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心理学科と医学科(心理関連の分野)の内容の違いを教えてください。

再来年に大学受験を控えた高1の者です。文理選択を迎え、急遽質問させていただきました。

個人的に、人間の行動(密室におけるパニックから人格障害まで色々)を様々な事例などを参考に挙げて学んでいきたいのです。ですが、この場合医学科へと進み、精神科医を目指すべきなのか、もしくは心理学科へ進み心理士を目指すべきなのかがわかりません。どちらの学科の方がより私に適しているといえるのでしょうか?

医学科(心理関連の分野)と心理学科の大学での具体的な内容の違いも教えてもらえると助かります。

A 回答 (3件)

20世紀になり急激に脳医学は進歩しだした。


それまでは心つまり脳の分野は、精神分析家とか宗教とかが担っていたわけです。

どうして突如脳科学が進みだしたのかというと、20世紀になり戦争で科学兵器が使われるようになったから。
どこも外見は無傷だし、前線で過酷な戦いをしてもいない復員兵の中には、精神病患者と同じ症状に見せるものが現れだした。
科学兵器を使ったことで、その際に薬品を浴びてしまったので、外見は無傷でも脳がダメージを受けてしまっていたわけです。
静かに外見を壊さず内部を破壊する薬品。


脳をスキャンして健康な人と比較し、どの薬品を浴びると脳のどの部分に影響を与えるかわかりだした。
それがわかると、精神病患者が行う奇異な反応も合点がいくわけです。


>>個人的に、人間の行動(密室におけるパニックから人格障害まで色々)を様々な事例などを参考に挙げて学んでいきたいのです。

だったらお勧めなのが、ラマ・チャンドランやオリバーサックスみたいな人を目指す。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3% …

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA% …

どちらも神経医。

本を読むと人間味あふれる人だとわかります。
しかも人間にすごく興味を持っている。

http://www.ted.com/talks/lang/jpn/oliver_sacks_w …

これはシャルルボネ症候群の事例の紹介です。
盲目の女性が自分の特徴はシャルルボネ症候群だと言われて、納得しており、症状は消えることはありませんが、「まわりのみんなに言っとくれ、わたしゃ シャルルボネ症候群だって」って言ってます。

閉所恐怖症がどうしても治らず悩むより、「これは私の個性なんです」でいいんじゃないかと。
何も敵として戦う必要は無いんじゃないか と。

人格障害の人の場合は、、、難しい。
被害者にはお気の毒ですが、本人も困っているわけで。
でもどうしても治らない。だって生まれ持った個性だから。
個性を変えるって、脳がダメージを受けて配線が変わらない限り変わらないし、人工的に個性を変えることは倫理に抵触します。
その人じゃなくなるわけですから。

ただしあまりにもひどくて、とうとう殺人を犯してしまった場合は、、、、
正常だけど性格が病気としか思えないほど歪んでおり、その責任は自分にあるのだから、誰でもなく本人に責任をとってもらえばいいんじゃないか と。

まあ ともかく、二人の出した書物よんでみてください。
すっごくわくわくしますよ。

他の方が言うように、医者になるって財力もいりますが、若さもいる。
社会人になった後、医学部を受験しなおして、合格してもそこからさらに6年、精神科医になるにはさらに2年以上、さらにそこから何年か修行するわけです。
医師の国家資格に合格したら免許もらえるってわけじゃない。

周りの人は自分よりうんと若くてバイタリティーがある人たちです。
その人たちと競争することになるわけで。
旬は逃すべきじゃないと思います。
旬をすぎてからは、旬の時の何倍も努力が必要になる。

臨床心理士は民間資格であって免許じゃないんです。今現在。
それに人生豊富じゃないと、人の悩みわからないじゃないですか。
だから40才を超えてから資格を取ろうとする人も結構いるらしいです。
若い人に人生相談したいですか? 人生経験豊富そうな人に相談したいでしょ?

臨床心理士になるために、わざわざ指定大学院に入る必要ないんです。
『医師免許取得者で、必要な心理臨床経験2年以上を有する者』も受験資格があるんです。

それに医者と臨床心理士では就職率も収入もぜんぜん違うし。
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この回答へのお礼

有難うございます。うわぁ、面白そうですね。探してみます。
人生経験という面で医者の方が深みがある。確かにそうですね。まずは教えていただいた本を読んでみようと思います。

お礼日時:2010/02/11 17:35

> 心理学部と医学部(心理関係の分野について)の大学での授業の違いがわかるHPや本



先ほど述べたように全く別物なので、それぞれの違いというか、そもそも比較する対象にならないのでそういう情報も少ないのでは?と思います。

例えば大阪大学の医学部のシラバス(平成17年度): http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/office/kyomu/sy …を見てみるとよいでしょう。心理学科でも分野によっては薬理学、生理学、精神医学をやることがありますが、どちらかというと教養の1つとして行うというイメージです。また、心理学科では選択となっている循環器、内分泌・代謝、眼科科学、小児科学などなど、、、 そういうことはやりません。

心理学科では知覚心理学、認知心理学、教育心理学、社会心理学、、、 といった感じでこれらの内容は医学部ではやりません。知覚心理学や認知心理学、あるいは神経・生理心理学も学ぶ機会がありますが、どの程度、医学部の内容に類似しているかはどの分野を専攻するかによるのです。

要するに仮にあなたが将来的に何になりたいのかが決まっているならば、それによって進学先も変わるということで、そのためにはより何になりたいのかを具体的に記述できるようでなければなりません。ですから、

> 人間の行動(密室におけるパニックから人格障害まで色々)を様々な事例などを参考に挙げて学んでいきたい

ということをもう少し具体的に考えてみたらよいでしょう。Amazonなどで心理学の入門書、医学の入門書、その2つを何でもいいから1冊ずつ読んでみましょう。

ただいずれにしても理系を選択する余地があるならば、理系にするべきです。
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この回答へのお礼

度々有難うございます。
それぞれの入門書を購入してみることにします。

お礼日時:2010/02/11 17:40

今はどうなっているのか(多少、仕組みが分かっているのか)把握していませんが、大学2年だか3年だかで外科と内科に大きく選択肢がわかれます。

精神科医になるためには、このとき内科を選択するというわけです。要するに医者になるということですから、受験の倍率的にも能力的にも精神科医になることの方がはるかに難しいということです(もちろん金銭的な面でも)。

心理の分野から医療系へ進む(就職あるいは進学)するとなると、分野的には保健学か薬理学なら選択肢としてありえます。もちろん、大学のときに何を専攻しているかにもよるわけです。

> 医学科(心理関連の分野)と心理学科の大学での具体的な内容の違いも教えてもらえると助かります。

まるっきり違います。物理学部と法学部くらい違いがあります。数ある分野の中で共通して学ぶ点もある、というレベルの話です。仮に医学部で学ぶことを100、心理学部で学ぶことを100としたら共通して学ぶ点はせいぜい2つか3つくらいです。

とりあえず現実的に理系を選択しておくべきでしょう。心理系に進むにせよ、医療系に進むにせよ理系(数学とか化学)を学んでおくことは大きなメリットになりうるからです。いわゆる高校の文系と称される科目を得意になっても、心理系で役立つことは少ない、理系と称される科目はかなり役立ちます(簡単に言えば文系科目は後で勉強しなおせるが、理系科目は難しい)。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。
自分の志す先が理系よりにあると聞き、驚かされました。
ですが、申し訳ないことに未だに大学内での具体的な授業内容の違いが想像できません。もしご存知でしたら、心理学部と医学部(心理関係の分野について)の大学での授業の違いがわかるHPや本を教えていただければと思います。(学部紹介などは読んだのですが、十把一絡げに名前だけ羅列されていてよく分かりませんでした)

お礼日時:2010/02/10 16:04

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