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イギリスの政治体制について2~3確認させてください。

1.イギリスと言うと4つの地域(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)に分かれていますが、イングランドはともかく、他の地域は文化や言語がイングランドとは違うそうですが、それでも教育や休みなどはロンドンにある政府の下同じように行われているのでしょうか?またBBCの放送は4地域すべてで流れ、英語も通じ、イギリス人ならどこでも行けると言う認識でいいですよね?

2.政治については上院と下院とありますが、下院のほうが優越権があると言う認識でいいですね?また下院選挙は4地域すべてで行われていると言う認識でいいですね?女王はあくまで象徴と言うことですね?

3.MI6は今でもあるんですか?

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A 回答 (3件)

回答する前に…



最初の質問にはなかった新たな質問は、別途質問を立て直された方がよいと思います。(より多くの人の目に触れ、その分良い回答が期待できるのでは?)

>この4つの地域は同じイギリス人とはいえ、結構文化や食事など違うのですか?

食事の違いといっても、どの程度の差までを「違う」というのか、個人差があり、回答が難しいですが…。
例えばスコットランド特有の料理といわれるものはあります。(例↓)

http://www.dear-scotland.com/hagis.html

手元にあるロンドンのレストランガイドでは、区分として、Italian、Chineseといったのと同レベルで、Modern British、Traditional Britishという区分はありますが、English、Scottishというレベルの区分はありませんし、個々のレストランの解説にも「Scottish Dish」といったものはありませんでした。

↓ではウェールズの料理について、かなり細かく説明されていますが、私には、「要すれば、イングランドと違いはほとんど無い」という印象です。
http://www.cymru2008.com/welshfood.html
(但し、海苔みたいな海草については、「イングランド人は、海苔は食べない。(黒くて気持ち悪い)ウェールズでは食べるらしい」とは聞きました。)

ウェールズとスコットランドは旅行でしか行った事がありませんが、○○名物、とか、かつてはスコットランド特有の食べ物だったのだろう(今ではロンドンでも売ってはいるが…)と思えるもの、とかはありますが、それは日本でも、例えば沖縄のゴーヤみたいな話であって、味付けの傾向とかの点で大きな違いはないと思っています。

文化の違いについては、どう回答すればいいのか、もっとわからないので、パスします。

ところで、「オランダ人はケチで、イタリア人は女好きで…」式のジョークは、聞かれたことがあると思いますが、そういうジョークのなかで、オランダ人は…、フランス人なら…、ウェールズ人だったら…、アイルランド人は…、式のジョークを何回か聞いた事があります。つまり、イングランド人とウェールズ人の区別は、イングランド人とオランダ人の区別と同レベル、という意味です。

また、6カ国対抗ラグビーはSix Nationsですし、footballの最初の公式な「International match」は、1872年のイングランドVSスコットランドです。

BritishというIdentityも持っているし、Scots、WelshといったレベルのIdentityも持っていますが、外の人間が考えるよりも、かなり
Scots、Welshのほうが強いし、それは国という単位のものと考えられている、と私は思っています。

そういう「意識」の問題ではなく現実の面でも、法体系も、イングランドとスコットランドは別です(↓)。つい最近(10月1日)できた、United Kingdomの最高裁判所は、スコットランドの民事事件はスコットランド法に基づき裁く事になり、刑事事件は扱いません。(刑事事件は、スコットランドのThe High Court of Justiciaryが終審裁判所)
http://web.lib.kansai-u.ac.jp/library/about/lib_ …

1999年のスコットランド議会成立で、完全ではないにせよ、立法権と徴税権をもつ政府が出来ています。(ウェールズの政府は、権限がスコットランドよりもかなり狭い)

私は、地方というよりは国といった方がいいと思ってます。

>イングランドの人がスコットランドへ行ったら差別されたりとかするのでしょうか?

どっちかといえば、スコットランド人はイングランド人が好きではないので、何かトラブルが起きたりすると、イングランド人からしたら「差別的」に見える態度をされる、ぐらいはあるんじゃないですかね。どちらにしろ、社会問題になるほどのことじゃないでしょう。

尚、英国の上院(House of Lords)の議員は、(特定の役職についている為に議員となっている場合を除き)終身で当然選挙もありません。爵位を世襲で受け継ぐ、(普通の意味での)貴族については、1999年の改革で、大部分(約700人中約600人)がその地位を失い、残りも、当面(少なくとも次の改革までは)議員として残る事になっているだけで、世襲は完全になくなったので、「貴族」が集まる議会という性格は、ほぼ無くなりました。
議員の大多数を占める「一代限りの爵位の保持者」は、政治家、学者、法律の専門家などに、首相の助言を元に女王が一代限りの爵位を与えたものです。Working Peersという非公式な言い方があり、これは、首相や野党指導者が自分達の利害や考えを上院の議論に反映する為に、女王に爵位を授与してもらって議員にした人達の事をいいます。(慣習として、首相は、野党指導者の作った候補者リストも拒否せず、自分のものとあわせ、そのまま女王に助言する)
こういう人達は、議会にちゃんと出席して一生懸命働くからWorkingであって、現在爵位を与えられる人達の中ではWorking Peersが「最大勢力」です。その意味では、世襲貴族は人数は多くても、あんまり「Working」じゃなかったので、以前から「貴族の議会」ではなかったのが、10年前に制度としてもはっきりそうなった、とも言えるでしょう。

貴族は、日本では、貴いやから=血筋という意味なのに、Life Peerを、一代爵位保持者とかではなく。一代貴族などという摩訶不思議な訳にしてしまったのが、誤解を招いているような気がします。

上院の議員の全員、もしくは大部分を公選すべきではないか、という議論は下院でもされていますが、まだ決まってはいません。
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この回答へのお礼

詳細な回答本当に有難うございました。イギリスにお住まいなのでしょうか?

お礼日時:2009/11/21 21:04

イギリスは両院制 (二院制) を採っており、上院 (貴族院) と下院 (庶民院) があります。

おっしゃるとおり下院に優越権があります。

下院は国民による選挙で選ばれますが、上院は貴族院と呼ばれ、その名の通り爵位を持つ貴族で構成されています。戦前の日本、明治憲法下でも貴族院があり (いろいろと違いはあるようですが) 大まかには同じような制度だったようです。選挙で選ばれる下院優越権があるのも納得です。

貴族院の意義や問題点について Wikipedia に載っていました。興味があればどうぞ。

私の意見ですが、こうした体制になったのは、身分社会、階級社会の名残ではないかと思います。昔は、3種類の勢力つまり国王、貴族、庶民がいてそれぞれのグループから代表を出して話し合ったからこうした形式が残っているのではないかと私は思います。立憲君主制度を採っている国では、一概に言えませんが、君主が統治している状態から議会が徐々に君主の力を小さくしていったという歴史的経緯がある国が多いと思います。このため、君主は徐々に「象徴」となって実質的な力を持たなくなっていったのですね。もともと君主がいなかった国 (アメリカなど) や革命によって君主が倒された国 (フランスなど) ではこうした制度を持つ国は少ないのではないかと思います。また、立憲君主制でもタイのように国王が政治的な影響力を強く持っている国もありますね。

なんだか書きすぎてしまいました。失礼しました。
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この回答へのお礼

いや、参考になりました。上院に任期や選挙などはあるのでしょうか?

お礼日時:2009/11/18 20:55

教育


ちょっと違います。↓をご覧ください。
http://www.jasso.go.jp/study_a/oversea_info_31.h …

休み
これもちょっと違います。↓をご覧ください。
http://www.direct.gov.uk/en/Governmentcitizensan …

BBCはどこでもやっています。BBCウェールズが、全プログラムからすれば一部ではありますが、ウェールズ語の番組を流していたりもします。

ウェールズには、ウェールズ語を日常会話として使っている人がごく少数いますが、英語が通用しないって事はないです。(但し、同じ英語であっても、地域毎の差異=所謂「訛り」はかなりきついです。)
イギリス人でなくても、どこでも行けます。

下院が優越していますし、下院選挙は4つのNationすべてで行われています。象徴と言うのが適当かどうかは別にして、王室に政治上の実権はないといってよいと思います。

MI6が正式名称として存在していた時期があったのかどうか知りませんが、とにかく、今は、SIS(Secret Intelligence Service)という機関があり、マスコミなどでは、SISの事をMI6と呼んだりします。MI○は、Millitary Intelligence(=軍情報部)であって、ジェームズボンドが活躍した(?)時代は、既に正式名称はMI○ではなかったと思います。
英語ですが↓を参考にしてください。
http://www.sis.gov.uk/output/sis-or-mi6-what-s-i …
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この回答へのお礼

そういうことなのですか----。よく分かりました。

ちなみにこの4つの地域は同じイギリス人とはいえ、結構文化や食事など違うのですか?イングランドの人がスコットランドへ行ったら差別されたりとかするのでしょうか?

お礼日時:2009/11/18 20:53

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