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「身体障害者」と「身体障がい者」の違い。
ネットで検索しますと、「身体障害者」と記載しているサイトと「身体障がい者」と記載しているサイト。同じサイト内でも、2種類の記載をしているサイトとありますが、
決まった使い分け方があるのでしょうか。
特にないようでしたら、どちらを使うのが好ましいのでしょうか。

A 回答 (6件)

どちらも間違った記述はしていませんから、お好みでお使いになればよろしいです。

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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございました。
正誤はないと言うことですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/02 16:23

「 害 」 という漢字に対するイメージの悪さ(負のイメージ)から、


ひらがな表記に変更する例が多いです。

一例(三重県)
http://www.pref.mie.jp/KENKIKA/SOGOH/hyouki.htm

一例(岩手県)
http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=400&of=3&ik …

一例(北海道)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/shf/syofuku/
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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございました。
なるほど、漢字のイメージからくる気遣い(?)なのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/02 16:25

「害」という漢字を使うかどうかの違いです。


現状では身体障がい者は社会的、家族的なサポートを受けなければ生きていくことは難しいです。
そのことから「障がい者は社会の害である」という人がいます。
そこで言葉だけでも「害」という漢字を使わないようにということで「障がい者」あるいは「障碍者」と表記するようになったのです。
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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございました。
確かに「障がい者は社会の害」なんて言う人がいると、「害」を使いたくはなくなりますよね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/02 16:26

「害」の字が入っていることの、障害者への配慮が発端のようです。



以下は、Wikipediaからのコピーです。
近年、「害」の字が入っているのは好ましくないとして、交ぜ書きで「障がい者・障がい児」(一部の地方自治体関係で使われている)と表記を変更する動きが広がっている[11]。この変更については議論も多く、今まで意識していなかった負のイメージを逆に意識してしまう、または過度な言葉狩りである、あるいは障がい者のハンディから目を背けているだけとの批判もある[12]。当の障害者らはどちらでも良いと感じている人がほとんどであり、どちらかといえば障害当事者の家族や障害者団体の方が変更の推進に積極的であることから、障害当時者の中には議論されること自体を不快とみる向きもあり[13]、配慮を要する。このように「障害者」の表記・表現の変更に関する議論については賛否両論があるが[14]、「『害』の字を不快に感じる人が一人でもいるのであれば」というスタンスで、2009年には政府が従来の障害者施策推進本部に代えて障がい者制度改革推進本部を設置。このように表記の変更は着実に進んでおり[15]、障がい者制度改革推進本部では法文における表記を「障害」から見直すことも協議されているが[16]、佐賀県知事・古川康は2010年2月に「交ぜ書きは好ましくない」として推進本部と文化審議会に対して「碍」を常用漢字に追加し「障碍者」を採用すべきであると表明した[17]。

また、この「がい」表記の変更に合わせて、アメリカの「ピープル・ファースト」(障害者である前に人間である)の考え方を取り入れて、出来る限り「障害者」ではなく「障がいのある人(方)」と表記する方針に改めている自治体も多い。
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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございました。
「害」の表記については、いろいろと感じ方があるようですね。気遣いが必要ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/02 16:28

諸説ありますが、


「身体障害者」の【害】と言う字は
障碍の【碍】の当て字とされています。

どちらかという「身体障碍者」が正しい表現なんです。
ただ、【碍】と言う字は常用漢字ではないため、
平仮名で表記したりします。

「障害」を「障がい」という平仮名で表記しているのではなく、
「障碍」を「障がい」と表記しているのです。
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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございました。
もともとは「障碍」だったのですね。初めて知りました。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/05/02 16:29

障害者施策の法令名等に言及するときは、必ず「障害」を用いて下さい。


例えば、身体障害者手帳や精神障害者保健福祉手帳と記すのが正しく、身体障がい者手帳や精神障がい者保健福祉手帳と記しては誤りです。
なぜならば、これらの根拠になっている法令(ここでは身体障害者福祉法や精神保健福祉法)では、まだ「障がい」とはしていないからです。
ここは意外な盲点です。福祉系の小論文などで「身体障がい者手帳」などと書いてしまうと少しまずい、ということになってしまいます。

その他一般については、他の方が言及されているとおりです。
「障がい」と記しても特に差し障りはない、と言えるでしょう。

「害」という字の持つマイナスイメージと、元々は「障碍(「しょうげ」又は「しょうがい」と読みます)」と記されていたことから、『「障碍」と記してほしい』と障害者団体等から根強い要望があります。
しかし、「碍」が常用漢字として認められなかったことから、同じ音・字義の「害」を用いた、という経過がありました。
ちなみに、「碍」は「碍子(がいし)」という単語に用いられています。電柱等にある陶製の絶縁体が「碍子」です。さまたげるもの・害を及ぼすものという意味があるので、「害」でなく「碍」を用いたとしても本質的には差異がないのではないか、という意見もあります。

結局、このような経過から「障害」でも「障碍」でもなく、「障がい」とひらがな表記するようになったようです。
障害者自立支援法の廃止を議論している国の「障がい者制度改革推進本部」等がその好例です。
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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございました。
そうです。「身体障害者手帳」の場合は、すべてのサイトで「害」だったのですが、それ以外はどっちも有りで迷ってて……。
今回この質問をしたのは、仕事上「身体障害者用トイレ」と記載しないといけない箇所があり、その場合の正しい(?)表現はどちらなのか、と思ったからです。
この場合は「身体障がい者用トイレ」と表記したほうが良さそうですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/02 16:34

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