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電弱統一理論について

電弱統一理論について質問します。
SU(2)やU(1)ではゲージ対称性になるように共変微分やゲージ場を導入し、SU(2)×U(1)でも同じように共変微分やゲージ場を導入しました。
その結果、いったい何がわかるんですか?ディラック方程式やクラインゴルドン方程式に代入して解くと具体的にゲージ場や他の物理量がもとまるのでしょうか?それともほかに統一することによって得るなにかがあるのでしょうか?回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

このサイトにはノーベル賞受賞者を無知呼ばわりするという大変な権威とか、素人には逆の意味にしか読み取れないような深い含蓄を垂れる「専門家」とかがいらっしゃいますが、こんな簡単な質問にはあほらしくて回答してられないそうですから非常に不十分ですが私が回答しましょう。


 Weinberg-Salam理論が発表された当初、あまり反響はありませんでした。俄然注目されるようになったのは、't-Hooftがくりこみ可能性を示してからです。つまり統一すること以上にくりこみ可能性が重要と考えられています。理論的に解決したこととしてはこのほかにV-A理論のUnitary Boundの問題を解決したことが挙げられます。
 現象論的にはV-A理論では起こるはずのない「中性カレント」が発見されたこと、予言どおりの質量のWボゾンやZボゾンが発見されたことが挙げられます。これらはファインマンルールによって摂動計算するのでディラック方程式を解くという意識はあまりないと思います。
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