牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

死刑廃止者の意見に興味があり、いろいろと調べてみました。
様々な死刑廃止理由があり、大体は私でも理解出来き、
中にはすばらしい理念があるなと感じました。


しかし、一点だけ私の頭だけでは、理解できない理由がありました。



それは、「冤罪があるから死刑は廃止」という意見です。


理解しにくい点は、1点です。
死刑の冤罪は許せないのに、ほか刑罰の冤罪が許せると言う点です。


これが仮に、冤罪があるため、「刑罰という制度」そのものを無くすべきだ。
という主張なら理解できます。



この点に関して、何故死刑以外の冤罪は許せるのか、分かる方がいましたら教えてください。

A 回答 (19件中1~10件)

冤罪は死刑であれ痴漢であれ立ち小便であれ、許されることではありません



しかし死刑を無くすと少なくとも「冤罪死刑」は0にできます

死刑廃止論者はこれを主張しているのです

死刑廃止論が主張しているのは「冤罪を無くすこと」ではなく「冤罪死刑を無くすこと」なのです

冤罪は死刑があろうが無かろうが、なくすべきものです
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どうやら質問者の方の意見は、他の冤罪も許せない、ということのようですね。

ということは、死刑であれば、なおさら許せないのではないでしょうか。

死刑の冤罪 > 死刑以外の冤罪、ではなくて、死刑の冤罪 >= 死刑以外の冤罪 という等式でいいのではないですか。 地位回復は、刑罰が死刑以外の刑罰でもできないかもしれませんが、死刑の冤罪では、地位回復の「可能性」すらゼロになります。

すなわち、地位回復の権利を与えるということに他ならないのではないでしょうか。生きてさえいれば、地位回復のチャンス、可能性はありますでしょう。
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刑罰と冤罪の関係は車と交通事故に例えられることが多いですが、


その比喩は適切とは言えないのではないでしょうか。
それでも無理矢理例えてみますと、冤罪=交通事故なら、死刑廃止派がなくそうとしているのは死刑=交通事故死です。
自動車の廃止は、この場合裁判の廃止という暴挙に相当すると思います。

交通事故自体を減らすのはもちろん大事です。
しかしゼロにすることはできません。
ところが交通事故死と異なり、死刑は完全に防ぐことができます。
冤罪で懲役刑になっても取り返しがつかないというのは、交通事故で負った後遺症に例えればその通りなのですが、死ぬよりはるかにマシと言えるでしょう。

ここで懲役刑すら廃止してしまえば交通事故自体がなくなるのですが、それによる弊害の方がはるかに大きくなります。
いわば車があってもどれも走っていないという、裁判の有名無実化状態になるわけです。


やはりこの比喩には無理があるようですね(笑)
すみません。
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自分は特別予防説とかよく解らないけど、こういう


問題に結論は出ないと思う。
『99人の凶悪犯が許せない!だから1人間違って殺すのが何だ?』
と思う人もいるし、
『無実の人間1人の命も救えずになにが司法だ!』
と思う人もおります。
『全ての冤罪が許せない!だから司法制度も許せない!』
と思う人もいていいと思う。同時に
『99人の犯罪者が許せない!一人間違って逮捕されるのが何だ?
別に死刑になる訳じゃないだろう!』
と思う人もいるという事ですね、合理的かは別として。
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なぜそんな言葉遊びに引っかかるのかよく理解できません。



冤罪はあってはなならない事です。
死刑に限らず、どんな刑であってもです。

人的なミスとはいえ、冤罪はいわば国家の犯罪です。
そして犯罪を犯したら当然償わなくてはなりません。
でももし被告人を死刑にしてしまっていたら??
償う事すらできなくなりますよね。
だから死刑は廃止にすべきなのです。
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>それは、「冤罪があるから死刑は廃止」という意見です。


それは、冤罪で死刑相当で執行したら命という取り返しのつかない物をなくすということです。
一方冤罪で懲役刑なら自由な時間が失われることになります。

死刑廃止の方は、冤罪による結果の重大さを問題にしているのであって冤罪という事象を問題にしていないと思います。

つまり生命と時間を比べるのがおかしい話になります。

よくこの議論でいわれる事ですが、懲役の時間も取り返せないから意味がないとか意見がでますが、これこそ論点のすり替えです。

まったく異なることを比較してはあまり意味がありません。

転移直前の直腸ガンの見落としと、外痔核だけみて内痔核を見落としたのと同じに受け止められますか?片方は余命数年で片方は不快な症状が続くことだけです。
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「許す」でも「黙認」ではない。

妥協。0か1か、シロかクロかの単純思考ではない。

どんな仕組みにもメリットとデメリットがある。
メリットとデメリットのバランスを考えた時に社会的な価値が最大化する点を落としどころと考える。死刑廃止論者はそれが「死刑は無くす」という場所というだけ。



税金も少ない方が国民は嬉しい。でもそれで税収がなくて国家運営ができないと困る。
では、どれくらい税金を取るべきか?そこで妥協点を探る。
オイルマネーで国が潤っていたりしない限り、一切の税金がなく国家が潤沢に潤うという選択肢は現実的ではない。
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質問文から、質問者様は


・死刑廃止の考え方に否定的ではない
・死刑存廃の論点がいくつかあることを理解されたうえで、その1つの「冤罪問題」について疑問を呈している
と理解しました。

さて、既にある回答にもありますが、この根底にあるのは、
「死刑以外の冤罪は許される(黙認される)」
のではなく、
「死刑以外の冤罪も許されないが、死刑冤罪は特に許されない」
という考え方です。

死刑の問題であることをとりあえず切り離して
「命を奪うということは自由や財産を奪うこととは別格だ」
と考えるのは特別おかしいことではないと思います。
そして、この考え方を
「自由や財産を奪うことは許される(黙認される)」
と理解する人はあまりいないと思います。

これを刑罰問題にあてはめたのがおっしゃっている主張です。

裁くのが人間であり、超能力やタイムマシンで犯行現場を見ることができない以上、間違った判断をする可能性をゼロにはできません。
このときに「命を奪われるか否か」の違いを問題視することが特別おかしいとは思えません。
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7ですけど、あなた、理不尽な目にあったことありますか。

まああるかもしれません。でも限度があります。とことん理不尽な目に合い尽したということはないからこんな質問をするのだと思います。殺されてしまったら、本当に無念だと思いますよ。本人は無実なんだから。
冤罪は死刑でなくても許されませんよ。死刑でなければ名誉回復のチャンスはある。死刑以外の冤罪も、もちろん許されないとして、死刑の冤罪が一番許されないのは当前じゃないですか。たとえば、ホモに尻を触られたとします。これなら、100歩譲って許せるでしょう。しかし、ホモに犯されたとします。これはさすがに許せんでしょう。私なら刺します。あなたの質問は、極端な例ですが、「ホモに犯される以外の犯罪、ホモに尻を触られるのはなぜ許せるのか教えてください」といっているようなものです。自分の権利を完全に失うということはきついですよ。死んでなければ、まだ本人次第で弁明のチャンスはあります。
でも、あなたにきつい事をいいますが、死刑以外の冤罪うんぬんなんて言う前に、無実の罪で死刑に去れた人のその無念の気持ちを察することができないような、人の心が分からない人ならば、あなたには理解できないかもしれません。回答がずれていたらゴメンナサイ。
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死生観の問題です。

自分が冤罪の受刑者になったことを想像したときに、どう考えるかの違いです。
つまり、冤罪で牢獄につながれても、世間様に非難されても、青春を失っても、それでも殺されるよりは、まだましだ、と言う価値観を持っている人は少なからず存在するのです。

誰しも、冤罪を許すつもりはありません。冤罪を無くすことができるなら、なくしたいと誰でも思います。でも、現実になくせないんですよね。その現実が意味するものは、死刑が存在する限り、死刑冤罪も一定の確率で発生するということです。

自分が殺人の冤罪で捕らえられたとします。疑いを晴らすことができず、死刑を宣告された場合、私はどうするでしょう。毎日のように死刑の執行におびえながら、無実を叫びつづけ、それでも死刑を執行されてしまえば、汚名を晴らす可能性は永遠に失われてしまいます。その絶望感たるやいかばかりか。
それが無期懲役であれば、深い絶望にこそ襲われるでしょうが、毎日死の影におびえることはさすがに無く、ただ汚名の晴らされる日を夢見て日々を送ることもまだ可能です。いつか名誉を回復できたとしても失われた日々を取り返すことはできませんが、それでもまだ生きているなら、そしていつ殺されるかもしれない身の上を思うなら、死刑冤罪に比べればはるかにましだ、と、思うのは不自然ですか?

繰り返しますが、だれも「死刑冤罪は許せないけれど他の冤罪は許せる」とは思っていません。ただ、「死刑冤罪は他の冤罪とは別格に問題だ」「死刑冤罪に比べれば他の冤罪はまだましだ」と思う人がいるだけです。
あなたのように、「死刑冤罪も他の冤罪も同じようなものだ」と思う人がいても、それはそれで一つの考え方でしょう。ですが、それは多数派ではないのです。
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