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読めない漢字と意味を知りたい文節(高村光太郎の随筆)

高村光太郎の随筆「小刀の味」で読み方のわからないところと意味のわからない箇所があります。
http://www.aozora.gr.jp/cards/001168/files/46368 …

1)「沈丁油」の読み方
こちらの読みは「じんちょうゆ」でいいのでしょうか?
新明解国語辞典と大辞林では見つけられませんでした。
文脈からは刃物の錆どめに使う油の一種と分かるのですが、読み方も知りたいと思います。

2)「かった押さえ棒」
”さて静かに胡坐をかいて膝に膝当てをはめ、膝の下にかった押え棒で、ほん山の合せ研を押えて、”
という節の「かった押さえ棒」の意味がわかりません。

上記1~2 片方でもお解りになる方がいらっしゃいましたら、ご回答のほどお願いいたします。

A 回答 (2件)

こんにちは。

通りすがりの検索好きです。

1)「沈丁油」の読み方
 はっきりとはわからなかったのですが(すみません)、
 刀のさび止めで検索したところ、「丁字油(ちょうじあぶら)」というのが出てきました。それにならって、これも「じんちょうあぶら」で良いのではないでしょうか。
 丁字油は、スパイスにも使われるクローブの精油から作られているものだそうです。
 そして、沈丁花の名前は「沈香」と「丁字」を合わせたもので、沈丁花=丁字と呼ぶこともあったようです。
 ですので、丁字=沈丁のつもりで書いたのかもしれません。(もしくは、校正や写植の段階で誰かが取り違えたか)
 なお、沈丁花の油がさび止めに使われるという記述は見つかりませんでした。

2)「かった押さえ棒」
 この「かった」というのは、「支う」という動詞の活用です。
goo辞書↓
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/30904/m0u/%E …
 (1)棒などをあてがってささえとする。
 (2)鍵(かぎ)や閂(かんぬき)などをかけて扉が開かないようにする。
 今回の文章では、(1)の意味で使われています。
 最近では、日常生活で棒を使う場面はあまりないので、こういう動詞は口にしませんよね…。

この回答への補足

沈丁油の読みに関しては、再度図書館などで別の辞書をつかって調べてみます。
(大辞林にも出ていないので、割と難しいかもしれませんが)
ご回答ありがとうございました。

補足日時:2010/06/05 13:10
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「かった」→「支った」。すっきりしました。
1)の質問への回答をもう少し待ちたいため、まだ質問は閉じずにいます。
ご了承お願います。

お礼日時:2010/06/03 21:11

「沈丁油」という名の機械油が実在したものかどうかは不明ですが、ことによると、沈丁花の香りに引っ掛けて、光太郎が冗談めかしてそのような呼び方をしたのかもしれないなと思いました。


その真偽は分りかねますが、字面から見て「じんちょう ゆ」もしくは「じんちょう あぶら」と読むのが自然に感じられます。

「膝の下にかった押え棒で」の「かった」は「支った」で、「つっかいをする」「ささえる」という意味の「支う(かう)」の連用形だと思われます(「買う」 → 「買った」 のごとし)。

この回答への補足

沈丁油の読みに関しては、再度図書館などで別の辞書をつかって調べてみます。
(大辞林にも出ていないので、割と難しいかもしれませんが)
ご回答ありがとうございました。

補足日時:2010/06/05 13:11
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
大辞林の二版には、「かった」→「支った」がありました。
1)の質問への回答を待つため、まだ質問は閉じずにいます。
ご了承願います。

お礼日時:2010/06/03 21:08

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