No.7ベストアンサー
- 回答日時:
以前飛行機に乗っていた者です。
>4つあるうちの2つあれば飛べるんでしょうか?
飛べる飛べないで答えると、「飛べる」です。
が、もはや通常の運行ではありませんので、緊急に着陸する状態となります。
加えて停止したエンジンが片翼に偏ると、通常の飛行形態が困難な状態になる可能性が高くなりますが、操縦士はこのような状態での訓練を大変多く経験していますので、保安要員(CA)の指示に従うこと。決してパニックを起こしてはいけません。乗客のパニックが危険な状態に陥らせることもあります。
過去には燃料切れでエンジンがすべて停止すると言うトラブルかありましたが、予測不可能な状態で4基中4基共停止する事故も1度起きています。
http://www.sydrose.com/case100/406/
戦闘機と民間機は、基本的に目的が違うので同じ技術を使うことはないと思います。民間機はとにかく「経済性」と「安全性」を追い求めています。
すべての乗り物に言えることですが、事故の原因は徹底的に解明され、同じような事故を防ぐための「DNA」となります。
車の安全は「止まる」ことですが、飛行機の安全はまず「着陸」することです。
安全な飛行ができなくなった場合、そのDNAで培った技術を基にして、安全に着陸させるようにシステムが構築され続けています。
機体システムのハード的なものが原因での「墜落」と言うものの確率は、日々限りなく「0」に近づいています。
ちなみに「ボーイング社」と「エアバス社」の、「安全」についての考え方に違いがあり、特に「モード」については両社共独自のものを持っており、不運にもエアバス社の飛行機は、名古屋の空港内で墜落してしまいました。
人間が操縦する限り、「墜落」は避けられないものかも知れません。
参考URL:http://www.sydrose.com/case100/406/
エンジンが1つあれば一応は飛べるんですねー。
新型機が良さそうなんですが、一概には安定性の意味では言えないのかもしれませんね。
プログラムだって、バグはどうしても出てしまうものだし。
ただ、思ったよりはよく出来ていて、軽くて、安全性は高いということがわかりました。
ある程度は信頼できそうです。
事故は相当運が悪くないと起こらないと・・・。
ただ、JALは今のところ乗りたくないです。ANAが良いです。
選べますしね。
有難うございました。
No.6
- 回答日時:
一応エンジンが一基生きていれば飛べるように作られているそうで、実際に飛行中3基が止まるアクシデントに見舞われたものの残りの1基だけ
で無事着陸できた事例もありますNo.5
- 回答日時:
ジャンボに限らないでしょうが最新の航空機は、fail safeという考えで、何かトラブルがあっても、安全なほうに転ぶ、つまり何重もの安全対策をしています。
それでもミサイルや爆弾で撃沈されたらだめでしょうがね。
24年前の日航事故は、元来ならありえないミスですね---真実は分かりませんが。
どなたかも指摘されていますが
>鉄の塊
は全くの誤解です。鉄は殆ど全く使っていないはずです。(一部の磁気に関係した計器やセンサにごく微量使用している可能性はありますが)
No.4
- 回答日時:
単発だとどうしようもありませんが, 双発以上であれば普通は「1機死んでもだいじょうぶ」なように作ります. で, 死ぬことも考えてアメリカ海軍では原則的に双発機を使用します.
なお, ヘリコプターも「エンジンが止まったら終わり」ということはありません. オートローテーションというのがあって, エンジンが止まっても機体が下降することにより勝手にロータが回転して浮力を生み出します. これによって安全に着陸することができます. これはヘリコプターの操縦を習うさいに最初に学ぶことです.
No.3
- 回答日時:
ああいう工業製品は、「考えうる限り最悪の場合」を想定して作られています。
最悪の場合とは、自分に100%責任があって相手に損害を与える場合です。
つまり、飛行機で言えば、「製品の不具合によって人命を損なう」場合についてです。
翼が折れる、エンジンが止まる、胴体が折れる・・・色々な事を想定しているはずです。
胴体が折れる。これは論外でしょう。ですが、最悪ライフジャケットが完備されています。運がよければ幾人かは命を拾うでしょう。
論外なので、これに関しては最大の強度を持たせてあるはずです。公表値の何十倍もの強度を持たせている事でしょう。それが壊れる時は、他の全てが壊れた時です。
翼が折れる。これは想定しているかもしれません。実際、戦闘機などは片肺、片翼でも生還出来る様に作られているとか。フライバイワイヤの賜物ですね。(コンピュータ制御で直進性を得る。)大変難しいですが、出来ない事はないです。
エンジンが止まる。これくらいは想定の範囲内でしょう。かなりデリケートな部分ですからね。エンジンが止まって推力がなくなっても、飛行機自体が航空力学的に飛ぶように作られているのでグライダーのように滑空できるはずです。(離陸時と同じ速度までは耐えられるはず)また、尾翼や主翼のコントロールによって片肺でもモーメントを打ち消せるようにコンピュータで制御していると思われます。(出来るから。)
ただ、こういう非常事態にはどうしてもマンパワーが必要になります。
日常、訓練を積んでいるでしょうがやはり人によっての差、はあるでしょう。いくら電子制御で補っても航空力学自体、いまいち完成してない部分があります(未だに”工学”)。衝撃値など一応安全率を見ていますが、100%とはどうしてもいきません。(それを目指すなら飛行機は飛べない)人の手による調整、がどうしても必要でしょうね。
よって、墜落確率0にはならないと思います。
No.2
- 回答日時:
| 4つあるうちの2つあれば飛べるんでしょうか?
設計上と実際とではちょっと違います。燃料配置など、よほど運が良くないと継続しての飛行はできないようです。墜落例、継続飛行ができ緊急着陸できた例、両方があります。
|「あんな重い鉄の塊」と馬鹿にされることもありますが、
戦闘機との差大の違いは「軽さ」です。実際に倍率を守って模型を作ってみると良いですよ。アルミホイルでできたプラモデルのようなモノです。
けっして、「重い鉄の塊」ではありません。
|墜落確率としては限りなく0に近いのでしょうか?
いいえ。交通事故よりは分が良く、新幹線よりは多いという事故率です。
死亡率では、自宅にいるよりは少ないという統計にはなります。
No.1
- 回答日時:
ヘリコプターは空中でエンジンが止まったら終わりですが、旅客機は、エンジンが全て停止してもグライダーのように滑空しながら飛ぶことはできます。
エンジンが止まっても舵(かじ)が利くようになっていますので、近くの空港に緊急着陸すれば助かります。
また、通常は全てのエンジンが止まることはありえず、ジャンボ機の4つのエンジンのうち2つが同時に止まることもまずありえません。
飛行機が墜落する原因で一番多いのは天候によるもの、整備ミス、操縦ミスなどです。
機体そのものの欠陥による墜落事故はほとんどなく、ジャンボのように就航してから長い年数がたっている機種は、問題点はほとんど克服されており、安全性は非常に高いと思います。
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