日本語を勉強中の中国人です。文章を書く力をつけたいので、作文の練習をしています。私の書いた文章を自然な日本語に添削していただけないでしょうか。
「古畑任三郎」
最近、「古畑任三郎」というドラマを一気に見終わった。日本のホームズと一緒に、頭のいい体操を体験していた。3シリーズもあり、比較的にシリーズ1に好感を持つ。3シリーズの中で、特に好きな回(スペシャルも含む)は、堺正章が犯人役の「動く死体」、坂東八十助(坂東三津五郎)が犯人役の「汚れた王将」、鹿賀丈史が犯人役の「殺人特急」、陣内孝則が犯人役の「笑うカンガルー」、明石家さんまが犯人役の「しゃべりすぎた男」、風間杜夫が犯人役の「間違えられた男」である。
ちなみに、シリーズ3はあまり面白くない。好きな回はない。あえて挙げろと言われば、玉置浩二が犯人役の「追いつめられて(雲の中の死)」と江口洋介が犯人役の「最も危険なゲーム」のこの二回だと思う。余計な役が増えられたり、トリックがあまりにも簡単すぎたりして、ちょっと残念に思う。
また、質問文に不自然な日本語がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
ぼくもちょうどレンタルで古畑を次々に借りているところなので,親近感を持ちました。
立派な日本語作文だと思いますが,いくらか手を入れます。最近、「古畑任三郎」という刑事ドラマのシリーズを一気に見終わった。日本のホームズといえる彼の活躍をとおして、私もいい頭の体操になった。シリーズには3シーズンあるが、シーズン1に比較的好感を持った。シリーズ(スペシャルも含む)の中で、特に好きな回は、堺正章が犯人役の「動く死体」、坂東八十助(坂東三津五郎)が犯人役の「汚れた王将」、鹿賀丈史が犯人役の「殺人特急」、陣内孝則が犯人役の「笑うカンガルー」、明石家さんまが犯人役の「しゃべりすぎた男」、風間杜夫が犯人役の「間違えられた男」である。----<なぜ好きかの理由も書くといいです>----
ちなみに、シーズン3は私にはあまり面白くなく,好きな回もない。あえて挙げろと言われれば、玉置浩二が犯人役の「追いつめられて(雲の中の死)」と江口洋介が犯人役の「最も危険なゲーム」のこの二回だと思う。余計な役が加えられたり、トリックがあまりにも簡単すぎたりして、ちょっと残念に思う。----<日本では,このようにアイデアが乏しくなっていく現象を「ネタ切れ」といいます>
ご参考までに。ぼくはまだシーズン3は見ていないので,種明かしをしてはだめです 笑。
ご親切に添削していただきありがとうございます。いろいろ手を入れていただき、大変助かりました。直してくださったところに気をつけます。「シリーズ」と「シーズン」の関係がよくわかりました。確かに表紙にseasonと書いてあります。面白いドラマですね。見る仲間に出会えて大変嬉しいです。本当にありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
> ドラマを一気に見終わった
↓
>>ドラマを一気に見終えた
「終える」は自分の意志で終了させることで、「終わる」は終了時間が来て終了することなので、「見終える」の方がいいでしょう。
> 日本のホームズと一緒に、頭のいい体操を体験していた。
↓
?>日本のホームズと一緒で、いい頭の体操になった。
↓
?>日本のホームズというべき作品で、ちょうどいい頭の体操になった。
文章の意図が理解しにくいですが、
前半部分は「知人(日本のホームズ)と一緒に見た」のでしょか「ホームズの日本版」というような意味でしょうか。
前者であれば、そのままでもいいと思いますが、後者であれば「一緒に」ではなく「一緒で」になります。それでも少々分かりにくいので、少し表現を変えてみました。
後半部分は、そのままでも間違いではないですが、分かりにくいです。「頭のいい体操」だと「頭の」がどこを修飾するのか分かりにくいので(「頭のいい」に見えてしまう)、順序を変えたほうがいいでしょう。また、「体操を体験」も間違いではないですが、「体操をする」としたほうがいいでしょう。
ご親切に添削していただきありがとうございます。「終える」と「終わる」の違いはよくわかりました。「日本のホームズと一緒に、頭のいい体操を体験していた」の前半部分は「ホームズの日本版」というような意味です。直しえていただいたところに気をつけます。本当にありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
No.1で見落としがありました。
「最も危険なゲーム」のこの二回だと思う。
→「最も危険なゲーム」の2回だと思う。
または
→「最も危険なゲーム」,この2回だと思う。
なお,「回」のかわりに「話」でもいいでしょう。こまかな違いをいうと,45分の番組を1回と数えますが,1回で事件が解決しないで「解決編は次回に続く」となる場合もあります。この場合は2回で1話と数えることになります。古畑は1回で1話完結です。
再びありがとうございます。「回」と「話」の違いは理解できました。まだご覧になっていないシーズン3の「最も危険なゲーム」はまさしく2回で1話ということになります。本当にありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
1、
> 最近、「古畑任三郎」というドラマを一気に見終わった。
→ 【先日】、「古畑任三郎」という【シリーズドラマ】を【見終えた】。
:
a.「最近~」は「最近~を経験した」という印象があります。
「見終わったことを経験した」という理解も可能かもしれませんが、しっくりきません。
b.ここの「一気に」は「(とても面白かったので)一息に」というニュアンスを与えます。
しかし、シリーズ3はそれほど面白くなかったわけですから「一気に」という表現はこのシチュエーションにそぐいません。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/113235/m1u/% …
c.他動詞としての「(見)終える」を使うほうがいいでしょう。
d.「見た」ではなく「見終える」と言う場合、「非常に長いものを~」という印象を読者に与えます。
「ドラマ」の代わりに「シリーズドラマ」と表現するのが良いでしょう。
こうすると、「長いもの」であることが読者に理解できるので「見終える」に違和感を覚えなくなります。
2、
>日本のホームズと一緒に、頭のいい体操を体験していた。
→日本のホームズと一緒に、頭の【いい体操をさせてもらった。】
:
「体操を体験する」はやや違和感が残ります。
3、
>3シリーズもあり、比較的にシリーズ1に好感を持つ。
→3シリーズ【あるのだが、】シリーズ1に【比較的好感を持つ】。
:
a.3回では、「も」を使うほど多いシリーズ回数とは言えないように思われます。
「3シリーズある」ことをまず告知するためには、「3シリーズあるのだが、」とすると良いでしょう。
b.「比較的」は副詞なので、「比較的好感を持つ」と続けるのが良いでしょう。
4、
>3シリーズの中で、特に好きな回(スペシャルも含む)は、
→3シリーズを【通して】特に好きな回(スペシャルも含む)【ということでは、】
a.「通して」と表現することもできます。
b.「前の文では好きなシリーズについて述べたが、この文では好きな回について述べます」
という話題の転換を意味する、「ということでは」という表現です。
(ex)
・このレストランで、私が特に好きなのは最高級料理の A です。手軽な値段で食べられるということでは B もお勧めです。
5、
>堺正章が犯人役の「動く死体」、坂東八十助(坂東三津五郎)が犯人役の「汚れた王将」、鹿賀丈史が犯人役の「殺人特急」、陣内孝則が犯人役の「笑うカンガルー」、明石家さんまが犯人役の「しゃべりすぎた男」、風間杜夫が犯人役の「間違えられた男」である。
→添削無し
6、
> ちなみに、シリーズ3はあまり面白くない。好きな回はない。あえて挙げろと言われば、玉置浩二が犯人役の「追いつめられて(雲の中の死)」と江口洋介が犯人役の「最も危険なゲーム」のこの二回だと思う。
→ ちなみに、シリーズ3はあまり【面白くないし、好きな回もない】。あえて挙げろと言われれば、玉置浩二が犯人役の「追いつめられて(雲の中の死)」と江口洋介が犯人役の【「最も危険なゲーム」、この二回だろう。】
:
a.「面白くない。好きな回はない」は一文にしたほうがすっきりします。
b.
・~「最も危険なゲーム」、この二回
・~「最も危険なゲーム」の二回
どちらかにする必要があります。
c.「と思う」でも全く問題はありませんが、ここは「だろう」と表現することもできます。
d.「挙げろと言われば」
タイプミスでしょうが、「挙げろと言われれば」です。
7、
>余計な役が増えられたり、トリックがあまりにも簡単すぎたりして、ちょっと残念に思う。
→【他は余計な役が加えられていたり】トリックがあまりにも簡単すぎたりして、ちょっと残念に思う。
:
a.「増えられたり」ではなく「増やされていたり」あるいは「増えていたり」です。
「加えられていたり」のほうが良いかもしれません。
b.原文の意図を、
『「この2回」以外は余計な役が~(ア)』
という意味に理解したので、
「他は余計な役が加えられていたり」としました。
原文のままでは、
『「この2回」に余計な役が~(イ)』
という意味になってしまいます。
仮に(イ)の意図で書かれたのであれば、
「【ただ、】余計な役が加えられていたり~」のように接続詞を追加する必要はあります。
この回答への補足
>【他は余計な役が加えられていたり】トリックがあまりにも簡単すぎたりして、ちょっと残念に思う。
>『「この2回」以外は余計な役が~(ア)』
>『「この2回」に余計な役が~(イ)』
アの意味でもないし、イの意味でもありません。「シリーズ3」の全体のことを言っています。この文は第二段落の最初の「シリーズ3」という言葉にかかります。遠すぎるのでしょうか。
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。詳しく説明していただき、大変助かりました。「ということでは」は使えるようになりたいです。まだよくわからないところがありますが、もう一度教えていただけないでしょうか。
No.5
- 回答日時:
以前も回答させて頂いた者です。
1mizuumiさんのご質問は、まだそれほど回答させて頂いたことはありませんが、勉強させて頂ける良い機会を持てるので楽しみです。
と言いますのは、1mizuumiさんは外国の方なので、こちらも添削させて頂くとなると、日本人同士でやり取りするときよりも、言い回しや表現に気を付けて書くことになるからです。
また、1mizuumiさんの文章は簡潔に書かれているので、私のように表現がくどくなりがちな者からすると、学ぶことが多いのです。
今回は、文法や言葉の表現に間違いは感じられなくとも、全体的に文章の流れを良くすることを心掛けて添削させて頂きました。
また、原文に問題は感じられなくとも、参考にして頂ければと思い、別の表現で言い換えた箇所もございます。
なお、添削後の文章は《》で括りました。
回答内容には、先の回答者さん達の表現と重複する点もありますが、ご了承下さい。
では、添削作業に入らせて頂きます。
*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*
>文章を書く力をつけたいので、作文の練習をしています。
《文章力を付けたいので、作文の練習をしています。》
――原文のままで問題ございませんが、“文章を書く力をつけたいので”は、“文章力を付けたいので”としても良いと思いました。
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・
>最近、「古畑任三郎」というドラマを一気に見終わった。日本のホームズと一緒に、頭のいい体操を体験していた。3シリーズもあり、比較的にシリーズ1に好感を持つ。
《最近、「古畑任三郎」というドラマを一気に見終えた。日本のホームズと一緒に良い頭の体操が出来た。全部で3シリーズにもなるのだが、私は取り分けシリーズ1に好感を持っている。》
――“見終える”としたのは、原文に“一気に”とあるので、積極性や実際にドラマを見ていたときの興奮や臨場感を伝えるのに適した表現だと考えたからです。
また、“私は、取り分けシリーズ1に好感を持った”と文章を直しましたが、この箇所はもう少し短く、
・特にシリーズ1は、かなりの見応えがあった
・中でも、シリーズ1は好感度が高い
・中でも、シリーズ1は高評価できる。
としても良いと思います。
なお、例に挙げた“高評価できる”は、“ポイントが高い”と言い換えても良いと思います。
――《補足と感想》――
「古畑任三郎」は脚本家の三谷幸喜さんが、海外ドラマで有名な「刑事コロンボ」をオマージュ作品として書いたものだと言われています。
話の冒頭で犯人とその犯行シーンが出てきたり、肝心の犯行トリックを見破る主人公(コロンボ)が直ぐには登場しない点も同じです。
ですから、1mizuumiさんが「古畑任三郎」を“日本のホームズ”と称されたのを、キャラクターのタイプは違いますが、“日本のコロンボ”とするのも、しゃれが効いていて良いと思います。
【古畑任三郎】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E7%95%91% …
また、最近は不定期で続くメインキャラクターが同一のドラマを“シリーズ”とは呼ばずに、“シーズン”と呼ぶことが多いです。
同じように犯罪を扱ったシリーズに水谷豊さんが主演の「相棒」や海外ドラマの「名探偵モンク」もありますが、どちらも、“シーズン1”“シーズン2”などと呼ばれています。
「刑事コロンボ」はNHKのBShiとBS2で、「名探偵モンク」はBS2で放送中です。コロンボ(コロンボ自身は飄々とした風貌の面白い人です)はシリアス物で、モンクの方はコメディーなので、交互に見ると見飽きません。
【シーズン】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC% …
【刑事コロンボ】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%91%E4%BA%8B% …
【名探偵モンク】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E6%8E%A2% …
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・
>3シリーズの中で、特に好きな回(スペシャルも含む)は、
《スペシャルも含めた全シリーズ中で、特に好きな回は、》または、
《スペシャルも含めた全作品の中で、特に好きな回は、》
――()は使わなくて済むのなら、使わない方が分かり良いと思いますので、このように直しました。
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・
>ちなみに、シリーズ3はあまり面白くない。好きな回はない。
《しかし、シリーズ3は、どれも期待外れだった。》
――“ちなみに”を“しかし”と直したのは、原文の前半部でドラマの出来を褒めていらっしゃったのに反して、1mizuumiさんが、がっかりなさっているからです。
シリーズ1,2と来て盛り上がっておいて、それに相反して、つまらなかったと言いたいので、〈 直前まで述べられていた事柄に相反する表現としての接続詞 〉である“しかし”を使うのが適切だと思います。
また、“しかし”と来たら、“あまり面白くない”とするよりも“期待外れだった”と続けた方が、拍子抜けした感じや、がっかり感が出ると思いました。
また、ただ“期待外れだった”とするより、“どれも”と一言加えれば、何も好きな話が無かったことを表現することが出来ます。
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・
>あえて挙げろと言われば、~のこの二回だと思う。余計な役が増えられたり、トリックがあまりにも簡単すぎたりして、ちょっと残念に思う。
《強いて評価できるのは、~の二作品だけだ。余計な登場人物が増えたり、トリックがあまりにも単純で物足りなかった。》
―― 1点目ですが、“あえて挙げろと言われば”は間違いです。
正しくは、“敢えて挙げろと言われれば”です。
文書の前後の繋がりから、ここで言うのは、「面白い作品、評価できる作品」のことを指しているのは明らかですので、“敢えて挙げろと言われれば”と繋げて良いのですが、上記のように“強いて評価できるのは”と直しました。
2点目ですが、“この二回だと思う”を“の二作品だけだ”としたのは、これは、1mizuumiさんご自身の意見なので、推量表現“思う”は使わずに、“~だ”という断定表現に直すのが適切だと考えたからです。
なお、“この”は間違いではありませんが、文末を“~だけだ”と強調表現に直したので、敢えていれなくても良いと判断しました。
また、“二回”と言っても間違いではありませんが、“二作品”“二話”と表現しても良いでしょう。
“回”という、表現はやや古いかも知れません。
3点目です。“余計な役が増えられたり”も間違いです。
こちらも、正しくは、“余計な役が増えたり”です。
“役”という言葉から連想するのは、演じている“俳優そのもの”と“役回り”とどちらもありますが、ストレートに分かり良くするのならば、“登場人物”とした方が、誤解無く伝わるので良いと思います。
原文にある“ちょっと残念”と言う気持ちも、「何か足りないようで不満である」とか、「どことなく不足である」という意味を表す、“物足りない”の一言で表現できると考え、その様に直しました。
では、長くなりましたが、何か疑問がございましたら補足をしてください。
この回答への補足
>“役”という言葉から連想するのは、演じている“俳優そのもの”と“役回り”とどちらもありますが、ストレートに分かり良くするのならば、“登場人物”とした方が、誤解無く伝わるので良いと思います。
ここでおっしゃる「役回り」はどういう意味でしょうか。辞書で調べましたが、まだよくわかっていません。
ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。いろいろ非常に参考になりました。詳しく説明してくださり、大変感謝いたします。次は「相棒」を探してみたいです。一箇所よくわからないところがありますが、もう一度教えていただけないでしょうか。
No.6
- 回答日時:
#4です。
アの意味でもないし、イの意味でもありません。「シリーズ3」の全体のことを言っています。この文は第二段落の最初の「シリーズ3」という言葉にかかります。遠すぎるのでしょうか。
:
「シリーズ3はあまり面白くない。好きな回はない。あえて挙げろと言われば~この二回だと思う。」
この部分は、「シリーズ3は」「好きな回は」と主題が2つ続いています。
次の、「余計な役が増えられたり~ちょっと残念に思う。」という文では主題が省略されています。
この述部は通常は直前の「好きな回(=この二回)」が主題と受け止められます。
しかし、それでは文意上の矛盾が生じるため不自然な印象を与えているわけです。
「他は」とすることで「(この二回の他の)シリーズ3は余計な役が~」という自然な流れを明確に表現できます。
原文のままでも、シリーズ3について述べている文であることは伝わります。
『「この2回」以外は余計な役が~(ア)』も、シリーズ3の範囲内で述べたことです。
ただ、余計な役が増えたのは
「シリーズ3の中にある、この二回」なのか、
「シリ-ズ3の中にある、この二回以外」なのか、を明確にする必要があります。
(EX)
このレコードはあまり面白くない。好きな曲をあえて挙げろと言われれば A だ。メロディーが派手すぎて私の趣味には合わない。
これは、文の流れに沿って読むと「私の趣味には合わない=A」という印象を与えます。
しかし、文意を考えると矛盾が生じるので、「(このレコードに入っている)A以外の曲は私の趣味に合わない」という意味だと理解できます。
つまり、「不親切な表現」ということになるのかもしれません。
力量不足で、ちょっと煩雑な説明になってしまったかもしれません。
疑問点が残るようでしたら、納得いくまで補足なさってください。
再びありがとうございます。「不親切な表現」になる理由はわかりました。詳しく説明していただき、大変助かりました。本当にありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
追加です。
ちなみに、シリーズ3はあまり面白くない。余計な役が増えられたり、トリックがあまりにも簡単すぎたりして、ちょっと残念に思う。
好きな回はない。あえて挙げろと言われば、玉置浩二が犯人役の「追いつめられて(雲の中の死)」と江口洋介が犯人役の「最も危険なゲーム」のこの二回だと思う。
のように文の順を入れ替えれば全く問題はありません。(入れ替えたほうが良い表現になるという意味ではありません)
その意味では、おっしゃるように「>遠すぎる」という言い方もできるでしょう。
ただ、この箇所が不自然な理由は、基本的には主題の転換が曖昧なためと言えます。
No.8
- 回答日時:
No.5です。
ご返信ありがとうございました。前回私は、「回」の説明が余りよく出来ていなかったのですが、No.3さんのご解説が適切で分かり良いと思います。
No.3さんのご解説にあったように、普段の会話でも、「回」は適切じゃないときもありますので、使用を避ける人も多いと思います。
『水戸黄門』のように、一話完結のストーリーの場合なら、問題なく使えます。
* * * * * *
本題に入ります。
補足を頂いた「役回り」の意味ですが、
・結果として自分に回ってきた役目。役目のめぐり合わせ。
『旺文社国語辞典 第十版 (小型版)』
・割り振られた役。役の回りあわせ。
「損な―を務める」「とんだ―になる」 『大辞泉(小学館)』
と言った意味になります。
この言葉は、「役目」と同じ意味と取って構いません。
「役目」の意味は、「割り当てられた勤め・職務」となります。
>余計な役が増えられたり、
に対して前回、
“役”という言葉から連想するのは、演じている“俳優そのもの”と“役回り”とどちらもありますが、
と、解説致しましたのは、「余計な役が増えたり」とすると、単純に考えると、「配役」、つまり、「一人一人の役者に割り当てられた役柄、キャラクター、キャスティング」のことを指し、登場人物が増えたことを言っているのだと予想できますが、捻った見方をすると、登場人物の一人一人に適した役目があるのに、一人の人物がこなす役目が増えたことを指しているとの解釈も可能だと考えたからです。
まとめますと、「余計な役が増えた」から連想できる事柄は、
1「余計な役者が増えた」
登場人物が増えた。出演者が増えた。
2「余計な役回りが増えた」
登場人物それぞれの個性を生かし切れずに、
一人のキャラクターにかかる役割が増えた。
と、どちらの意味にも取ることが出来ます。
例えば、若いOLが結婚して子供を産み職場復帰した場合、これまでは社会では、一職員としての立場であったのが、主婦、母親の顔も持つことになります。
つまり、同じ人物が、社会的に三つの役割を持つことになります。
この場合、一人でありながらも「役回りが増えた」と言うことが出来ます。
《補足》【役割】役をそれぞれ割り当てること。
それぞれに割り当てられた役目や仕事。
* * * * * *
「相棒」は現在、シーズン8を水曜夜9時に放映中です。
人気シリーズなので、中国や韓国でも人気があるようですね。
コロンボとモンクは海外ドラマですが、日本語吹き替えで(英語・日本語の二重音声で視聴も出来ます)、会話も面白く、日本語の勉強になりますよ。
三作とも、我が家の娘はファンでよく見ています。
特に高校生の娘は、モンクの会話が絶妙なので気に入っているようです。
コロンボも心理戦が面白いです。
人それぞれ好みはありますが、一度ご覧になってみて下さい。
再びありがとうございます。ご親切に解説していただき、意味はよくわかるようになりました。大変助かりました。コロンボとモンクについてのドラマも探してみます。いろいろ本当にありがとうございました。
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