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柔道に関するある質問で、危険な技として「蟹挟み」「川津掛」を挙げたところ、高段者の方から危険技としては無視してもよいというお叱りを受けました。
私ですけど、弱小高校の柔道部で段を取り、同級生が薬科大学に進学して3留したので、その後7年間この薬科大学の柔道部に練習相手として週に1~2回出かけていた程度の経歴で、公式戦での成績も県大会の予選で一回戦を突破できれば上出来というレベルです。
まず蟹挟みですけど、河村名古屋市長の母校でもあるA高校(愛知県では当時は東海、愛知、中京などに次ぐレベル)との交流戦の先方で、足技の後、相手の組み手を外して左手で袖を掴んで支点にして体を横にして足下に滑り込み、右足で相手の踵を蹴ると同時に左足で腹を刈ったところ、滑り込む直前に左手を切られ、支点を無くした私の体はそのまま横倒しで頭を打って失神しました。
また警察学校との交流戦では技が決まりましたが、相手の足が浮いたため激しく倒れ、相手は朦朧状態で試合を続行して、技ありで勝ったこともあります。
「川津掛」は校内の練習試合で、投げをこらえている内にこの形になって、相手が脱臼という結果になりました。
「胴締め」は寝技の攻防で、上にのし掛かられた相手を逆に組み敷くとき、胴を膝頭で挟んで横倒しにして、こちらが袈裟固めに持って行きますけど、戦力を削ぐためキツメニ挟み(グレーゾーン)、審判から注意が出る前に極めてしまいます。

現在はいずれも禁止技となっていますけど、高段者が言われるように、私レベルの初段・二段の人間が未熟な腕でやると事故になるだけで、実際にはそれほど危険な技ではないのでしょうか?
危険な技としてその後は使わなかったので、何か釈然としません。

A 回答 (4件)

先の『柔道練習中の死亡事故』について、私の回答に誤解を生ずるような表現があったとしたら申し訳なく思います。



「蟹挟み」「川津掛」ともに危険な技です。
ただし、現在の柔道でこのような技を意図的に掛ける選手はいません。このような技を練習している選手もいません。
もちろん、禁止技(蟹挟みは申し合わせ事項としてですが)になっているからです。
また、「足緘」については技の制定当時あっただけで「固めの形」でしか見たことがありません。

私が『書き込みを無視してもいいと思います』としたのは練習中に重大事故(死亡を含む)が起こる原因としてです。
「蟹挟み」「川津掛」「足緘」等を練習している選手はいません。
したがって、『柔道練習中の死亡事故』の可能性としては極めて低いと思います。
練習中に唯一可能性あるとしたら「川津掛」ですが脚などを負傷することがあっても、頚椎等を負傷し重大事故に繋がる可能性は一般的な技(大外刈り、大内刈りなど後方に倒れる技)と同程度だと思います。

したがって、練習中に「蟹挟み」「川津掛」「足緘」で重大事故が起こる可能性は極めて低いと思います。
理由として、そもそもその技を掛けられる確率が極端に低いため、必然的に現在では重大事故の原因に繋がりにくいという意味です。
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この回答へのお礼

そういう意味だったんですか。
私が現役選手であった昭和40~50年代は禁止技ではなかったので、 入門用に買って読んだ猪熊功氏の教則本にも解説が載っており、確かに危険な技なので注意するようにと書いてはありましたが、私自身は試合で使い、また実際に他の選手が使ったのも見たことがありました。
昇段試験や対抗試合で巧く決まっても「技有り」で、「一本」には取ってもらえませんでしたけど。
当時は初段・2段あたりですと腰を落として腕を突っ張り、時間切れ引き分け狙いの試合運びをする選手も少なくなく、蟹挟みは意表を突く技として有効で、失敗しても寝技は得意中の得意なので、失敗して押さえ込まれると胴締めまがいで反転させて袈裟固めで決めるということをやりました。
足緘は、私は関節技が苦手な上、練習相手も嫌がるのでやったことはなく、知識として知っているだけです。
私の練習相手だった薬学部の同級生は、40代で圧迫骨折など体にがたがきて柔道をやめ(母校のOB会活動で体を動かす程度に続けていましたが、結局わたし同様2段止まりです)、今は健康維持に居合いをやっています、私も現役時代に膝をやられた後遺症で、ゴルフとか乗馬とか弓道とか、軟弱なスポーツをやるばかりです。
最近の柔道のルールは私の現役時代とは変わってきており、TVなどを見ていてルールが分からず、妻に「あんた有段者でしょう」と馬鹿にされる始末です。

お礼日時:2009/10/31 12:24

河津掛けは、単に足をかけるだけでなく、足の甲をさらに相手の足にかけるため、すぐにはずれないために危険技扱いになったと聞いています。


また、蟹挟みは足の関節の可動方向とは反対側に力がかかり、これも逃げようがないために危険技となりました。
実際に大きな大会で掛けられた有名選手が骨折した事例があります。

高段者のおっしゃるのは「昔は問題なかった」という意味でしょう。
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この回答へのお礼

河津掛けも私が柔道をやっていた頃は言われるような理由で、無理に投げにいって怪我をすることもあると教則本に書いてあり、練習中に偶然この形になって下級生を脱臼させてしまいました。
蟹挟みも決まると倒木が倒れるように倒れ、受け身が取りにくいので、試合中にかけると相手校からあまりよい顔をされず、また判ってしまうと用心されて、先に書いたように外されて痛い目に遭いました。
高段者の方も上手な方がやれば危険性はないという意味なのか、昔は問題なかったからという意味か今一不明で、気になっています。

お礼日時:2009/10/30 21:23

 かにバサミは確かに奇襲わざとして有効で、来ると分っていれば防御も逃げることも出来ますね。

昔、山下選手と遠藤選手が対決したとき遠藤選手がかけたかにバサミで山下選手が大怪我したということがありましたね。危険でなければ禁止されない気がします。
 個人的には貴方の言われるとおり高段者の方がなぜ無視して良いといったか気になります。どこかで真意がわかるといいですね。
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この回答へのお礼

私が柔道をやっていた頃は禁止技ではなかったのですけど、危険な技という認識はあって、さすがに仲間も練習中にやられるのは嫌がるので、昇段試験の時とか交流試合の時とか、ほとんどぶっつけ本番で掛けるため先に書いたように失敗することも多く、また掛かった相手も珍技なのでそのまま倒れてしまい、あの当時は打ち所が悪いととか思わなかったのですけど、今考えると頭を打った相手にも申し訳ないという気がします。
高段者の方が危険技ではないと言われるのは、私のような低段位の者には理解できない理由があると思うのですけど、さすがに他人の質問の回答者の立場でそのまま質問するのもルール違反な気がして、新しく質問をたててみました。

お礼日時:2009/10/30 21:14

●河津掛け


相撲では普通に行われている技なのに、柔道では禁止になっているからでは?

●蟹挟み
サンボ・総合格闘技では普通に行われてる技である。
1980年の全日本選抜柔道体重別選手権大会で、遠藤選手の蟹挟みによって山下選手の足の腓骨を骨折。
蟹挾み自体はそれまでは柔道のルールで有効とされていた技だったが、この試合で危険性が見直される事となり、国際柔道連盟は禁止技とした。
講道館柔道ルールと国際柔道連盟ルールは微妙に違い、国際柔道連盟の方では禁止技になったが、講道館では「ちゃんと掛ければ危なくないだろう」「あまりに技術を削ってしまうのも良くないのでは」などの意見があり残されている。
ただ大会主催者側の判断で、禁じ手とされるケースが多い。小学生の大会は初めから禁止。


高段者の時代では当たり前に使われていた技なので、その方の感覚では、正しく掛ければ危険技ではないという認識なのでは?
参考までに。
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この回答へのお礼

確かに「河津掛け」は相撲中継ではよく耳にしますし、「蟹挟み」も私の時代は小中学生が禁止だけで、高校生以上は禁止ではなかったので、私が未熟だったのかも知れません。
この手の技は初対面ですと有効なんですけど、お互い数回試合して手の内が判ってしまうと外されることもあって、出しどころが難しいという点もあるかも知れません。
段も2段までは数年間まじめにやっていれば、よほど運動神経がないとか体に恵まれないということがなければ合格するので、正直私は「有段者です」と威張れるような技量ではないので、高段者から見るとレベルが低いということかも知れません。

お礼日時:2009/10/30 13:49

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