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英語汚染は止められませんか?

今はもう、倒産してしまった日本の航空会社で、成田発フランクフルト行きに乗ってた時の話です。

機長がね、「高度31000フィートを、、、、」ってアナウンスするんですよ。
国際標準を批准してメートル法使っている日本とドイツの間を飛ぶのに、どうして日本人もドイツ人もピンとこない英米固有単位で話すのかなって不思議に思っていました。
でも、それは、序の口でね、7-8時間も飛んでロシアの西部に差し掛かったころでした。
座席のモニターでGSPの地図が表示されますよね。
その地図上、カタカナで「セント・ピータースバーグ」って表示するんですよ。

日本初、ドイツ行きでロシアの上空ですよ。
なんで、ザンクト・ペテルスブルグじゃいけないんですか?

この飛行機会社は下請けに丸投げで、地図画面の地名表示になんか興味ないかもしれないし、もう倒産してしまったので、文句いうわけにもゆかないですけどね、どうして日本人の頭はここまで英語に汚染されてしまったのでしょうか?

それとも、日本はいまだに米国の占領下にあって、ロシアの地名をロシア語読みで表記したらGHQに検閲されんですかね?

昔、短大卒業してこの航空会社の客室乗務員になった女性が、フランスの首都のことを日本語でパリスと呼ぶのを聞いたことがあるのですが、これが普通なんですか?

どなたか、日本の英語汚染を止める方法を教えてください!

A 回答 (26件中1~10件)

こんにちは。



小学生の英語公教育は、低学年では異文化に慣れ親しむ目当てでも、
高学年のそれは中学英語の導入部の意味合いもあるようです。
つまり、「日本の英語汚染を止める方法」の一つとして、
英語偏重志向な大学入試制度改革が挙げられると思います。
昨今の傾向として、英語以外の外国語入試を実施してきた医大などは軒並み廃止方向で、
一部私立中高など、これにつられた形で第二外国語の授業自体を見直すところも出てきております。

たしかに、質問者様の問いかけはとても大切だと思います。
その一方、公教育を受ける権利と平等という観点と予算/人的問題から、
第一外国語における生徒本人の自由な選択方式が採られないであろう現状から、
世界で最も公用語として普及している英語教育を実施するのも、
やむを得ないところがあると思うのです。

もし、地方ごとの近隣諸国の語学教育を模索するのなら、
〈歴史や人的文化交流〉ありきで〈第二外国語〉として授業を実施してはいかがでしょう。
たとえば対馬にて英語ではなく韓国語教育が第一外国語として実施される、あるいは、
北方領土に近い場所でロシア語、沖縄諸島で中国語といった場合、昨今の日米関係を鑑み、
何やら日本列島が割譲されるような錯覚をおぼえるような気も致しまして^^

また、ネットの普及やグローバリゼーションによる英語汚染を懸念するのは、
決して日本だけではないはずです。
トゥーボン法により仏語保護政策を推し進めてきたフランスにおいても、
ステレオタイプ的なかつての「フランス語を話さないとフランス人は相手にしてくれない」は、
若者を中心に時代遅れのような印象を私は受けるのです。

しかしながら、強烈な個性を放つこの外国の法律、色々考えさせられるところがあり、
文化保護にも通じる国語教育の意義と重要性を訴える一方、
地方語の継承問題なども浮かび上がらせているようなのです。

日本の場合、何といってもアイヌ語の存続が危惧されますよね。
ところが、言葉だけを存続しても意味がなくて、
むしろ非言語的なアイヌ文化や象徴を理解し受け継がなければ意味など無きにしもあらず。

そしてこれこそが最も難しい部分ではないでしょうか。

言語だけで異/自文化が理解できたり、存続するものでもないと思うのですよね。
逐一瞬時にネット上で最新事象が語られても、それは表層にしかすぎず、
非言語的な意味を掴めずにいるとも思われるのです。
これは例えば、幾らアニメ好きで日本語に興味を抱いた外国人がいたとしても、
なかなか日本の伝統文化を理解しきれない部分に相当すると思うのですけれども。

「汚染の元凶」とおっしゃる英語についても、その世界的に通用する文化的背景としての
ディアスポラ的な性格や多様性、経済性という観点に立てば、
アメリカの国政や日本の安全保障とはまた別に英語教育を語る必要性もあるでしょうし、
決して「元凶ばかりとは言えない」とも思うのです。

そしてそれは、「福禄寿」思想の下、自国の歴史を鑑み自国をどこか信頼していないような、
家族主義/功利主義的目線な中国人や華僑による昨今の中国語の興隆とは、
またちょっと異なる性格のような気もするのですよね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

mashumaro2さんのご回答は正鵠を得たものであり、本質問を一週間にわたり未解決にしておいた甲斐があります。

ご回答を拝読しながら、ステレオタイプという言葉に相当する「紋切り型」が思いだせずに、思わず辞書を引いてしまった自分が不憫であります。

繰り返しになりますが、拙者は外国語排斥主義者ではありません。
むしろ、島国日本が地球市民としての場所を確保しつつけるためには、もっともっと外国語に取り組み、私たち自身が多様な情報源、多様な物の見方を確保しなくてはならないと考えている者です。

言語のみに依存した哲学というカテゴリーの参加者の多くが、一つの外国語に依存することに対して無頓着であり、多様性の喪失に対して危機感をお持ちでないことを知り、事態はますます深刻になっていると言わざるをえません。
北海道のイクラをキャビアと呼び変える日がくるのでしょうか。

隣国韓国では、歴史上、日本語の普及に貢献した人物を親日派と定義し、個人名を登録し、その子孫までを糾弾する活動をつづけています。話者人口4800万人の韓国語において、そこまでやらなければ他言語に吸収されてしまうという危機感を国家・国民が持っている証でしょう。

話者人口1億2千700万人の日本語でも、同様な危機感を持たなければ、やがてインカ帝国やクメール王朝と並んで歴史教科書上の言語になってしまうのではないでしょうか?
それとも、ピジンイングリッシュのような”ジャパニッシュ”を話す国として、発展するのでしょうか。

ディアスボラのお話がでましたが、西暦200年ごろに口述言語としては使われなくなったヘブライ語を1700年の歳月を経て復活させたことがイスラエル再興の原動力となっていることを忘れてはいけません。
現在、話者人口500万人にしかならないヘブライ語をなんとか存続させようと、英語やドイツ語やロシア語を母語とするユダヤ人たちが熱心にヘブライ語教育に取り組んでいるそうです。

私たちの子孫にヘブライ語復興運動をする人々と同じ苦労をさせたくないと願いながら、この質問を解決済みにしたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/04/30 11:29

お龍さん


鎖国はいけませんし言うまでもなくもちろん現実的ではありません。


他国のソフトパワーにたらずとも日本人がしっかりとすればいいだけの話です。

一般大衆やマスコミや流行的雰囲気に流されない事が大切です。

なにごとも自己責任でやらんといかんと思うとります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

大変よくわかるご回答です。

残る疑問は、どうしたら日本人がしっかりするかと言うことです。
英語汚染に関しては、もうすでに洗脳されていまい、手遅れということかもしれませんね。

お礼日時:2010/04/29 23:29

お龍さんへ


洗濯の意味は、日本古来の文化や行動様式を見直して立ち戻るという意味です。

英語とうものは、そもそも外国人が 有利になるグローバルスタンダードの道具です。

外国を侵略する場合の道具としてキリスト教と英語があります。

英語を学習すれば、外国人の狙い通りおのずと外国人の発想や行動
になるからとても危険です。

これをソフトパワーと言います。(韓国のはんりゅうブームも韓国政府が意図的に
作り出したソフトパワーの典型例です。他に顕著な例として
中国が世界中で孔子学院つまり中国語を格安で学べる施設を作っています。)

ソフトパワーと反対なのが物理的に破壊を伴う軍事をハードパワーといいます。

なにごとも自己責任でやらんといかんと思うとります。
最近では、龍馬ブームということで偽の龍馬研究家が突然現れて困りますね。
偽者に騙されないようにせんとアカンと思うとります。

またなにか分からない事がありましたら遠慮ならずにどんどんとご質問してくださいね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

英語汚染が進行している理由は、英米両国が外国を侵略するためにソフトパワーを行使しているからということですね。

私は鎖国は出来ない、というかするべきでないと考えているので、英語汚染を抑制するためには、ロシアや中国やドイツやアラビア諸国にも日本に対するソフトパワーを行使していただき、その結果、小学生が英語だけでなく、ロシア語や中国語などを学ぶ選択肢を持てるようになればよいですね。

しかし、英語汚染を止める手段が、他国の対日ソフトパワー頼みとは悲しいですね。

日本が自己責任で英語汚染を止めるには鎖国しかないのでしょうか。

お礼日時:2010/04/29 11:55

#22さんの紹介した



「平成の若者が忘れている志とは、、、」

のビデオをを拝見しました。

私はかつて何故この人達が凄いのか考えたことがあります。物騒なことを言いますが、もしかしたら、この人達は何時も真剣を持ち歩いていたことが、あれだけの凄みと志の高さの一因に成っていたのではないかと考えたのです。私はアメリカに渡ってからアメリカ人から剣道を教わり、袴のたたみ方を教わりました。あるとき、そのアメリカ人から真剣を持たせてもらったことがあります。アメリカは拳銃が簡単に買える世界ですから、拳銃に触ることも簡単です。私は拳銃を撃つたことがありませんが、その拳銃を初めて握った時に、何か単なる機械みたいな鉄のかたまりだけの感想を持ちました。いわんや、それで私の精神がどうのこうのということもありませんでした。ところが、真剣を初めて鞘から抜いた時のあのきらめきと、それを使った時の血のほとばしりを想像して不安でゾクゾクしたことを覚えております。抜き身の刀には拳銃にない不思議な精神的作用があるようです。実際、人によっては使ってみたくなってしまいそうな狂った所があるかもしれんと思いました。武家に生まれた男子は七歳になると本物の真剣を腰に付けさせられたと聞いたことがあります。そして、毎日剣道の練習をさせられ、どのように効率よく相手を殺すかの訓練を受けたそうです。幕末の志士達が、いつ何時でも使えるように普段から手入れをしていたその真剣を常に身に付けていたことを想像すると、死に対する心持ちが平成の若者とは全然違った物だったのではないかと言う気がしました。

上で紹介されたビデオの提供者の書き込みには、「今の時代おいても、平和的に同じ志しを持つように努力し、同志を募る。」と書いてありましたが、それを読んだ私の感想は、人を殺し、また自分が殺されることを本気で、しかも日常的に考えたことがない人間が何を寝ぼけたことを言っとるねん、と言うものでした。幕末の志士の志は、どんなに逆立ちしても平成の若者には理解出来ないのではないか、と言うのが正直な感想でした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ふにゃふにゃしている18歳の女の子が、剣道着に着替えて、正眼の構えをした時の凛とした気迫にびっくりしたことがあります。剣道三段でしたが、剣道着を脱ぐと、また元のふにゃふにゃ少女に戻った。

気迫という言葉、好きな言葉の一つです。和英辞書を引いたら、英語では be full of spritだそうです。少女剣士を見たときに、英米人の脳裏には、She is full of spritとう言葉が浮かぶのでしょう。

日本人の私としては、なんか違うぞ、と思いますけど、英語の言語体系、意味空間においては、be full of spritが、日本語の気迫の位置にあるのでしょうね。それで、良いと思います。だから、それぞれの言語の独立性を維持しておくと面白い。

なんとか、日本語の英語汚染を阻止する方法は無いものでしょうか?

お礼日時:2010/04/28 11:45

>民主党がマニフェストと呼んでいる物は、政権公約のことです。



マニフェスト制度のことを言っていたんです。


>今や、リストラ=省エネ・節約、などとのトンデモ解釈が蔓延しているのでしょうか?

うんうん 節約のことをリストラだと思ってました。
だから「浪人も大規模なリストラの結果発生した」って使ってました。
「中世の時代、武士が管理・裁くことを穢れだととらえたが実際は節約目的で、結果沢山の武士が失業し、結果辻斬り・刺客が多発し日本は騒乱の無法地帯に突入した」みたいな?



>「曲げられない男」より

曲げられない女。
実は私はあの物語を「ダイアーストレートな女」として観察していました。
かっこいい一面、不器用さが哀れだと複雑な思いで眺めていた。
 
以前、私は人からジョークで言われたことに対して、ジョークだとわからず真剣に怒ったとき「ダイアーストレートだ」って言われた。
どういう意味って聞くと、恐ろしくまっすぐって意味だって。
恐ろしくまっすぐで融通がきかず、柔軟さが無い分もろい・弱いって。
その逆は easy going だって。

そしてそれを教えてくれた彼の上司はダイアーストレートだったって。
神経質で心配性で、他の観点から物事を見れず、他に解決するすべはあるのに、ダイアーストレートなので他の道があることが見えず、一つのことにこだわり続け、どうしてもできなくて周りの人に怒っていたって。
「これでやれ」って命令するから、他に達成する道がありながら他の方法がゆるされず、結果いつまでも上司の望みがかなわず、上司はできない部下に腹をたてていたって。
一つしか見れない人だったって。

ダイアーストレートな人は不器用だと思う。
一見一方筋が通っているようで、かっこよく見えるが、柔軟さに欠けるので融通がきなかい堅物。
いい加減 良い加減 というのが不可能なので、人間関係につまずく。
高次脳自閉症の人に多いと思う。


そりゃ、良い加減にさらに良い加減を続けると、だんだん 元のものからずれていきますよ。
だけど、それがその時良い加減 だったから それでいいのかもしれない と思う。

サンクトペテルベルグの英語読みはそりゃあ ひどい と苦笑しましたが、苦笑して済ませられるのは、私がeasy goingになったからだと思う。

「良い加減ならいいが いい加減は許せん!」「白か黒のみでこの世を表せ」って人とそりが合わない・・・・

人間って創造する生き物ですよね。
コンピューター脳って高次脳自閉症の人に多いと思う。
コンピュータは1入力すると出力結果も1。
ところが人間の脳はそのままを記憶することはできないので、1いれても1ダッシュ あるいは 1+2 の出力になることがある。
つまり新しいものを創造しちゃう。
ファジー記憶をするわけです。 これによりインプットされた以外のことも出力できてしまう。

そりゃ テストではインプットしたものと違うことを書いてしまっては、ミス連発になってしまうのですが、天才と言われる人は、普通の人が出力するものと違うアイデアがひらめいてしまう。
インプットされたものを脳の中で他のものに変換して、理論的にいける と思うと実験に移し「やっぱりなった」ってなる。

天才の脳ってそんな感じらしい。

エジソン、高次脳自閉症だったのではないかと言わています。
ダイアーストレートなので、実際目で結果を確かめるまでは、推測だけでは納得しなかった人。
彼はいろんな画期的なものを発明したとされますが、実際は他の人のアイデアを聞いて本当にそうかと思って実験までやった人。

もし、彼が同級生だったら、先生にいちいちくってかかって質問攻めにして、授業がぜんぜん進まなかったと思う。

ってことで。。。。すいません 私アバウトなので広く浅くなんです。
アバウトだから広く情報を見渡せる。
広い分深くない。
学者タイプじゃないんです。
あなたは学者タイプなのかも。

ってことで、「別に変わっていってもいいんじゃない?」って自分が思っていることに、あなたと話をしていて気づきました。
時代の変革の大きな流れに逆らわず、サーフィンしてうまく流れにのっていくのが賢い人じゃないかなって思います。
といってもなにもかもいい加減ではなく、とことんこだわりがあるときもあり、両方もっている。
言語に関しては、こだわりもあるが、そこまで固執しない。

ダイアーストレートだと波がきたら 折れてしまいますし・・・
時々は柳の精神でいきましょう ♪

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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私の質問に回答がある際はよろしくお願い申し上げます。

私の質問は、
日本の英語汚染を止める方法を教えてください!

です。

お礼日時:2010/04/28 00:47

龍馬こと福山です♪実はわたくしそっくりに似ているからそうしてください(笑)



なぜだか?ポルポトの事例をだされましたが、
なにも元始共産主義を推奨しているのとは全く違います。

いま一度洗濯という意味は
在日外国人や取り立てて国益にもならない下らない何の技能もない外国人が
日本に簡単に来日して住めるような今のようなやり方を変えないといかんと思うとります。

日本とう国は世界が羨むような純潔な単一民族なのです。
このことがどれだけ尊くて価値ある素晴らしいことかを日本人は
気づいていません!!

外国人が来るとロクな事はありません。

私は外国旅行に35カ国に行っていろんな毛唐とか唐人や朝鮮半島民族などを
知っているからこそ言えるのですよ。

またなにか分からない事がありましたら遠慮ならずにどんどんとご質問してくださいね。
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この回答へのお礼

ありがとうござます。

回答者の仰る洗濯というのが分かりません。文化大革命ですか、ポルポト派のカンボジア革命ですか、それとも江戸自体の鎖国ですか?

お礼日時:2010/04/28 00:42

知性があふれ返るこのスレッドに 腰が引けた発言ですけれども わたくしのワンパターンの回答を 


 ※ 
言語伝送体系上の音像規則の貧弱さを 補う効果がカタカタ外来語汚染にはあるのですよね 
 ※ 
字面を自由な感性で使いこなす最先端をゆく女子中高生とかの語感は大人たちには理解出来ないでしょう 
 ※ 
第二文が回答本文です よろしくどうぞ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私は、従来来通り、音楽や絵画、彫刻、舞踊など、非言語で感性を表現し、言語では理性を表現しほしいと思います。

お礼日時:2010/04/28 00:39

>英語汚染が特にひどいのは東京のことばとは思いますが、、、。



日本語に無いものは、英語を流用するしかないんじゃないかと。

マニフェストとかも日本に無かった概念ですよね。
今じゃ規則のことをマニフェストだと思っている人が「マニフェスト作り」と本来の意味とは違うことで使っている。

グローバリゼーションも国際化という意味で使っている。

リストラって、本来は省エネ・節約みたいな意味だったと思う。
リストラって海外の人に言っても通用しませねんが、、、略しているので。


で、結局 時間が無いので略しちゃうってのが、言語にも現れていると思う。
シンボル化しているんじゃなくて、カットしている。

例えば、深遠、高貴、超越、卓越という言葉があるのに、それを使わずミラクルという人がいる。

オリンピック選手になると「すっごい」を多発する。
「すっごい感激しました、あの選手はすっごいです。私もすっごい あこがれます。」

何がすっごいのかわからない・・・・。
感動をしているらしのはわかるが、<何に>感動したのかを言ってない。

このような語彙の貧弱さ、表現の稚拙さは、語彙は知っていても <忙しい> から、ぜんぶ すっごい に置き換えてすませているん人もいるのではないかと。
しかも それを許しているので、通用できるから 使っているわけですよね。

もし そんな喋りをしたら周りからゲラゲラ笑われてしまうのなら、もっと他の語彙を使うわけです。
日頃から使っていれば自然に出るし。

だけど、聞く側もいそがしいから、「あの 何がすごいと思ったのですか」と言わず、マイクを戻して「以上 〇〇から中継しました、スタジオさんどうぞ」とかスルーしてしまう。

スタジオ側のアナウンサーはもっと語彙をふんだんに持っているはずなのに、苦笑せず「よかったですね 次は・・・」と次にいってしまう。
秒単位で番組は進行しているので、なるだけ短時間にもりだくさんの情報を流そうとするから。

みんな 忙しい。

モモに出てくるグレーの時間泥棒に時間を奪われてしまっている。


東京の人はとにかく歩く。
動くエスカレーターの上も早足で歩く。

みんな忙しい。なんためかよくわからないが時間が無い。
何故時間が無くなってしまったのか を考える時間も無い。


これが日本語の劣化の一つになっているのかもしれないです。

ただし、これは日本語だけじゃなくて、各言語においても同じ現象が起こっている。
英語の映画を観るとOMGとか言ってます。(オーマイグッドネス または オーマイゴッドの略)
OMGって言わない人でも、なんでもかんでもオマイゴーで済ませている。
驚いたと言っているが、もっと詳細な表現方法がありそうなのに。って観ていて思う。


だから言語の貧困化現象は日本語だけに起こってる現象じゃないです。
世界規模で起こっている。
本離れが世界規模で加速していているのと、略することがかっこいいと勘違いしている風潮があるからだと思う。

先月までやっていた「曲げられない女」ってドラマ。
語彙の使い方を間違えていると思うたびに指摘していた。
実にうざい女で、ニュアンスでわかってスルーしろよ と思えることまで指摘していた。
だけど、こういう うざい人がいるグループだと、言語の劣化は止まるんじゃないかと。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

民主党がマニフェストと呼んでいる物は、政権公約のことです。
期せずして、Kigurumiさんも英語汚染されていることが分かりましたが、英語汚染の恐ろしいところは汚染されてしまうと、本人は汚染されているという自覚がもてないことです。
英語汚染にかぎらず、言語能力に影響するものは、すべからく影響後に影響を自覚することは難しい。

リストラはリストラクチャリングの短縮系ですから、機構改革のことです。
アングロサクソン系の国では企業の収益性向上、競争力向上を目的とした機構改革を実施する際に、余剰人員を整理が伴うことが多い。この人員整理の部分に注目し、単なる人減らし解雇も、日本ではリストラと呼ばれるようになりましたね。

機構改革=リストラクチャリング=リストラ=首切り、という意味の変遷ですが、これは、機構改革という日本語が英語汚染されなければ、機構改革=首切り、という短絡は起こらなかったのではないでしょうか。

今や、リストラ=省エネ・節約、などとのトンデモ解釈が蔓延しているのでしょうか?

かつて日本語を強要されたアジア人達のように、言語を奪われたという自覚があれば、将来、言語を復興する意思を持つことができます。すなわち、完全に奪われたという自覚があればまだ良いのですが、自覚無きままに英語汚染で言語能力が失われ、日本人の知的水準が落ちてゆくのば最も達が悪い。復興しようがない。

一旦、知的水準が落ちてしまえば、アングロサクソンの言うことに反論できず、ただ盲信する人が増える。
これが、英語汚染の本当の怖さなんですね。

「曲げられない男」より

お礼日時:2010/04/27 10:26

>正しい日本語を子孫に伝えて行く方法はないものでしょうか。



質問の趣旨は理解しましたが、、、

例えば日本語の標準語は東京で話されている言葉ですよね。
あなたが言う美しい日本の言葉 とは この東京の言葉ですよね。

でも京都弁も美しいと思いますよね。
京都弁に似た関西弁をどうして美しい日本語だと思わないのでしょうか。
テレビの漫才の影響で、品が無い言葉だという印象を受けるからじゃないかと。

で、東京の言葉は地方の人はテレビを通して理解しますよね。
だけど、日本の標準語を話す東京の人は地方にいくと「異国?」と思うくらいわからない。

で、地方の人は東京の大学にいって、東京の言葉に触れ、東京の言葉を日常話すようになり、地方に戻ったとき、東京の言葉を使ってしまい、「気取っている」とか言われてしまう。

どっちも理解できるバイリンガルになっちゃうわけです。
でも、まだ地方の言葉は話せる。

その人がずっと東京に長年住み続けると、地方の言葉は聞いて理解するが、話せなくなる。
日常使っていないから。

つまり、日常生活にどんな言語を使う必要があるか になってくると思うんです。

例えば台湾の上の世代の人には日本語が通じる。
台湾が植民地時代だったとき、日本語が標準語だったからだそうです。
なまりがあるので、教えて日本人の先生は地方から台湾に行った人だったと思える。
その人達は、日本人を相手に商売をし続けたので、日本語を日常で使う必要性があったので、忘れなかったのだと思う。


日本と同じくらいの大きさのイギリスで、ヨーロッパの中では一地方の田舎の国だったイギリスの言語がどうして、国際語標準語になったのか。
その理由の一つに、イギリスの植民地政策が挙げられると思います。

現地の人は必要だったから英語を話すことになったのだと思います。
日本で生活する上で、英語が話せないと日常生活に支障をきたすということは無い。
英文字は絵として扱われる。


確かにあなたが危惧するように、日本人は日本語が下手だと私も思います。
オリンピック選手のインタビューの答えている日本語はひどい。
日本人じゃないんじゃないかと思うくらい語彙が乏しい。
肉体では芸術性を出せても、言語においては芸術性が非常に乏しい日本人ってことですね。

で、最近は日本語をうまく話せないためにトラブルが増えているのではないかとして、社会人に対して日本語教育をしようじゃないかという動きが出ているらしいです。


私の場合、このサイトで自分では「これキツーっ」て感じる表現を使うことがあります。
一応日本語表現の単位はA取りましたので、ちゃんとした無難な表現はできるはずです。汗
なのにどうして使えるのに使わないのか。
臨機応変に相手のレベルに合った表現と思われるものを選んで使っているつもり。
相手のレベルとは違う表現を使っても、相手は理解できないから、私の意図を読み取れないでしょ?


英語による汚染というより、日本語がうまく操れない人が増えてきているだけじゃないかと。

本が好きだから本をよく読む。
私が友達に「すごくおもしろかったから呼んでみて」と勧めても、友達は戻すとき「おもしろくなかった」「難しい」「わからない漢字ばかり」とか言う。
・・・・ 

「この箇所 すごいと思わない」と言っても、すごいと感じないらしく、まさかとその語彙の意味を聞くと「知らない」と言われた。

「ああ、、 日本語の語彙が不足しすぎているので、おもしろいと感じることができないのか。だから興味が沸かずどんどん本を < 読 め な く >なっていったのか」とわかった。
そこまで重度になる前に本を読んでおけば、、、手遅れかも と思った。

ということで、日本人の本離れが、日本語の衰退を加速させているんじゃないか って結論づけたのですが、いかがでしょうか。

恐らく二分されると思います。
本を読む日本語の伝統を保持する人種と、日本人の外見をしながら日本語が使えない人種と。
前者が子供に日本語を伝承していくはずです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

日本人の外見をしながら日本語が(正しく)使えない人種は、おいといて、ちゃんと本を読み日本語の伝統を保持する人種を維持すれば良いのかもしれないですね。

小学校や中学校で読書指導や作文指導などがどうなっているのかわかりませんが、こちらの方の予算が削減されて、英語教育に廻ってしまっているのではないかと危惧します。

街の図書館に行けば、多くの親子が来ているのが分かり、あまり心配することは無いのかもしれませんね。

なお、私が日本語というとき、書き言葉と話し言葉の両方を指しており、話し言葉に関しては東京の言葉だけを指しているわけではありません。英語汚染が特にひどいのは東京のことばとは思いますが、、、。

お礼日時:2010/04/26 13:53

地球に国境がなくなることは悪いことですかね。

世界が一つの言語で統一されることが悪いことですかね。

まあ私は、アメリカやイギリスの支配層、政府関係者、経営者、マスコミ関係者などが大嫌いですし、日本語が滅茶苦茶になっているのも、うれいている者ですがね。

日本語が、世界共通語になればいいと思いますか?

私は、個人的には、エスペラント語が、世界共通語になればいいと思いますがね。

こうも、英語が世界に広まっている状況では、無理ですがね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

同じ憂いをお持ちのようですから、下記の命題にも私の答えを提示したいと思います。

地球に国境がなくなることは悪いことだと思います。
その理由は、政治亡命が出来なくなるからです。

世界が一つの言語で統一されることは悪いことです。
その理由は、色々な外国語を学習する楽しみと、異種分化への尊敬を人類が失うからです。

日本語が世界共通語になればいいとは思いません。
その理由は、この美しい日本語を使える少数者としての”優越感”も維持したいと思うからです。

私たちの日本語の美しさを守り、また人類の言語の多様性の維持にむけて、おたがい頑張りましょうよ。

お礼日時:2010/04/26 01:50

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