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久松真一 ユング 対談のご感想をお聞かせ下さい。



http://www.geocities.jp/asai_j_s/hisamatu-jung-t …

A 回答 (2件)

ユングの指摘する「集合的無意識」は仏教的唯識論では無意識(7識:末那識・8識:阿頼耶識)に次ぐ9識の阿摩羅識(仏性)のことですね。


人間共通の仏性を「集合的無意識」と捉えているのですが、久松真一さんは無意識(7識:末那識・8識:阿頼耶識)程度の話しか出来ていないところがありありと出てますね。禅もこの程度の悟りではユングとは話がかみ合わないでしょうね。
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圧倒的にユングのが賢く、久松のが愚かであると思います。


ユングは、人の精神が意識と無意識の両方をあわせたものによってつくられていることをよく理解しています。無意識の認識の普及はフロイトに始まったといってもよく、ユングは二十世紀初頭に早くも無意識の存在をよく理解しているように思われます。
しかし、ユングが求めた無意識についての解答は、禅の悟りにはありません。禅の悟りとは、人が見ているものすべてが虚構であり、物質そのものではないことを知ることにあります。
久松は、東洋人でありながら、そのことをユングに伝えられずに、ユングを失望させたものだと思われます。
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この回答へのお礼

>禅の悟りとは、人が見ているものすべてが虚構であり

分別上のことは虚構という事なんでしょうね、中々自覚できないのかも知れませんね

tuotuaさん有り難うございました。

お礼日時:2009/09/28 20:59

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