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IWC下関会議について、次の説明が理解できないでおります。

IWC下関会議では、アメリカとロシアが先住民のホッキョククジラ捕獲枠を要求した。しかし、これを商業捕鯨の基準で計算すると、30年間は捕獲枠がゼロになるはずだとの反対意見が出され、最終的に捕獲枠の付与は否決された。また、わが国の調査捕鯨は、南極海での商業捕鯨が中止になった1987年以降、毎年続けられている。これに対して、過去のIWC総会では、調査捕鯨の自粛を求める決議が毎年採択されてきたが、下関会合ではこれが初めて採択されなかった。

「先住民の捕獲枠」というのはどういう意味なんでしょうか。計算すると30年間捕獲枠がゼロになるとは、どういうことなのでしょうか。
また、調査捕鯨というのは、何を調査する目的の捕鯨なんでしょうか?

A 回答 (1件)

「先住民の捕鯨枠」は「生存捕鯨」とも言われるものでして、この場合はエスキモー(イヌイット)たちの食料源として、特別に捕鯨することを認めることです。



個人的には、何か民族差別のような話だと思っています。日本も長らく食糧として鯨を取り続けていたわけですが、捕鯨反対派の人たちは「代わりのたんぱく源(牛や豚など)があるだろ」ともいいます。 でもそれは先住民捕鯨枠に関しても同じ事が言えるわけです。

調査捕鯨は資源調査のための捕鯨です。
現在対象になっているのはミンク鯨ですが、過去の調査捕鯨の結果を基にして捕獲数を定めて捕獲し、体格などを調べて生息数推定のデータを取るためのものです。ただ、調査捕鯨で捕獲した鯨肉などは商業利用することが認められている(現在国内で流通している鯨肉のほとんどがこれ)ので、反捕鯨運動家たちは調査を隠れ蓑にした商業捕鯨だと反対しています。

参考URL:http://www5b.biglobe.ne.jp/~takahama/kujiraniku2 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。理解しました。
枠というのが何のことなのかよくわからなかったので・・・

お礼日時:2005/03/30 14:40

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