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弓道の射癖について質問です
離れの際に押し手が上下にぶれるのはどうやって直せばいいですか?

A 回答 (2件)

 射を拝見しないと細かいことは言えませんが、基本的に射癖の修正は見えている現象だけを取り上げて考えないことが必要だと思います。



射は射法八節という動作の『流れ』で成り立つわけですから、離れで押手が上下するということであれば、離れの際の妻手の働き、会に至るまでの肩関節の収まり、打ち起こしから引き分け・会・離れに至るまでの力の使い方も離れに影響してきます。
まずはご自分の射を動画で記録して、一連の流れの中から原因を探しを始めた方が良いと思います。

とりあえずよくある原因としては、

1.会における伸び合いの方向性。伸び合いの方向が胸の中すじから左右に使われていない。
  伸び合いを止めて保持するだけの状態で『離し』てしまうと、両手の筋力がゆるみ弓手・妻手共にだ  らしなく下に落ちることが多いと思います。

2.離れの際の妻手の飛ぶ方向(これは力の使い方も関係します)
  会の状態から伸びあっているが、妻手先行で離れを誘発した為に(ぶっちぎり)弓手が引っ張られる  ようになり、離れで弓手が上がる。
  上がらないように意識を使いすぎると今度は弓手が突っ張る。突っ張るとバランスがとれずに中らな  いので、無意識のうちにバランスをとって弓手をゆるめる。

と、こんなところでしょうか。(もちろん他にも原因はたくさんあります)
読んでいただくと解ると思いますが、弓道は左右のバランスが射に大きな影響を与えます。行射中の至る所で左右のバランスをとっていますから弓手が悪ければ、その対にあたる妻手の力の使い方も考えなければならないのです。
天地左右にバランスの良い射を心がけて引いて下さい。
こんな教歌もありますので参考まで。
 剛は父 繋(かけ)は母なり矢は子なり 片思いして 矢は育つまじ(竹林派)
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初心者に陥りやすい射癖に伸び合いの無い射で矢に勢いが無く


的まで届かない為に離れの際、弓手を上げて矢を届かそうとして
この様な癖が付くことが多いようです。

離れの悪癖を直すのは難しいですが、
妻手は肩と肘先、弓手は肩と肘それに親指先まで矢の延長線に向かって
会から離れの瞬間まで伸び合いを続けていると悪癖も直す事が出来ます。
私もしている事ですが、道具を持っていない時でも
どこでも出来るメンタルトレーニングはそれなりに効果があります。
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