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飛行機に乗る時、体重を聞かれるわけでもないのに
バランスが取れるのはなぜですか?
チケットを買った時点で席も決まっているのに
どうやっているのか不思議です
小学生みたいな質問ですが、よろしくお願いします。

gooドクター

A 回答 (5件)

文面から、飛行機のバランスについてある程度はご存知のようですが、もう一度簡単に説明した上で疑問点について、回答します。



飛行機は、ある程度以上前方に重心が移動したら、水平尾翼で機首を持ち上げることが出来なくなり、離陸できませんし、もし空中でこのような状態になったら機首が下がり、機速が上がり空中分解するか、地面に激突するかです。
逆に重心が後に下がりすぎると機首が上がり、エンジンを最高推力(または馬力)にしても機速は下がりついには失速して墜落します。

安全に飛行させることができる重心の移動範囲と言うのは、すべての飛行機に固有のものです。つまり全部異なるわけです。そこで、どんな飛行機でも重心の管理と言う作業が必要となります。

とりわけ、多数の乗客を扱う航空会社にとっては最も重要な仕事の一つです。

>飛行機に乗る時、体重を聞かれるわけでもないのにバランスが取れるのはなぜですか?

本来は、乗客、乗員一人一人の体重、手荷物、それにサービス用の搭載物資、貨物等すべて搭載するものの重量を測り、だれが/なにがどの座席/位置に座る/積むのかを、すべて計算し、許容範囲内であるかどうかを確認しなくてはなりません。しかし何百人という乗客全ての体重、手荷物を測るのは、大変な時間がかかり、現実的ではありません。
そこで航空会社では、例えば、乗客ひとり65Kg、手荷物10Kgであるなどと仮定して、前方の席に何人、中央に何人、後方に何人というふうに、概算で計算しています。ただし比較的小型の飛行機で離陸のときの航空機の総重量が規定の値ぎりぎりのような場合など、乗客一人一人の重量を測ることもあります。
通常は、仮定した重さより重たい人もいれば軽い人もいますのである程度はバランスが取れていますが、力士のような特別な体格の人が多数搭乗するときなどは、修正を行っています。

重心の管理を行っているセクションを運航管理、担当者をディスパッチャーと呼んでいますが、この担当者のところに、カウンターの乗客係り、手荷物、貨物を扱う係り、燃料などを担当している係り等、全ての担当者からの重量と搭載場所に関する情報が報告され、その情報を元に重量バランスの計算を行います。航空機のドアが全部閉められた時点から計算が開始され、結果を乗員に知らせます。
通常、重心の計算は、ディスパッチ(と短く呼ぶときもあります)がコンピュータで行っていますが、非常の際とか、自家用機などは乗員自らが手計算で行います。

>チケットを買った時点で席も決まっているのに
搭乗人員の数と座席の割当とはあらかじめ決められており、カウンターの担当者はこのことを考慮に入れたうえで、乗客の希望を聞いています。なるべく希望を受け入れるよう手荷物とか貨物の搭載の方で調整してはいますが、それが出来なくなったときに、希望した座席を変更されることがあります。
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こんにちは。


航空機のバランス。おもしろいところに目をつけましたね。
つぎのような説明ではいかがでしょう。

 確かに、航空機は、主に主翼(一番大きい翼)に風を受けて浮いており、主翼が細長い故に、よく、「鉄棒の上で、体をピンと伸ばして、おへそを鉄棒につけて乗っている」状態にたとえられます。
 鉄棒ならば体を前後に少し動かしてバランスをとることができるのですが、さて、航空機では・・・

 実はこの問題では次のようないくつかの工夫を行っています。

(1) まず、「水平尾翼」です。飛行機の後ろについた小さな翼はねじるように動くようになっており、その後ろの端が下がるように傾けると、航空機の進行によって尾翼の下面に風があたって、航空機のおしりが上に上がるようになっていますし、おしりを下げたい場合は尾翼の後ろの端をあげるように(前の端を下げて尾翼の上面に風が当たるように)して調整します。
 パイロットが「操縦桿」を動かすことによりこれが自由に動きますが、「荷物の関係で後ろが重くて、飛んでいる間中ずっと操縦桿を押していなければならない」ことを避けるために、飛行中にダイヤルで少し調整する(少し傾けっぱなしにする)「トリムダイヤル」も設けられています。

(2) 意外に重さの管理もまじめにやっています。
体重や座席は意図的には変えにくいのですが、前後についてはどこでもいいというお客さんにはコンピュータでバランスをみて座席を指定する上に、預かった手荷物類をコンテナに入れて機体の床下に入れるに当たって、手荷物を預かると自動的に重さをはかり、おおかたの座席の埋まり具合がわかると良いバランスになるようコンテナの位置を決めます。もっとも、飛んでしまってからでは調整はできません。

(3) 最後に、燃料です。一部の飛行機では同体内の燃料タンクや一部尾翼内に設けられた燃料タンクの燃料をポンプで前後に動かして飛んでいる間でもバランス調整する場合もあります。

 航空機の前後の水平については、たいていは(1)の方法で調整すると理解していただいて問題はないのですが、重さのバランス(重心位置の誤差)を一定の範囲に収めることは安全な飛行の上で重要であるほかに、航空会社も厳しい節約故に、「尾翼を傾けて風を当てるとその空気抵抗で余計に燃料を使う」(!)ことを避けたいという理由で(2)や(3)を利用してより細かく調整し、水平飛行しているときはできるだけ尾翼を傾けずにバランスをとれるように工夫することも日常的のようです。
(少なくとも乗客がトイレに行くときにその位置変化に合わせてポンプを動かすほどではないらしいですが。)

なお、左右のバランスは前後のバランスほど厳しくはないですが、概ね同じような操作・工夫・を行います。(風を受けるのは左右主翼の先端などについているエルロンというねじり翼です。)

さてさて、いかがでしょうか。
お役に立てれば幸いです。
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この回答へのお礼

大変詳しくありがとうございます。
むずかしいこともあり、全部理解できたかどうかわかりませんが、スッキリはしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/10 18:33

人の体を平均 60kg とすると、ボーイング 747 なんかだと 500 人ぐらいのれるので、合計すると 30tなので、けっこう重いですよね。



だから、座席指定の人が、みんな左右のどちらかによってしまうと大変です。

幸い、座席指定でも「窓際」「通路側」という指定程度の希望しか出さない方が多いので、そこそこ左右のバランスはとれます。

たまに、富士山が見えると気持ちいいからとか、いうので左右を気にする人もいますが、まぁ、まれですよね。

そして最後は、やっぱり人の力です。飛行機って、必ず指定席ですよね。これは、立ち席がないからというのもありますが、どこに何人いるかを把握するためにも必要になっています。

飛行機に乗ると、みんなが乗る最後の方に、地上職員の方が、スチュワーデスさんに紙を渡しているのを見たことがあるかもしれません。

そこに、飛行機に乗る人数と、前後、左右の人数の内訳が書いてあります。

それを見て、パイロットはどれぐらいバランスが狂ってる、又は合っていると言うのを判断して操作をします。

人による体重の差もありますが、大きい飛行機で、これだけの人数になるとあまり大きな誤差ではないので人数だけで判断しているようです。
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ジャンボジェットに人と荷物をつめる重さが約70トン。




人の体重のバラつきなんて・・・。の世界です。

だだ、座席配置上、極端に左右に振れば、バランスは変わります。
飛行中全員が右側に移動したりすると面白いかも。

それでも少し傾く程度で、すぐにコンピューターで操縦補正されます。
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飛行機の大きさに対して、人間の体重による誤差が少ないからでしょう。


重心の中心付近では変化も少ないですし。

ちなみに、小さな飛行機では体重の申告が必要だそうです。
(ビーチクラフトQ&A)
http://airtransse.com/acraft.html
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