
A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
企業の税前利益が本当に赤字であれば、税金はなくなりますが、演習問題としてはどうなんでしょう?
販管費が増加した原因は何でしょう?
その原因は来期以降はどうなるのでしょうか?
設問文の条件をよく読むと、実は黒字かもしれませんよ。
ところで、企業は多くの場合複数の種類の製品を製造販売しています。ある製品や事業が赤字であっても、他の製品や事業が黒字であり、全社的には黒字である場合があります。
たとえば設問文が
この新規事業による売上は年間5千万円と予想され、初年度のこの事業に関する販管費等が6千万円と予想される。
という場合です。
この文章は、「この会社には、この事業によらない売上が別にあり、この事業に関しない販管費がある」という意味に読めます。
この場合の企業全体の税前利益は、PLの営業利益以降を無視すると、
全社の税前利益=他の事業の営業利益-新規事業の営業赤字
となりますから、これに税率をかけると法人税は
法人税=他の事業の営業利益×実効税率-新規事業の営業赤字×実効税率
となります。つまり、新規事業の赤字分だけ全社の税額が少なくなるわけです。これが赤字事業の節税効果です。浮いたキャッシュは、元は他の事業が稼ぎ出したものですが、新規事業によって生じた赤字によるものですから、新規事業によって生じたキャッシュフローであると考えられます。
とすると新規事業によるキャッシュフローは、
営業赤字=-営業利益
なので
FCF=営業利益ー営業利益×実効税率+減価償却費
=営業利益×(1-実効税率)+減価償却費
となり、赤字でも黒字でも同じ式になります。
No.3
- 回答日時:
勘違いをしているのではないでしょうか。
>初年度に設備投資をするため営業利益がマイナスとなりますが、
設備投資は減価償却をしますから、営業利益はマイナスにはならないはずです。
新規設備による売り上げ増ー設備の運転・維持等の費用ー減価償却費=営業利益
営業利益×(1-実効税率)=税引後営業利益
税引後営業利益+減価償却費=FCF
となります。
すみません。
おっしゃるとおり、勘違いしていました。
赤字になるのは、設備投資したからではなく、一般管理費が多くかかったことが原因でした。
丁寧に教えてくださってありがとうございます。
その場合は、前の方のおっしゃるように、税金ゼロと考えてよいのでしょうか?
No.1
- 回答日時:
演習問題の内容によりますね。
実務で答えれば、税引き前損益の段階で赤字であっても、税務上は黒字なので法人税等の計上が必要なケースがあります。(交際費の損金不算入が代表例)
ありがとうございました。
演習問題の内容ですが、初年度に設備投資をするため営業利益がマイナスとなりますが、その後10年間でどれだけ回収できるのか、各年度のFCFを求めNPVを算出するというものです。FCFを求めるためには税引後営業利益を出さなくてはなりませんが、そこで詰まってしまったという状況です。
中途半端な質問ですが、もし分かれば教えていただけないでしょうか。
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