
厚さ3mmのステンレスに穴あけ
厚さ3mmのステンレス製フラットバーに、振動ドリルでM10ボルトを通す穴を開けようと試みましたが失敗しました…。
その時の条件は以下の通りです。
●使用した振動ドリルは、リョービ製『PD-1970VR』です。
【性能】
コンクリート:19mm・鉄工:13mm・木工:40mm
回転数:(低速)0~1,250min-1(高速)0~2,700min-1
プロ用ではなく、DIY用です。
●使用したドリルピットは、ステンレス用のドリルピットです。サイズは12mmのもの。価格は約3000円のものです。
●いきなり12mmのピットを使用して穴あけしようとしたのではなく、最初は下穴として6.5mmのドリルピットで穴を開けました。
最初から大きな穴を開けようとしない方が良いと聞いた事があるからです。
6.5mmの穴あけは何とか成功しました。
上記の条件で、厚さ3mmのステンレスに12mmの穴あけを試みましたが失敗しました。
厳密に言いますと、途中までは12mmでも順調だったのですが、
穴あけ中突然、振動ドリルが『キィーーン』と鳴り出して、まるでクラッチが働いたかのように(勿論クラッチ機能などありませんが)モーターがそれ以上回らなくなってしまったようです。
突然のことだったので、ピックリしてよく覚えていないのですが、確かにモーターが内部で小さく唸っているような感じの状態だったと思います。
「壊れたのかな?」と思い、何も負荷を掛けない状態で振動ドリルのスイッチを押してみると、普通に動作しました。
念の為しばらく時間を置いて、もう一度ステンレスバーにドリルをあてがってみると動き出しましたが、やはりまた途中で同じ現象が起きてしまいました。
これ以上使用しない方がいいと思い、作業は中断しました。
ここで質問させて頂きたいのですが、
(1)この現象は、振動ドリルに負担を掛け過ぎたが為に起きた事象なのでしょうか??(振動ドリルは故障してしまったのでしょうか……)
(2)もしそうなら、この振動ドリルでは3mmのステンレスに12mmの穴を開けることは不可能なのでしょうか??
もし不可能でないなら、何か上手に穴を開けるアドバイス等頂けませんでしょうか?
(3)ステンレスに穴あけが不可能なら、鉄かアルミのフラットバーで代用しようと考えているのですが、やはりステンレスより穴あけは容易でしょうか??
鉄とアルミならどちらの方が穴あけし易いでしょうか??
長文駄文になってしまい、おそらくちゃんと伝えきれていないと思います。
その時は、ご指摘頂ければ補足させて頂きますので宜しくお願い致します。
色んな方々のご意見を出来るだけ多くお聞きしたいです。
とても困っております。どうか宜しくお願い致します。
A 回答 (21件中1~10件)
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No.21
- 回答日時:
ステンレス材料の穴あけではよく経験するトラブルかと思います。
私も何度か経験しました。>電動ドリルは大丈夫か?
無負荷で回るようならおそらく問題ないと思います、
>回転が止まる
ステンレスは焼き付きやすく、高速で回すと摩擦熱で刃先すぐ切れなくなります。
特に下穴大きめに場合、本穴サイズの時材料にかかる刃先が少なく高速で回りやすく
すぐ刃先が鈍ってしまい切れなくなりやすいようです(自分の失敗も大体これ)
対策
・刃先を研ぐ(切れが悪いと摩擦ですぐ刃先が傷む、切れなくなったら我慢せずにすぐ研ぐ)、
・穴を開ける際にドリル刃に注油する、穴が少数なら(専門的な油でなくてもOK)
・回転数をあまり上げ過ぎないよう注意する。
・押しつける強さも大切なコツです。(弱いと滑りやすく、摩擦熱ですぐ切れなくなりやすい。
No.20
- 回答日時:
補足というか追加です。
キリを使い捨てにするのは勿体ないです。コバルトは普通のストレートドリルに比べ3割方高価です。
ちゃんとしたドリル研磨機は10万~数10万円します。ニシガキだったか、鉛筆削り式のまあ使えるレベルのものが手に入れやすく良いのではないですか?
近所に鉄工所があれば再研磨をお願いしてもいいでしょう。私は研磨機も使ってますが、普通にボルト穴程度をあけるキリは研磨機にセットするのが面倒くさいので、ベルトグラインダを相手に手砥ぎします。
研ぎ方を理解して、数こなせばできるようになります。
さて、どのくらい押すのかということが現在のいちばんのポイントかと…
もちろん使用機材の差はありますが、板厚6mmで横向き(つまり板は垂直)でも穴径12mm位なら特別なことはせず手持ちで穴あけできます(穴数多いとつらいですが、ボール盤使えない場面もあるので)
ちなみに私の使用機材は日立BUW-SH3とBU-PN3がもっぱらです。キリはちゃんと刃が付いていることが絶対条件です。たとえまだ1個しかあけていないくても、貫通時に引っ掛かったり、キリコの上がりが悪い場合はキリ刃を点検し、怪しかったら砥ぎ直します。鉄なら切削油使っていれば少しはごまかせますが、ステンの場合これは当然のことと考えてください。
どのくらいの推力かけるかですが、
穴径10mm、下穴なし、下向き条件ならドリルの両サイドハンドルを持ってしっかり体重かけてあけます。ですから推力は30Kg位はかかっていると思います。
下穴用に穴径5mmなら、しっかり持って腰落とす位の加重のしかたなので15~20Kgくらいですかね。ちなみにこれはBUWの方を使い、サイドハンドルは持たずお尻のスイッチの付いた本体ハンドルを両手で持ちます。サイドハンドルを持って力をいれると加重が偏芯しキリが折れるからです。あくまで加重(推力)はキリ芯を通り先端チゼルに行かなければなりません。加重を正しくかけてやればキリが貫通するときに食い込まないよう推力を弱め、巻かれないよう(巻かれても押さえ込めるよう)サイドハンドルを足にあてがうなどして体勢をしっかりとることです。ドリルを手だけで持つなんて腑抜けたことをしてはいけません。足、胸、肩なども使い機械を保持します。ちゃんとやればステンと言えどネジを巻いたようなキリコが上がってきます。
横向きにあける時は5~6mm位ともなればもう体重かけて寄りかかってます。アングルなど細物なら左手で材料を持って引き寄せ(もちろんワークは作業台に固定してます)、供回り防止は左腕ひじ内側にサイドハンドルをかけ、ドリルは胸で押します。
そんなに押すのかって?そう、押します、でなければあきません。
鉄の場合だってほとんどそれくらい押してます。
だからホームユースの電動工具ではスピンドル剛性や高負荷時の性能が不足するのです。
日立でもマキタでもリョービでも、電動ドリル用のサポート器具やスタンドを出してます。決して安いものでもなくどうかするとドリル本体や安物の輸入卓上ボール盤より高いですが、安定した穴あけができなかなか重宝です。
ステップドリルですが、あれはなかなかいいもんです。あれを使う時は穴径が12mm前後なら下穴あけません、いきなりです。
ただ、思い違いされてるようですが、あれは本来配電盤とかいった板厚1~2mm程度の薄板用です。ステップドリルは切り刃が1本という物が多く、真円度が高く寸法どおりの穴をあけられます。しかしたとえ刃長5mmとかあっても板厚3mmは限界と思ってください。気をつけるべきは力を入れすぎると次のステップ径の刃が当たってしまうこと、それがほどほどなら失敗ではなく「面取りです」と胸をはれますが(笑)
再研磨は一見簡単そうですが、切れるように研ぐのはなかなか難しく「この刃径だけ研ぐ」ってことが不可能なのが欠点です。ですからステップドリルをメインにしているとランニングコストがとんでもないことになります。DIYには使いやすく向いているでしょうが、何でもかんでもこれでってのは避けましょう。ステンにはTinコート品がお薦めです。手持ちならセンタードリル式で回転は遅めの方が失敗がありません。
ホルソーも良いです。ミヤナガなどで超硬チップのついた板厚12mmまで対応するものを出してます。シャンクは一本あれば色々なサイズのカッターに対応しますがアマチュアのDIY用途にはいささか高価な気がします。どなたかがホルソーの278はどうか、と書いてましたか?あれはステンが切れますがステップドリルよりもっと薄板用です。板厚5mmまでとかいうのは樹脂板とかで、ステンなら1mm以下が対象。
バイメタルやハイスのホルソーではステンは無理。チップ付きのは14mmが最小だったかと。
No.19
- 回答日時:
まだ受け付けていますかね(笑)どうも回答者の皆さんそれぞれに解釈のちがいがあるようですね。
まず、大前提として、ドリルのキリはコバルトハイスで材料はしっかり固定されているのですね?
確かに、手持ちのドリルだとブレが出ますし、安定した推進力が得られないのでボール盤に比べて不利です(もちろん振り回されて危険だということもあります)ただ、そのために穴が明けられないということではありません。最も顕著な(しかも無視できない)差はキリ先の損耗度合いです。
今回の作業はSUS304、t3のFBに径12mmの穴明けです。
手持ちドリルを使うのであれば下穴はほぼ必須となるでしょう。私なら下穴径は5mm程度とします。
通常、下穴径はキリ先端のチゼル部分の芯厚より少し大きい程度で良いです。しかし下穴径が大きすぎるのは良くありません。切削面積(というより切削長さですが)が小さくなるので推進力(押し込む力)は小さくて済みますが、求心性が落ちるのと下穴が多き過ぎるとキリが一気に食い込み危険ですし刃欠けの原因になります。
質問者様はどう感じておられるか分かりませんが、t3というのは薄板の部類で微妙に穴明けしづらい板厚です。かいつまんで言いますと、通常のストレートドリルだと刃先角度は118~120度とされていますから、キリを平らな板に立てた状態で横から眺めるとキリの外周部端が平面から高い(離れた)位置にありますよね。この平面からの離れが板厚と同等以上になると、キリの先端が板裏に達してもキリ外周部はまだ板に達しておらず、急激に求心性が失われ穴の真円度が著しく悪くなるのです。
そのため、薄板の穴あけでは研磨により刃先形状を変更し、下穴径は小さ目にします。
今回の作業は手持ちですし、通常のドリルではギリギリに近い作業条件だと思いますよ。
それでもまあちゃんとできます(笑)ただし、やり直しになります。
現状はほぼ間違いなく、材料が加工硬化してしまっているのだと思います。
プロなら超硬工具等使って何とかするのですが、アマチュアの方ならほとんど何もできないと思います。一番手っ取り早そうなのは先細型のロータリーバーで強引に貫通させてそれを拡張する、というものですが、おそらくお持ちではないでしょう。
現在のキリは刃先がダメになっているでしょうから再研磨しキーッ!と泣いては再研磨を繰り返し、力技で決着をつけるというのも有りかもしれません。ドリルの再研磨はできますか?
DIYですから何はともあれ自分で苦労することに価値があるのだと・・・
そこで費用対効果の面でみても、現実的なのは材料を再度用意して作業をやり直すことです。
今度は正しい方法で、そして現在ある材料は硬化した部分を切断破棄して残った部分を次回作業に使うことにしてはいかがでしょう?
ステンの加工硬化には塑性変形が原因になるものもありますが、ドリル加工の場面では切削熱によるものです。刃先はダメになっているはずです、ちゃんと切れる状態に再研磨しておきましょう。
ちなみに私はナチはお好みではなく、三菱(旧コベルコ)使ってます。
切削油は専用のもののほうが染みとか作らなくて良いのですが、今後も考えるとスプレー式のが使いやすいです。これ一回だけ、というのならそれこそ何でもいいです、なんなら食用油でも・・・でも代用品としてはエンジンオイルかな。
ドリルには適正回転数というのがあります。今回失敗されたのは回転数が早すぎたのでしょう。回転数を落としてゆっくり、という説も出ているようですが正しくありません。鉄よりは遅くですが遅すぎるのも良くないのです。また、削っているのではありませんから押さないのも良くありません。
手持ちドリルなら12mmで500~600RPMくらいでしょうか。そして、切削中は絶対に途中で中断せず、一気にあけきることです。板厚が3mmしかないのですからちゃんとやれば下穴、本穴とも穿孔時間そのものは各10秒ってとこでしょう。貫通直前に押し付けを弱くし、振り回されないように集中すること。穿孔時間1分なんて長すぎです、とっくに硬化してますわ。
お持ちのドリルは多分ご臨終です。プロ用と家庭用の電動工具の最も大きな差は使用率です。特に負荷がかかった状態でどのくらいの時間動かせるかです、それはコードの太さを見てもわかりますね。
ステンより鉄、鉄よりアルミ・銅の方が穴あけそのものは楽ですよ。ただアルミは溶着しやすく「キレイな」穴をあけるのはそれなりに難しいもんです。それより何らかの意図があったからステンを選択されたのでは?
腕はかならずついてきます、頑張ってください。
ご回答ありがとうございます!!
まだ全然受付させて頂いております。
穴を開けたFBは、外で用いるものなので、強度と防錆性を考えた時、やはりステンレスがいいと考えました。
12mmのキリは刃先が欠けたようなので、再研磨する技術もありませんし、新たにコバルトハイスのステップドリルを購入しました。
ただ、それを使用して、(下穴は開けないで)ゆっくり力を掛けずに再度穴あけを試みたのですが、小さなくぼみしか出来ず…。
12mmの穴を開ける場合、下穴は5mmが適切なのですか。
回転遅すぎや、押し付けないのも良くないのですね。
また一気に開けた方がよろしいのですね。
ちなみにこれらはステップドリルにも同じ事が言えるのでしょうか??
>下穴が多き過ぎるとキリが一気に食い込み危険ですし刃欠けの原因になります。
最初使用した12mmのキリは、まさにesaomannさんのおっしゃる通りになってしまいました。
>現在ある材料は硬化した部分を切断破棄して残った部分を次回作業に使うことにしてはいかがでしょう?
今回の分はもう穴あけ不能のようですね。
全部で8枚くらい穴あけしないといけないので、まだまだ先は長いです。
ご回答いただき感謝です。
またアドバイス頂けると非常に助かります。
No.18
- 回答日時:
明日(29日)は超多忙で時間が取れませんが、明後日に私も同じ条件でためしてみます。
ところでステンレスって、SUS403(マルテンサイト)とかじゃないですよね。・・・
通常、加工するステンレス鋼材は、オーステナイト系(SUS304)とかフェライト系(SUS430)とかを使うので・・・
ステンレス鋼 - Wikipedia ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86% … )
この回答への補足
さきほどホームセンターから回答がありました。
私が購入した3mm厚のフラットバーは、SUS304だそうです。
ということは、オーステナイト系ということですね!
どうぞ宜しくお願い致します。
ご返事ありがとうございます!
ORUKA1951さんも同じ条件で試して頂けるなんて…申し訳ないです。
本当に感謝です。
ありがとうございます!!
ホームセンターで購入した長さ2mのフラットバーをジグソーで15cmくらいずつにカットしているのですが、そのフラットバー自体にはステンレスの種類が書いていなかったので、ホームセンターに問い合わせてみました。
現在、ホームセンターがメーカーに問い合わせてくれているので、ホームセンターからの回答待ちという状態でございます。
分かり次第、補足入れさせていただきます。
ご親切にありがとうございます。
No.17
- 回答日時:
本日私も5mm厚、25mm直径の穴を開けましたが
ホールソーが20mmしかなかったので
ヤスリで調整しました。
どぶ漬け、軟鉄、1穴5分程度で調整できました。
ご質問のやり取りを見ていますと
完全に何もわかっていらっしゃらないようなので
ヤスリをお勧めします。
アルミがどんなに柔らかいか、軟鉄も相当柔らかい
意外とステンレスも柔らかい。
鋼材が鋼材に、どのように食い込んで切って行くか
と言うのが良くわかります。
ドリルが壊れているか、切削油は何のために必要か
ドリルの刃がどんな常態か、等
理解できないまま電動工具を使うのは、非常に危険です。
No.16
- 回答日時:
>ここでORUKA1951さんのおっしゃる「6mm程度の穴」というのは、ステンレスを完全に貫通させた6mmの穴という事でしょうか??
そうです。
>また、下穴を開けないで最初からステップドリルを使用するというのは何故良くないのでしょうか??
すてステップドリルは、階段部分の角が命です。しかも高価です。
ズバリ、「もったいない」からです。6mm程度までの穴あけができるなら、そこまでは通常のドリルで行わないとね。まァ小遣いがふんだんにあるなら・・・別ですが。
ご回答いただき、ありがとうございます!
なるほど、長持ちさせる為、ステップドリルはなるべく使用しないということですね!
ふんだんに小遣いないので…自重したいと思います…。
早速、ステップドリルを使用してみました。
3mm厚のステンレスを、20mmほどの穴を開けた木の上に載せて、それらをガッチリとクランプで固定しました。
また、ドリルとステンレスにたっぷりのタッピングスプレーを吹きかけました。
いざ、穴あけ開始!
ドリルに加重は一切かけないで、ドリル本体の重みだけで手はそれを支えるだけという感じで作業しました。
また、回転速度は『LOW』にしてトリガスイッチは回転が止まらない程度に。
……なかなか掘れませんでした…。
回転速度をある程度上げても、ほんの少しくぼみが出来るくらいで…。(低速時のMAXである1250回転までは到達していません)。
ドリルに加重を少しだけ掛けてみましたが、それでもほとんど掘れず…。
私のやり方がいけないのでしょうか??
油が効きすぎて、ステンレスとドリルの接触点が滑らかになり過ぎているのでしょうか…。
ちなみに、ドリルを少し回転させては20秒後停止させて注油…という流れを何度も何度も繰り返しました。
もし間違っている或いはアドバイス等いただけたら非常に助かります…。
No.15
- 回答日時:
下に置く木には事前に大きめな穴をあけておくこと。
・ステップドリルはすくい角がないため木は苦手
・木が焼けて、タールがステンレスに付着すると落とすのが大変
ステップドリルはとにかく加熱させないように。
ステップドリルを使う場合は、6mm程度の穴をあけてお方が良い。
ご指摘いただき、誠にありがとうございます!
なるほど、ステップドリルと木材は触れない方が宜しいのですね!
では、ステンレスに穴を開ける周辺を除いて、木材2つとクランプ2つを用いて、ステンレス両端を固定したいと思います。
下穴は開けておいた方がよいのですね!
ステップドリルだと穴が自然と段々に大きくなっていくので、下穴がなくてもステップドリルで開ける穴自体が下穴の役割を果たしてくれるものだとばかり考えておりました。
ちなみに、ここでORUKA1951さんのおっしゃる「6mm程度の穴」というのは、ステンレスを完全に貫通させた6mmの穴という事でしょうか??
また、下穴を開けないで最初からステップドリルを使用するというのは何故良くないのでしょうか??
度々質問してしまい、申し訳ありません…。
No.14
- 回答日時:
専門語があるので図を示しておきます。
デッドポイント
通常の刃先には必ず図のように刃が作用しない部分があります。ステンレスのような難削材に手持ちドリルのような押しつけ力の小さな使い方では、これが致命的になります。そのため、手持ちドリル用の6520ではこの部分をもう一度研磨してある。
すくい角、逃げ角
ドリルなど刃物が進行しながら削っていくためには、すくい角と逃げ角が必要ですが、3mmとは言え12mmですと、薄板と考えなければなりません。(穴形に対する厚さの比で決まる。)
その場合、この二つの角度によって貫通時に急激にドリル刃が進行しようとするが反対側はきり残っていると食い込んで大きな反発がおきます。
これはアクリル板のように割れやすい材料に穴をあけるときも被削材が割れる原因になります。
ホールソーでは多数の刃があるため一枚の刃が食い込む量は制限されます。
ステップドリルは、すくい角がゼロのため危険性がありません。
したがって、難削材やアクリルのような割れやすい素材には、ホールソーやステップドリルは有効になるのです。特に素人には・・

付図して下さってのご説明、大変有難いです!
本当に感謝です!
ORUKA1951さんのご回答を参考にさせていただき、ステップドリルを購入しました。
4~12mmまでの1mm単位で大きくなっていくドリルです。
それとタッピングスプレーも購入しました。
近所のホームセンターを何店か回ってカッティングペーストがないか探したのですが見つからず…。
何はともあれ、これで再チャレンジしたいと思います!
【皆様のご回答を参考にさせて頂いてイメージした私の作業の流れ】
(1)捨て木の上にステンレスを載せて、それらをクランプで固定する。
(ドリルがステンレスを貫通した後、捨て木にも穴が開いていくので、ドリルの回転で木が燃えないように、事前に木に水を十分染み込ませておく)
(2)センターポンチで位置決めをする。
(3)ステップドリルだと下穴は必要ないと思うので、なるべく垂直になるようにドリルをたてて、回転速度を可能な限りゆっくり目にし、ステンレスに向かってドリルを押し付けないように穴を少しずつ開けていく。
(4)ドリルやステンレスに熱を持たせないよう、途中でドリルを止めて、スプレーを吹き掛ける。
おそらく時間はすごく掛かるでしょうが、このような感じでやっていこうと思います。
このような感じの流れで間違いないでしょうか??
もし間違っていればご指摘いただけると非常に助かります。
ステップドリルが私にはなかなか高価な物でしたので、もう失敗したくはありません…。
また再チャレンジしようという気持ちにさせて頂き、本当にありがとうございました!!
No.13
- 回答日時:
>12mmの穴を開けるには、
デッドポイントは通常ののドリル刃で2~3mm程度、6520だと1mmで十分です。
★手持ちドリルでステンレス薄板に12mmの穴をあける★と聞いたら、絶対にドリル刃なんて売りません。危険です。
>「鉄板にセンタードリルをあける」
ホールソーのセンタードリルのことです。センタードリルが6.5mmのものなら、そのまま使えるかな??
薄物に大きな穴(10mm以上)をあける場合は、必ずホールソーを使いましょう。
6mmを超えるとステップドリル
素人にはこれが絶対に楽で安全です。
>「鉄板にセンタードリルをあける」
なぜ、DIYでなく、工具店に行かないの??。DIYは売る方も素人なので品ぞろえもないし、アドバイスも受けられない。私は仕事でたくさん使うと同時に、工具も販売してますが、素人さんには手とり足とり教える。売ったものでけがをしてほしくないし、条件を聞いて最適な物をアドバイスできる。
タッピングスプレーでもよいです。スプレーで加圧がLPG(液化石油ガス--可燃性)でされているので、炎に向かって噴霧したらだめだということ。
でもスプレーよりはペーストの方が断然使いやすい。DIYは使ったことないからわからない。
現在、すでに穴をあけてしまっているなら、ステップドリルで穴を大きくするのが楽です。その場合、とにかく加熱しないようにゆっくりとね。
ご回答誠にありがとうございます!!
出来れば工具店に行きたいのですが、近所にそのようなお店がありません…。
ORUKA1951さんのような方がお世話してくれる工具店があれば助かるのですが…。
お返事が遅くなって申し訳ありませんでした!
No.12
- 回答日時:
>これは私が持っている振動ドリルでも着脱可能なのでしょうか??
ただし、錐先が加熱する前に素早く離すか、低速(数百回転/分)であけること。
温度が上昇するとコバルトハイスと言えども摩耗するし、部材の軟化が進んでしまいます。
>また、このコバルトハイスのホールソーを使用すると、貫通時に危ない目にあう
ことはないのでしょうか??
ホールソーの危険度はずっと低いです。そもそも切削される部材の量が全く異なります。
★潤滑剤は通常のオイルだと冷却効果は少ないです。ステンレスの加工にはカッティングペーストと呼ばれる冷却効果が高く飛び散りにくい切削油をつかうこと。
持っていて損はないです。ドリルの寿命が飛躍的に延びます。
カッティングペースト - Google 検索 ( http://www.google.co.jp/images?hl=ja&q=%E3%82%AB … )
★すでに6.5mmで穴をあけていたところにあけるならホールソーはそのままでは使えません。ステップドリルを使います。何種類もの穴が開けられるし、通常の穴のバリ取りにも使えるので持っていても良いでしょう。
★ステンレスに大きな穴をあけるときは下穴をあけるのは重要な作業です。ドリルには通常デッドポイントと呼ばれる部分が先端にあります。
NACHIの6520にはそれが少なくなる特殊な研磨がしてありますが、通常のドリルには必ずデッドポイントがあります。ステンレスのような難削材には下穴は作業効率を上げるために欠かせませんが、デッドポイントが貫通すればよいので、12mmに対して6.5mmは大きすぎます。--無駄ではない。
電気ドリルで分厚いステンレスに2mm~2.5mmの穴あけ - DIY(日曜大工) - 教えて!goo ( http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5659616.html )
すでに穴があいている場合は、しっかりした鉄板などにフラットバーを固定してその鉄板にセンタードリルをあけます。
ステップドリルは、すくい角がないので貫通直前の急激な食い込みはありませんが、ステップ部分への負荷が大きいため、低速で温度を上げないように加工するのがポイントです。
再度のご回答ありがとうございます!!
素人目から見まして、ホールソーやステップドリルは外観がよく見かけるドリルとは全く違うものに見えるのですが、普通のドリルと使い方は全く変わらないのでしょうか??
カッティングペーストがいいのですね!
近所のホームセンターに見に行きましたら、そのような名前のものは置いてありませんでした…。
代わりに、『αタッピングオイル』(中山トラスコ製)というものが置いてありました。
これがいいかな?と思ったのですが、「火気厳禁」と記載されているのと、「冷却効果」という特徴が明記されていなかったので、これは今回の用途には相応しくないでしょうか??
「火気厳禁」と書かれているとどうしても躊躇してしまいます。ただでさえ穴あけ中は熱を持ってしまう上に、下地(土台)に木を使用しているので…。
ORUKA1951さんが良回答を得ているURL先のそのご質問は、実は数日前に拝見させて頂いておりました。
難なくステンレスボルトに穴あけされているORUKA1951さんは凄いなぁと勝手に羨ましく思うと同時に尊敬しておりました。
なので、そのNACHIの6520というドリルをホームセンターで探したのですが、それも見つからず…。
>デッドポイントが貫通すればよいので、12mmに対して6.5mmは大きすぎます。
6.5mmでは大きすぎますか…。
12mmの穴を開けるには、何mmの大きさから穴を開けていき、どのくらいの大きさの穴を少しずつ開けていけば宜しいでしょうか??
また、ORUKA1951さんがおっしゃるデッドポイントが貫通すればいいというのは、完全に貫通する穴を開けなくても良いということなのでしょうか??
>すでに穴があいている場合は、しっかりした鉄板などにフラットバーを固定してその鉄板にセンタードリルをあけます。
申し訳ありません、この「鉄板にセンタードリルをあける」というのはどういう意味なのでしょうか??
また、どういった理由からそうするのでしょうか??
いつもいつも何度も質問してしまい、申し訳ございません。
あまり自分の知らない世界なので、分からないことだらけです。
こんな素人がステンレスに穴を開けるなんていうことがそもそもの間違いなのかもしれませんが、もう後には引けないし、引きたくないのです。
申し訳ありませんが、皆様今しばらくお力を貸して頂けませんでしょうか??
どうか、宜しくお願い致します。
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