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約一年前に旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)を建てて住んでいますが最近、床下から『パァーン!』と言うか『パコォーン!』と言うようなコンクリートをハンマーで叩くような強力なバネが弾けたような破裂音が時々します。よく壁が『パキッ』とか『ミシッ』と言う音とは比べものにならないくらい大きな音で振動すら感じる時があります。サービス課に聞くと新築のうちは寒暖の差で鉄骨が伸び縮みして音がする事があると言っていましたが…一体何なのか不安になります。誰か分かる方、経験のある方がいれば教えて頂ければと思います。

A 回答 (3件)

ある程度はヘーベルハウスの構造にも通じている者ですが


正確には建物だけでなく土地の条件なども関わることなので、参考意見です。
各社メーカーについて客観的に意見できる社外の立場です。

他社に比べ太い柱(2F:80角、3F:100角)と高層ビル同様の構造で
かつ、鉄筋コンクリート構造より軽いのが有利な建物です。
客観的な感想としては、良いメーカを選ばれています。

1年経過してからということなので、水栓のハンマー音ではなさそうですね。
地耐力の調査も記録されているはずなので不動沈下も考えにくいです。

何もせず突然の音と振動が有るのでしたら鉄骨由来の可能性はあります。
ただし、ボルトや基礎鉄筋が断裂する破壊音とかではなく
鉄骨構造の特性で部材同士がバランスを取ろうとする過程で生じるものです。
風や地震をきっかけに、何年か経てから出る場合もあります。

ホームサービス課が回答した鉄骨の伸び縮みというのは
鋼材そのものが伸縮するという意味よりも
柱や梁をボルト接合している鉄骨構造について
各部材が微妙に動いて丁度良い位置に収まることの表現だと思います。

どういうことかというと
各所のボルトは決められた箇所・個数に決められたトルクで締め付けられますが
地震などの大きな外力が加わると動く程度の締め付け具合に調整されていて
いざという時は耐震要素が揺れを吸収し、元の位置に戻す仕組みです。
(耐震要素:ヘーベルハウスではX型の可動デバイス)
この「遊び」により、建物の破壊を防ぐものです。
もちろん温度変化でも微小には動きます。

鋼材同士が動くので、摩擦や張力開放で結構大きな音が出ることもあります。

鉄骨はカチカチに堅い印象ですが、構造素材としては柔軟な物です。
自転車のフレームでも、アルミ製はカチカチで路面の凸凹をひろいますが
比較すると鉄製フレームはショックを吸収し乗り味が柔らかです。

鉄骨構造というのは堅さとともにある程度の軟らかさを想定しています。
ヘーベルハウスの場合、鉄骨と外壁・床のALCで堅い構造物の印象ですが
地震・台風などに対しては微妙に動きます。動くべきものです。


以上を踏まえた上で、音があまりに頻繁であったり永く続く場合は
ホームサービス課の正式な調査を依頼されるといいでしょう。

ヘーベルハウスは長期保証が用意されていますし定期点検もありますよね。
大企業を選ぶ利点は、このような場合に対応力に心配がない点です。
心配がないというのは、失敗が無いのではなくて
これまでの多くの失敗が「失敗力」として学習・蓄積されているということ。
弱小業者では相手が逃げるか潰れるかで終わりです。

もちろん大企業ゆえ、担当個人のバラつきはあります。
それでも逃げる相手ではないのですから
ただ心配されるより納得されるまで話し合い説明を受けてください。
納得がいかなければ、担当は交代させればよいでしょう。

旭化成の対応で納得がいかなければ「非破壊検査」という方法もあります。
専門業者がありますので、第三者として招いてもらうのです。
それには、あなたも疑心暗鬼で接するのでなく
何が不安で何を求めるのか正直にコミュニケーションされることです。

ただし、音や振動は主観的なものですから
「・・みたいな」とか「・・ぐらい」では通じにくいものです。
まずは、事実認識を同じくする必要がありますね。

しばらく在宅してもらって体験できる頻度でない場合には
何日か記録装置でデータを残し検証する方法もあります。
装置は、シロアリが動き食害する音を拾える精度からあります。

この世に「絶対」はありませんが、「最善」は必ずあるものです。
行動すれば状況は変えられます。
心穏やかに暮らされることを願ってやみません。

ご参考に。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。とても分かり易くなるほどと思いました。何かの要因で動いたものが元に戻ろうと鋼材同士が動いて音が出るんですね。3fingerさんの様に詳しく分かり易く説明してくれると納得できるのですが…何せこちらも何も知らない素人なものですから…未経験な事や聞いたことがない事が起こると不安が先走ります。3fingerさんのお話を踏まえてサービス課の担当者の方にまた良く話を聞いたり調べてもらって問題が解決出来ればと思います!

お礼日時:2010/04/21 17:42

建築構造屋です



鉄骨接合部のボルトのすべり以外に原因は思いつきませんが、とすると"問題あり"です。
へーベルは重量鉄骨ですよね。
とするとボルトはHTB(高張力ボルト)かと思いますが、これは摩擦接合といいまして、大地震などの巨大な力に対してもボルトにすべりが生じてはならないものです。ボルトの締め付け不足が原因かと思われます。
へーベルに調査してもらい、締め付け不足のボルトがあればトルクレンチなどで締め付けてもらってくだい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。ys528さんの回答はボルトは3fingerさんとはまた違ったボルトの働きと言うか役割と言う事なんでしょうか?また違う意見で参考になります。色々な意見、回答を踏まえてサービス課にも聞いてみたいと思います。

お礼日時:2010/04/28 01:05

鉄骨が伸縮して音を出すと施工者が謂うのですか 驚きですね


質問文中の太い木材が割れる音は聴いた事が確かにありますが
但し 気温の暑い時期だと思いますが

何処から発生している?一体何でしょう?
地盤・基礎・構造・1年で如何にかなる事はないですね
・木材(接合部)が何等かの変形起こしているか
・排水管(給水管こも)エアー抜き不良等か
内部(天井・壁・建具)・外壁・基礎・周囲地面変化はないですか
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。色々な要因が考えられるんですね。鳴る場所も大体同じ所なんですが何ヶ所かあるんです。一度、徹底的に調べてもらいたいと思いますが本当に下から叩かれてるような感じなんですよ。

お礼日時:2010/04/20 17:26

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