもの珍しさからでしたが、次は純粋に完成度の高さからです。
コンパクトな4ドアボディからは想像できない室内の広さ、トランクスルーを実現した使い勝手のよい荷室、優れた性能のカーナビ、意外に出来のよいサスペンション、そして何と言っても圧巻は小さな最小回転半径による取りまわしのよさです。
ちなみに燃費は下駄代わりに近所を回る使い方でリッター15kmです。これはその前乗っていた2000cc車のリッター5kmと比較すると丁度3倍です。我が家の経済には大変助かっています。それでいて加速は、モーターを効かすとちょっとしたターボのようにトルクが湧いてきます。これは面白い感覚です。
不満な点は、タイアがプアであること。
気をつけなくてはいけないのは、モーターで動いているときはほとんど無音なので、人を驚かしてしまうことです。
購入してすぐに2300mの峠に行きました。心配するようなことはなくバッテリもちゃんと機能し、難無く峠に着きました。その帰り、ずっと下まで一度もエンジンを使わずに降りてきましたが、あれは感動ものでした。開いた窓から聞こえるのは鳥のさえずりやせせらぎの音、木々の風にそよぐ音くらいで、無音カーとはこんなに違う風景を見せてくれるものかと、あらためて感動しました。
私はトヨタ車は好きでなく、これが初めてだったのですが、その力量には敬服せざるをえませんでした。
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この回答へのお礼

そうなんですよ。ホンダのインサイトもあるのに!と思っていたんです。やっぱりお金がすごいんですね。
しかし、木々のせせらぎを聞けるのはずごいですね

お礼日時:2003/04/09 22:58

単なる一ファンです。


他の方々も指摘されている通り、普通に乗用車として乗れる、世界で始めてのハイブリッド車を、あの値段で出した、というところがすごいのではないでしょうか?
発売当初の価格は215万円、これは「21世紀にGo!」の語呂合わせだそうですが、他社にとってはもちろん、トヨタ社内の開発・製造畑のみなさんにとってさえ、この価格設定は衝撃的だったそうで。
単に1500cc級の国産コンパクト・セダンとしては例外的な価格なのですが、なにしろそこは、まったく規格外のイバリがきく車ですから。
生活にある程度の余裕があって、デカい高級車はいらないという品のよさがあって、環境問題なんかにも興味がない訳ではなく・・・・・、といったキャラクターを演出できるクルマ、国産車では、今でも他にはちょっと見当たりません。
クラウンやエスティマにもハイブリッド仕様がありますが、これは残念ながら、一見しただけでは分からないのが致命的。
ホンダのインサイトや、日産ティーノ・ハイブリッドは、カタログ・モデルというより、市販してみたプロトタイプというところでしょう。そもそもメーカーさんが、この商品で勝負する、という自信を持っていなかった様に思われます。

参考URL:http://www.priusmania.net/
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この回答へのお礼

おおこのHPを知ってますよ。
すっごいプリウスだらけの内容でびっくりでした。

お礼日時:2003/04/09 23:00

まず、ハイブリッドの良さを整理してみます。


電気自動車でも結局は発電しないと走れません。
水素自動車も結局は水素を作らないと走れません。
で、電気自動車が自分で発電機を持って走ったら
どうなるでしょう。
もともと内燃機関は一定回転数で動くように設計すると
一番効率が上がり、排気ガスもクリーンになるものですから、
自分で発電して自分でそれを消費するというのは案外理にかなっていて、鉄道用ディーゼル車でも例は多々あります。
しかし、モーターは瞬間的な力をうまく出せません。また、モーターだけで力を出そうとすると、モーターが大きくなってしまいます。
一方、エンジンはいつも発電している必要は無く、ちょっとぐらい休むことも可能です。
そこで瞬間的に力が必要なときはエンジン側も発電をやめてモーターを手助けすれば、モーターは小さくなり、きびきびとした動きが可能になります。
そして、走行時のエネルギーは回生ブレーキで回収できます。

以上がハイブリッド車の設計の基本です。時々、電気自動車や水素自動車までの「つなぎの技術」の様に書かれていることがありますが、そうではなく、ガソリンエンジンの効率を極限まで上げようと言うのがハイブリッド車なのです。

で、方向性は見えた中で、各社、いろいろと試作車を作りました。ところがその中でプリウスだけはきっちりとこのハイブリッド車の最終形として設計されていたところに、他社との違いがあります。他社のハイブリッド車は電気自動車への途中の車で、エンジンとの協調が必ずしもうまくいっているとは言えない部分もありましたが、プリウスの場合はここが非常に良くできていたのが特徴です。

このため、一般車に近い扱いが可能になり、賭ではありますが、トヨタは市販に踏み切ったわけです。
他の車と見かけも走りも普段の扱いも変わらず、それでいて「未来を買うことができる」車だったので、人気が高かったのでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど、ハイブリットとはだだガソリンと電気を組み合わせたと考えていましたが、効率極限にまで上げる事が目的だったんですね、
ハイブリットについて勉強になりました。

お礼日時:2003/04/09 22:56

今は手放してしまいましたが、昨年まで3年間乗ってました。


「世界初」のハイブリッドを、「トヨタ」のサービスで乗れると言うことが大きかったと思います。

>同じような車がホンダから販売されており値段もそんなにかわならいですよね。

マネは誰にでも出来ますが、オリジネーターであるところにユーザーは共感するものだと思います。
200万円+「環境をアピールできる」ことは他の車では出来なかったと思います。

現在もそうだと思いますが、プリウスは、ユーザーを巻き込んだ、
壮大な「社会実験」だったと思います。

夜間に信号待ちでの「静寂」はどんな車もかなわないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なるほど、他の車では200万でできナインですね。
いくら環境に良くても高いと購入しませんからね

お礼日時:2003/04/09 22:54

やっぱり世界初の量産ハイブリッドということで騒がれているのだと思います。

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