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どうして公務員の異動はあんなに多いのでしょうか。私が知っている範囲だと2-3年毎に役所の担当が替わります。その結果、継続性はないし、業務知識も蓄積が無く、下手をすると業者の言いなりになったり、前例主義になったり、とろくな事がないような気がします。何か理由はあるのだとは思いますが、それは一体どういうことなのでしょうか。

A 回答 (9件)

メリットは


1行政経験が幅広い知識を持った人材を育成
2同一業務遂行による不正防止
3人事刷新によるマンネリ化防止
などでしょうか。

これは考え方によりデメリットにもなります。
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数週間前にTVで言っていたのに移動するたびに手当てをつけて手取りの下がりをなくす様な話を聞きましたが、間違っていますか?


建前は過去の回答が主でしょうが、一部にはこのような考え方も入ってもおかしくはないように思えます。しかし言われるように業務知識の乏しい実態に会うと、寂しい気がしますし情けない気もします。
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 すべての者が異動するわけでもなく、上のクラスの異動がほとんどです。

ひとつには業者との癒着問題もありますが、それよりも人を動かすことによって、新鮮な気持ちといいますか、馴れ合いの空気を排除するのが狙いだと思います。どうしても同じ所にいると段々とそういう雰囲気になってきてしまうのではないでしょうか。業務知識の蓄積というのも、全部の公務員がそうとは言いませんが、私のところは同じ仕事で、行く先が変わるので、どういう方法がベターかとかの比較もできますし、その土地によってのベターもあります。業者の言いなりにはとてもならないと思いますよ。前任者のしてきた仕事の蓄積もありますし、資料も置いてあります。また、担当が変わってもその上司や部下までも変わっていないのがほとんどなので、フォローしてもらえると思います。逆に厳しくなって、業者の方が前任者はうんぬんを言っても前任者にも確認はするし、そのときに業者に優しい過ぎたら、これからはこうだくらいのことを言っていると聞いたこともあります。もちろん前例だけを見るのではないので、所長によっては前任者がやったことはダメと言って改革していった事例もあります。何でもかんでも短絡的には言えないと思います。もちろんご指摘のようなことも皆無とは言えませんので、私も心して聞かせていただきます。
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スペシャリストを養成するという


良い言い方がありましたので、
それになぞらえて言えば、地方公務員の場合は、
「○○省」というような特定の方向性を
持った部署には行っている訳ではないんです。
ですから、地方公務員の場合は
スペシャリストではなく、ゼネラリストを
養成しようという傾向が強くなるようです。
つまり、なんでもできる人。

その点で、業務知識が乏しくなる…
というご指摘もありますけど。
公務員試験を受かった人間なら、
なんでもできるはずでしょ?
というのが建前なんですよね。
当然、そう都合よくいっていない事も
分かっているはずですけども。

あと、業者の言いなりに…とありますけど、
これは逆です。
そうならないように異動を行うという面もあります。
おっしゃっているのは、「業務知識に乏しい」から
言われ放題だ…ということですね。
現場ではそうなんですが、業者さん側からすると、
担当者の異動が頻繁になると、特定の職員との
つながりがなくなります。
特定の職員-業者間の癒着を防ぐという目的も
実はあるんです。

最後に前例主義ですけど…
これはどこに行っても同じです。
公務員の仕事は公平性が大前提です。
今まで出来なかったものが、担当者が変わったら
OKになりましたという不公平はあってはなりません。
市そのものの制度が変わらない限り、
「前例がありませんので…」という決まり文句は、
変わりません。
そうする事で、いままで残念ながら断られてしまった
人達にとっても、不公平にならないように配慮
しているんです。ご理解して頂けますか。
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国家公務員は、各省庁等に採用されるので基本的にそれ以外の組織への異動はなく、また一つの仕事を長く続けるスペシャリスト要請コースの色が強いようです。



地方公務員は、◯◯役場とか◯◯センターといった施設ごとの採用ではなく◯◯県という自治体が採用しますので、予め2~3年スパンで色んな仕事をさせるからね、と言われています。

同じ公務員でも、はっきり言って正反対なんですよ。
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こんばんは。



確かに幹部から担当者レベルまで、2~3年毎に配属先がガラリと変わります。

まず、人事異動の実態としては、年に一回、文書により配置換えの希望を意思表示することができます。しかし、民間企業でも一緒だと思いますが、本人の希望や職能、経験とは関係のない部署に配属されることもあります。

shigaさんご指摘の弊害を未然に防ぐ効果に加えて「多様な担務の経験を通じて、事業全体を大所高所的に機能させて欲しい」というのが人事異動に対する組織の建前論です。

一方、異動させられる職員の労働意欲も低下しますね。新しく着任した仕事の年間施策を理解、体得するのに1年かけて、2年目に自分のアイデアで新規施策や施策改善を構想しても、じきに異動ですからね。
結果的に、前年、前回と同じ結果を出せれば合格という評価システムができるわけです。

委託業者さんもこのあたりよく知ってますから、うまいですよ。仕様書はゼロから全部作成してくれるし、幹部職員向けのプレゼン資料まで作ってくれますよ。

でも、公務員の中にも「企業内企業家」的人材はいますよ。
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 人や部署によりますが、異動が多くなるのは、係長以上が一般的ですね。


 係長は、いずれ課長に、課長は部長になるのですが、要は、責任を持って判断する立場になるためには、いろいろな仕事を経験させ、多方面から思考できる人材を育成する必要があるからです。
 それと、昇格させる場合に栄転とかさせた方が形が作れるし。

 業者の癒着については、むしろ異動後のほうが周囲に気づきにくく簡単にできますよ。
 いずれ、偉くなって関連部署に戻ってくるのを業者も知ってて、異動後でも仲良くしてる人います。

 
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うちの父は公務員でした。

お役所づとめでよく転勤もあったようです。(私が生まれてからは、ほとんどなかったのですが)姉は3回も小学校を変わりました。

聞いたところによると、前の方がおっしゃっておられるように長くいることによって、仕事している民間企業との癒着などから賄賂だのなんだのと問題が起きるのを防ぐためだそうです。
銀行などとつながりのあるお役所は転勤も多いようです。
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馴れ合いとか、癒着にについての措置という事を聞いた事があります。


 確かに、知っている人だからって優先順位とか換えられるのを見てしまえばちょっぴり感じ悪いですよね。
 あまり、そういうのが無い部署だとそれほど多くは無いようですよ・・・。
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