海外在住の日本人です。日本でも捕鯨船とシーーシェパードとの衝突を大きく報道されているのを拝見しましたが、私を含めどれだけの日本国民が捕鯨調査の目的をきちんと答えられるのか?たまたま時を同じくしてこちらで捕鯨に関する内容のドキュメンタリー番組が放映され、私は知らずに見ていなかったのですが、次の日勤務先の同僚に、「日本は捕鯨をするだけでなく、イルカまでも。その殺し方といったら酷いもの。キレイなイルカは水族館へ、その他は殴り殺し安い肉として売買。辺りは言葉上だけでなく本当に血の海が広がって・・・。」と。恥ずかしい事に何も反論する事が出来ませんでした。私もアラフォー世代で10歳くらいまではたまに鯨肉を食していた記憶があります。捕鯨は日本の食文化である事にも納得しています。外国人の主人に同僚からの非難、それに対して何も答えられなかった事・また異文化うえの理解困難なことはどの国も持っているのでは?」と話したところ、「たぶん捕鯨は日本文化として異国でも認められているが絶滅危機にある種の鯨までも捕鯨の対象とされている事が非難されている。」と話してくれました。これは事実なのでしょうか?捕鯨(イルカも含め)の目的・それによって得られるもの、また絶滅危機種の鯨まで対象になっているのはなぜか?また先に、「10歳くらいまでは鯨肉を食していた記憶が・・・」と書きましたが、今国内のスーパーでも鯨肉を見かけることはほとんど無いのではないでしょうか?ではどこへ?この辺の事についても素人にも判りやすく説明していただける方がありましたらよろしくお願いします。
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
もう殆ど回答が出ているみたいなので、補足までに
>日本国民が捕鯨調査の目的をきちんと答えられるのか?
それは無理という物。国技みたいな物で答えは無数にある。としか言い様がないからです。実質的な内容としては商業捕鯨なのですが、調査捕鯨としているのは便宜上の理由からだけでなく、捕る為の技術や解体する為の技術を次代へと継承する為と、文字通りの意味の調査である、鯨の生態や検体(半生体?)調査等が必要だから。
>絶滅危機種の鯨まで対象
調査の為の捕鯨だからやむをえず捕らえたりしなければなりません。生きたまま保護して全身調査して再び生きたまま放流する為の予算や時間はないし、それだけの機材は高すぎたり巨大すぎて移動しながら計測なんてとても無理な話。そもそも元気な個体を追い掛け回しては疲労させて捕鯨している。という訳でもなく、この場合においては弱っている個体を狙う様です。船上で解体する事で何処にどういうダメージを負っているかとか、どんな病気を持っているかとか分かる訳ですね。捕鯨船は動く鯨専門の法医学研究施設みたいな物でもあるので、徹底した調査が行えます。まあ、流石にバラした鯨肉は流通経路には流さないとは思いますが、船の容量にも限界があるので、病理部分等は焼却処分や各地の研究施設に送ったりしてはいるみたいですよ?
>イルカ漁
イルカ漁の最大の問題点は調査捕鯨と違って流通前の徹底調査が行われていない点です。イルカが汚染まみれかどうかすら調査せずに流通させているので、結果として人間が一番被害を被っているという事実すら認識されていません。殺し方はどこも似たりよったりでしょう。
回答ありがとうございました。内容も質問に対しての的確な答えでわかりやすく参考になりました。他の回答の中には私が虚実を鵜呑みにしていると伺える回答があったりして相談箱への投稿、少し怖いと感じたものです。同僚からの日本に対する非難に何も知らない自分がいたことに気付き真実を知りたく投稿した次第です。
No.12
- 回答日時:
クジラの肉は今でもスーパーで売られていますよ?
私は好きじゃないのであえて買って食べたりしませんが。
外国のニュースは偏っています。ほんとの事もありますが、全部正しく放送されません。都合の悪いことは隠されています。それはどこの国も似たようなもの(日本だってそうです)。
クジラを取って食べるのは昔からの日本の文化です。
サルだって猫だって犬だって食べる国は食べてます(それがいいとは私個人は思いませんが)。
イルカも、昔から、イルカ漁として取ってきた歴史があります。
なんでもかんでも殺しているわけではありません。
外国に住んでいて、さぞかし居心地悪いとは思いますが、ネットでもなんでも真実を調べる方法はあります(嘘も多いですが)。
シーシェパードの活動には、裏で政治家が自分の票を集めるために動いています。
そんな間違ったやり方をしている人もいるのだから、噂や誤報にふりまわされて落ち込む前に、自分で知ってください!
真実を。
もし殺すのを反対するとしても、もっと他に方法があると思いませんか?相手が言うことをきかないから力で対抗する、これではテロと同じです。私はクジラやイルカを食べなくても全然困らないので、今後殺すのを減らしていくように活動するのは賛成したいと思います。
漁で生活をしている人には死活問題なので、簡単なことではありませんが、そういうことを考えていくのは建設的だと思ってます。
この回答への補足
回答ありがとうございます。しかし、同僚が言ったことを鵜呑みにして落ち込んだわけではありません。「日本の捕鯨は食文化である」 とゆうことぐらいの知識しかなく反論、もしくは正論を伝える事が出来ない自分がいました。(例えは捕鯨許可の出ている種だとか)真実を知りたく投稿したまでです。
補足日時:2010/02/17 04:11No.11
- 回答日時:
>絶滅危機にある種の鯨までも捕鯨の対象とされている事が非難されている
日本が対象としている鯨は絶滅危惧種ではありません。
以下引用
http://www.whaling.jp/taiou.html
"日本が調査の対象として捕獲しているクジラは、年々増加しており、
極めて健全な資源状態にあることがIWC科学委員会において認められています"
日本は国際的に捕鯨が認められています。
その規制にのっとって捕鯨をしています。
また、批判されているからといって単純に止めれば良いという問題でもありません。
日本は極端に食料自給率が低いからです。
捕鯨は非常事態への備えでもあります。
>国内のスーパーでも鯨肉を見かけることはほとんど無いのではないでしょうか?
クジラの消費量は地域によってかなり差があります。
長崎・和歌山の一部地域などではポピュラーなようです。
日本人は、クジラを油や肉だけではなく、
骨や皮まですべてすてることなく利用してきました。
決してクジラをぞんざいに扱っているわけではありません。
No.10
- 回答日時:
#3さん
生物学じゃないので、
魚食文化の中にはくじらも入りますよ。
漁業で獲れた水産物や加工食品も含まれますよ。
えらそうに揚げ足とってないで、魚食文化についてもっと勉強しろ。
No.9
- 回答日時:
ひとつだけ。
>たぶん捕鯨は日本文化として異国でも認められているが絶滅危機にある種の鯨までも捕鯨の対象とされている事が非難されている。
これはアメリカのことですよ。先住民生存のため(彼らだって鯨だけたべて生きているわけじゃないですが)、絶滅危惧種のホッキョククジラを獲ってます。ご主人に教えてあげてね。自分たちはいいが、日本人はダメっておっしゃるかもしれませんが。
No.7
- 回答日時:
「アメリカがランプの油として鯨を乱獲し、絶滅直前までおいやって、そして、捕鯨禁止にした。
」アメリカが勝手に絶滅直前まで減らし、勝手に捕鯨禁止にした。
日本はなんの関係もない。日本のしらないところで勝手に作られたルール。日本にすればいい迷惑。
鯨の数は増えています。というか、増えすぎることによる生態系への悪影響が懸念されるくらいです。
>
「日本は捕鯨をするだけでなく、イルカまでも。その殺し方といったら酷いもの。キレイなイルカは水族館へ、その他は殴り殺し安い肉として売買。辺りは言葉上だけでなく本当に血の海が広がって・・・。」
牛は?鳥は?豚は?
当然殺すのだから、血の池が広がって・・・・
違いがあるとすれば、
イルカ=海の生き物=血の“海”
牛=陸の生き物=血の“池”
くらいじゃないですか?
「〇〇は豚を殺すだけでなく、牛までも。その殺し方といったら酷いもの。ミルクの取れる牛は搾乳へ、その他は殴り殺し安い肉として売買。辺りは言葉上だけでなく本当に血の池が広がって・・・。」
No.6
- 回答日時:
昔は牛肉や豚肉は高価で貧乏人の口には入りませんでした
その代用として鯨を食べたのです
臭くて少しもおいしいとは思いませんでした
でもそのおかげで動物タンパクに困ることはありませんでした
国としては食糧資源で唯一外国に依存しなくていいのが公海での漁業です
しかももっともコストパフォーマンスの高いのが鯨です
いざといときのために捕鯨の技術と漁業権を維持しなければならないのです
捕鯨の実績が無くなれば漁業権は消滅します
だから簡単には引き下がれません
軍事力があればごり押しができますが今は無理でしょう
No.5
- 回答日時:
その同僚は「可哀想だから」という理由でしょうね、そのような方と
は、なかなか本件に関しての相互理解は難しいでしょう。
豚や牛のも血の海ですし、言って見れば残酷なものです。
日本人は縄文時代から鯨を食料として利用してきており食文化といえます。
料理法はもとより鯨を無駄なく利用する技術は恐らく日本にしかありません。
ご主人のおっしゃっている意見も少し誤解が入ってます。
クジラの減少はそもそも、西欧の捕鯨による乱獲によるものです。
鯨油を取るためだけで、あとは捨てるのみという乱暴なものです。
日本の場合はほとんど捨てることなく鯨の全てを使います。
その後、石油の登場で鯨油がいらなくなった西欧は鯨の乱獲をやめますが、
日本は捕鯨を続けていたので、やり玉にあがったのです。
確かに日本でも近代漁業に移ってからは、高度な技術を駆使して
大漁に捕鯨する捕鯨大国であり、それにより鯨の減少に拍車が
かかったことは否めません。
よって健全な資源量が確認されもののみ捕鯨するという方針で
捕鯨量を管理することは、私は賛成です。
ただ現状日本が鯨類捕獲調査で捕獲対象とする鯨種はすべて資源量が健全です。
しかもそれぞれの資源量の1%にも達しない水準であり、環境に影響を
及ぼすほどの水準にはありません。
そもそも世界中の鯨類が捕食する海洋生物の量は、世界の漁業生産量の
3~5倍に上ります。健全な資源量の鯨を間引く必要がありそれによって
人間が魚を利用できることは間違いありません。
参考URL:http://www.whaling.jp/
No.4
- 回答日時:
とりあえず、鯨の頭数が激減したのはアメリカが鯨から油(鯨油)を取る為だけに乱獲し、油がとれる一部以外を廃棄してたから。
後に石油を輸入するようになるまで乱獲を続けて絶滅寸前にまでしておいて、いまさらじゃないですかね。
一方、日本は昔からの文化で鯨をあますところなく大切に消費してきました。食べられないヒゲまでカラクリのゼンマイのバネに使用したり。
大事に消費してた国が、乱獲してた国に言われたくはないですね。
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