
日本刀は、人をたくさん斬ると、脂や刃こぼれで切れ味が落ちると聞きました。
戦国の合戦場では、主武器が槍だったためそれで良かったとも聞いたのですが、では幕末の斬り合いなどはどうだったのでしょうか?
もし本当に大人数を斬って逃げたりしたら、その後はもうその日本刀は使えなくなったりしたのでしょうか?
時代劇などでは、数十人にかこまれてバッサバッサと斬り捨てて逃げたりしますが・・・
あれはテレビの中だけのことだったのでしょうか。
テレビ見てると、気になって仕方ありません・・(^^;)
どなたかご存知のかた、教えていただけますと幸いです。
No.5
- 回答日時:
日本刀は沢山人をきると刃こぼれするそうです。
どんなに切れ味のいい出刃包丁でも魚を骨ごとのぶつ切りを繰り返せば、刃こぼれしてしまうのと同じ。
因みに時代劇で何人も悪者を斬るシーンがありますが、あんなのは『演出』にしか過ぎません。
30年近く前に亡くなった私の祖父が幼いころにそのまた祖父から聞いたこととして我が家伝わる話しですが
本当に武士同士が斬り合いをするときには、時代劇やチャンバラのような斬り合いなどしないそうです。
斬るか斬られるかで、にらみ合いが長く続き、どちらが先に仕掛けるかの、正に言葉通り『真剣勝負』だった、ということでした。
こちらもリアルなお話、ありがとうございます!
ご先祖のおじいさん、かっこいいですね。
かの水木しげる先生も、「銃であろうが、刀であろうが、『殺し合い』は出会った瞬間にバッと生き死にが
決まってしまう。ちゃんばらみたいに、ダラダラ続かないんです。」
とおっしゃっていたことを思い出しました。
やはりテレビや映画のアクションは、バトルというより「演舞」に近いのですね。
No.4
- 回答日時:
足利の将軍は身分は高くても剣術ができ、傍らに数本の太刀をおいて取り替えながら応戦したそうです。
通常は三人くらいでしょう。
江戸になり、いわゆる太刀から刀になります。
対一か対三くらいまでなら、腕か手、つまりお小手をやれば相手は闘えなく為ります。
切っ先で上手な立ち回りなら、多少は人数も可能でしょう。
もともと武士の刀は何人もの人を切るものではないでしょうね。
自分の始末、身分の表示、護身が主な役目でしょうね。
>自分の始末、身分の表示、護身が主な役目でしょうね。
これはなんだか、ぐっときました。
「自分の始末のための刃物」を、最高の切れ味にしておくなんていう発想は
大変日本人らしいと思います(-ω-、)
No.3
- 回答日時:
肉屋さんの作業現場を見たことありますか?
肉のさばきで骨は切りませんが、5分ぐらい作業するとやすりを持って包丁をしごいています。
油で切れ味が悪くなるのだと思います。
実感はないのですが、日本刀など刃物は使った後、研ぎに出すのでしょう。
応仁の乱の時、足利将軍家は室内の畳に数本の刀を刺しておき、取っかえひっかえ応戦したとの話が書物に載っているので、続けて使えるものではないのでしょう。
No.2
- 回答日時:
お説の通り日本刀は最大で3人しか斬ることができません。
3人目を斬り終る頃は血のり、体の油・刃こぼれでもうこれ以上は無理です。
幕末も斬り合いはほとんどなかったです。
官軍は鉄砲を使っていましたからね。
上野の山の戦争の時斬り合いになりましたが、お互いににらみ合って「やー!」「とー!」と言っているだけで、動けなかったそうです。
お互いに怖かったのでしょうね。
この後は放って置くとまったく使えませんので特に名刀と呼ばれた刀は、刀鍛冶に出して修理をしたそうです。
また普段も刀の管理は厳しく武士が町人を斬ると厳しい取調べがあり、処分もあったそうです。
戦争以外ではめったに斬る事は出来ませんでした。
日本刀を持ったことがありますか?
かなり重いのです。
3人斬って斬れなくなっても刀で相手を叩く事は出来ますが、重いが故に腕が痛くなり刀が振り回せなくなります。
ばさばさと斬るのはテレビだけの話です。
>お説の通り日本刀は最大で3人しか斬ることができません。
そうですか~。なかなかシビアな武器といえますね・・汗
>上野の山の戦争の時斬り合いになりましたが、お互いににらみ合って「やー!」「とー!」と言っているだけで、動けなかったそうです。
うわああ リアルです(^^;)
昔の日本人も、斬られるのはイヤだったんですね。当たり前か・・
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