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中小企業で自社サイトの制作・更新を担当しています。

社長の知人がテレビの取材を受け、その関係者として社長もVTRに映りました。
そのVTRの、社長が映っている部分をダイジェスト編集しテロップ等の加工を施して、自社サイトのトップページに載せるように言われました。

著作権を侵害する違法行為であること、インターネット社会のモラルに反する行為であること、を理由に「その作業はできません、権利者の許可があればやります」と言ったところ、社長に「そのくらいはわかっているが自分が映ったものを自分のサイトにあげるのに許可など必要ない。責任は自分がとるのだから、必ずやるように」と言われました。
どうしてもしなくてはいけない雰囲気になったので、翌日は仮病で仕事を休み、法テラスに相談すると「その業務命令に従うべきではない。明らかに違法行為であり、命令した人間が責任を取ると言っても、作業した本人が実行犯という扱いになる」との回答でした。

翌出社日、そのテレビ局HPの「テレビ番組動画の取扱に関する注意事項」のページを提示し、許可を取らずに編集加工したテレビ番組動画を企業サイトのトップにあげることは会社の不利益を招くと、再度説得を試みました。
が、「許可はあとでいい。すぐにアップするように」と言われました。
「許可が先でなければ会社のためにもすべきでないし、私にはできません。どうしてもと言うならその部分だけ他所に頼んで下さい」とも言いましたが、駄目でした。

その日は他の作業を優先して何とか引き伸ばしましたが、そろそろ限界です。今週中には「まだか」と言われるでしょう。

私が素直に応じないことや許可を取ってほしいと言ったことを、とても不愉快に思っているようで、独断でテレビ局に許可をお願いすることはできそうにありません。
気持ちとしては、違法な上に会社のイメージを損なうことはしたくありませんが、これ以上抵抗するとなると「辞めます」と言うしか…

違法といっても大したことはないから業務命令に従う方がいいのか。
違法は違法、退職覚悟でも信念を貫く方を選ぶのか。

どうすべきなのか、とても迷っています。

A 回答 (6件)

その社長さんの「自分が映ったものを自分のサイトにあげるのに許可など必要ない」という理論が間違っているのは確かです。

社長さんの話は著作権と肖像権を混同しています。

しかし、どうも事情が切迫しているようなので、どうしても著作権者に許可をとる時間がないのであれば、「引用」としての利用を考えてみてください。

著作権法上、他人の著作物を「引用」として使用することは許されています。この引用のためには、以下の要件を満たすことが必要です。

(1) 他人の著作物を引用する必然性があること。
(2) かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3) 自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4) 出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日 「パロディー事件」)

(参考)
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/gaiyou/chosaku …

したがって、そのウェブサイトに、どのテレビ局のどの番組のものであるかを明示し、またその番組動画だけでなくその他の情報も加えて、あくまで動画部分を「従」の部分となるように構成を気をつけてください。テレビ局の名前を出して(c)表示をつけるのもありです(気休め程度ですが)。

また、番組動画自体の編集は、最低限度を除けばあまり好ましくありません。またテロップの付加も好ましくありません。同一性保持権というのに抵触する可能性が出てくるからです。説明等が必要であればウェブサイト本文の方に書くのが無難です。

これらの手段で100%侵害が回避できるとは限りませんが、危険性を減らすことは可能ですし、もしテレビ局が文句を言ってきた際にも言い訳がたつ可能性はぐっと増します。テレビ局が正式に文句を言ってくれば社長さんも考え直すでしょう。
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この回答へのお礼

非常に具体的なアドバイス、とても助かりました。

この方法なら、社長の要望に応え、著作権者にも配慮し、私の倫理観も納得できると思います。

ほんとうにどうすればいいのか困っていたので、光が指した気がします。
心より感謝します。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/28 17:11

法テラス?


大げさに考えすぎですよ
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この回答へのお礼

2度目のアドバイス、ありがとうございます。
そう言っていただけると、少し気が軽くなります。

お礼日時:2009/09/28 16:19

なんか社長の指示から随分日にちが経っていそうですが、ご質問者は何故著作権者に問い合わせができないのでしょうか?


問い合わせをすれば一発解決ですよ。

著作権者がOKといえば合法。
NGと言えば実行不能を社長に伝える。

自社サイトの製作・更新を業務としているのであれば、そういった許可申請も仕事の一部です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

シルバーウィークをはさんでいるので、指示があってからの勤務日数は2日です。自社サイトの制作・更新業務をしているとはいえ、週に2~3日程度勤務するパートタイマーとして作業をするのみで、制作・更新の内容については多少の意見を述べるだけの立場です。

今回、社長自らが著作権者との交渉窓口で、それを飛ばして私がコンタクトすることは難しく、私ができるのは「許可申請をして下さい」とお願いするしかなく…それを「先に許可をとる必要はない」と言われてどうしたものかと。

n_kamyiさんの言われることは王道だと思います。
「著作権者に直接うかがっていいですか?」と社長に言えば、状況を打破できるかもしれないですね。
すごく機嫌損ねるかもしれませんが、それならそれで仕方ありません。

お礼日時:2009/09/28 14:00

あなたは間違ってる(^_^;



サイトに上げてください、TV局には取材されたシーンHPに使わさせてもらいました、の報告でも構いませんからメールしとけばいいだけです。

特に違法な行為とはなりませんから大丈夫です、事後承諾でもOKですから


この場合はそこまで杓子定規に著作権法違反を考えなくてもいいです。


特に社会的制裁なども受けませんよ、もしテレビ局が拒むのなら後日削除してね、とメールや電話が来る程度ですから。


退職覚悟? そんな大げさな(^_^;
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この回答へのお礼

深夜に回答下さって、ありがとうございます。

法に抵触するといっても「赤信号を渡る」程度のことなのかな?とも思いますし、だめでも削除すればいいだけのことなのだろう、とも思います。

ただ、TV局のサイトにある禁止事項に明記されていて、法テラスの回答も併せて考えると、あまり軽く考えてもいけないのかな、と思って迷います。
社会的制裁がなかったとしてもNGと知っててやるのは嫌だという気持ちと、長いものに巻かれてもいいんじゃない?という気持ちが葛藤します。

退職を考える理由は、この業務命令から逃れたいの半分、そういうモラル違反が平気なことに愛想が尽きたの半分。収入の心配がなければ迷わず辞めるんですが。

No1.の方のケースもありますし、もう一度、法の専門家によく話を聞いてみることにします。

せっかくアドバイスいただいたのに、まだ迷ってばかりですみません。

お礼日時:2009/09/28 04:32

こんばんは。


私だったらどうするか考えました。

その状況だったら、とりあえずさらっと短いモノをつくります。
そして社長に見せます。
「これでテレビ局に許可申請を出しておきます」とさらっといってしまいます。(いわないかもしれません)
同時にテレビ局に許可申請をします。
社長のOKがでればそのままアップしてしまうし、直せというならゆっくりと直します。
その後、テレビ局から連絡が来たら、あとは社長の判断です。

会社を辞めるなら、今すぐに「退職覚悟で信念を貫く」のではなく、辞める準備をしてからの方がいいですよ。
具体的には、次の仕事のめどをつけてからです。
今回はさらっとつくって、とりあえずアップしておけばいいのではないかと思います。
そして、次の仕事を考えましょう。

法テラスの方は「作業した本人が」といったそうですが、この場合、本人の責任といってもどうなのかという疑問はあります。

ちょっとでも参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

親身に考えて下さってありがとうございます。

oosawa_iさんのおっしゃるような、タイミングをずらして許可を待つ方法は、難しそうです。急場しのぎでもいいから作ってすぐにでもアップしろ、ということなので。とにかく早く、なのです。
許可が出なかった場合のことも、心配です。

ずっと続けられる職場ではないと以前から思っていましたが、まだ準備はしていなかったので、ご指摘のとおり今回はアップしてしまって考える、という方法もあるかもしれませんが…
No1.の方の事例もそうですが、やはり直接作業した人間に責任があるそうです。
(脱税を指示した上司と、直接操作した経理担当者みたいなものでしょうか)

自分に火の粉が降りかかるのももちろん嫌ですが、会社にとってもマイナスになるとしか思えないことをするのが、納得できない感じです。
これまでも似たケースはあったし今後も同様のことが予想されるので、いつかは見切りをつけるべき職場だということはハッキリしました。

お礼日時:2009/09/28 04:20

あなたは正しい。


正しいのだけど、その信念を貫くのは相当厳しいでしょう。

私も業務委託で似たような経験があります。
TV局、制作会社、一緒に映っているタレントの事務所、三社から民事で訴えられました。
訴状を見て、元々「平気だ、何かあったら責任取るから」と言ってた連中は、「お前がやったんだから、お前が責任取れ」となりました。

私は、絶対にやばいと思っていたので、あなた同様断り続けていたのですが、根負けしました。当時は請け負う仕事も少なく、背に腹は変えられなかったのです。
でも、先々何かあった場合の保険として、書面での業務依頼を出してもらい、またボイスレコーダで録音もしてありました。

裁判では、訴えられた会社が「WEB制作が勝手にやった事」としてWEB制作の私の責任として反論し、証人として私に出廷するよう書面が届いたので、準備書面として業務依頼書とボイスレコーダから反訳した反訳書を提出。出廷の際にはボイスレコーダも再生しました。

これにより、半強制的に作らされた事は認めてもらえたのですが、それでも拒否しなかった事、制作した事の道義的責任として、幾らかの賠償金を支払う羽目になりました。

それらを踏まえて、どうするか考えてみてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

法テラスでも、同様の事例を話されました。
やはり、強制であっても違法と知っていて拒否しない場合は責任が生じると言われました。

削除しろと言われる程度で済むケースがほとんどだろうとは思うのですが、それでもやはりやりたくはないです…見つからなきゃいい、大して怒られないから大丈夫、ってことではないような…

kernel_kazzzさんのお話を参考に、もう一度よく考えてみます。

お礼日時:2009/09/28 03:52

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