
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
温度が高くなると、多くの電子が価電子帯から伝導帯に
熱的に励起されます。この電子の数が、不純物によって
供給された電子(正孔)に比べて十分大きくなるので、
不純物の影響が無視できるようになるからです。
No.1
- 回答日時:
一般的に言うと,半導体は温度が高くなると特性が変わります。
どう変わるかがポイントですが,p型は,ドナートラップが伝導帯近くにあり,伝導帯の電子が熱により常にジャンプしてドナー準位に入ったり,伝導帯に戻ったりしています。 つまり,これらの場合,電子がジャンプするエネルギーは,半導体に与えられている熱エネルギーによるものとなります。したがって,温度を高くすると禁止帯の中に電子の存在する確立も高くなり(高準位)になり,結果的にフェルミ準位が上がるものと思われます。ちなみに,更に高温にすると,電子が禁止帯にいる確立も高くなり,導体に近づいていきます。
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