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音読から黙読へ移行し、読む速度を速くするにはどうすればいいでしょうか。
小3の息子が黙読をしません。これを読みなさい、という感じで言えば読むでしょうが
恐らく黙読の速度が相当遅いため、自主的には単語程度のものしか、せいぜい、幼児向き絵本かマンガしか読みません。(絵の助けがあり、文本体が短いものしか読まない)

個人差があるので詳しく説明しますと、
もともと、幼児の頃から文字が非常に苦手で、記号として認識するのが苦痛のようでした。ので、無理強いはせず、小学校入学してから文字はスタートしました。文字=記号としての素早い情報処理が苦手のようでした。1,2年も文字と漢字が大変でしたが自分で何とかしたいという気持ちが芽生え、2年の終わりごろから自分から言い出して毎日漢字練習をしています。(4か月になります)
読みも入学時は大変だったのですが、家で毎日音読をさせていますのでまあ、やや間違いや詰まりが多いものの普通に読めるようになりました。
が、問題は黙読です。黙読で理解しにくかったり、サーッと読めないようです。

国語力や読解力、語彙は年齢に対してかなり高いです。
こちらから読んでやったり、聞かせてやると、相当の記憶力と理解力を示すため、学校での国語の成績は漢字以外は常に全て二重丸です。教科書も、何度か読んだり聞いたりしたら文をほとんど記憶してしまうため、読みが少々苦手でも、極端な話、教科書を忘れてもまったく問題なく授業は受けられるのです。

こういうタイプの子はどうやったら黙読ができるようになるのでしょうか?

なにか、ちょっと極端なところがあるように感じますので、苦手なところを補いながら得意なところを伸ばし…と考えていますが、私自身は子供のころも今も黙読や読みは大変得意、漢字も含め国語全般得意だったので(しかも国語に関しては読書以外あまり勉強しなかった。漢字も勉強量としては息子のほうが頑張っているくらい…)どうすればいいのか、と考えてしまいます。

主人がマンガ好きのためマンガがたくさん家にあり、娯楽として本よりマンガになってしまうのは少し制限したほうがいいのでしょうか?(テレビ同様という意味で)

お勧めの本や参考書、ドリルがありましたら教えてください。

音読はいろんな本を既にさせています。
本人も楽しく毎日読んでいます。ただ、とにかく黙読に移行できないのです。
そして黙読の速度を何とかあげてやりたいのですが…よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

塾講師の経験から書きます。


最初にひとつお聞きしたいのですが,算数に関してはどうですか?
足し算・引き算も声を出さないとできませんか?

算数で黙って計算できるなら,本のレベルが関係してくるかもしれません。
音読は自分の声が耳から入ってきますから,自分で自分を助けることができます。
私たち大人でも,少し難しい文章(法律とか)を読むときにはつい音読します。(数学でも難しくなると,つい声に出ますよ。大学の教授でもそうです)
これと同じで,黙読させたい文章が難しいと感じていれば,音読しがちになります。

音読させていて間違ったときはその場で直しますか?
(例;「おんよみ?していて」「おんどくだよ」)
直している場合は,間違っても直してもらえるから読みやすいのかもしれません。
この場合は,黙読だと助けがないので何度も確認しようとしていて遅くなっている可能性があります。完璧主義に近いとすれば,間違ってもいいことを繰り返し言う必要があります。

私なら,音読できそうなレベルよりも一段階やさしい本を持ってきて,「最初のページは音読してみよう」「じゃあ次の2行は声を出さないで読んでみようか」という指導をすると思います。

漫画を制限する必要はありません。
漫画を黙読できているなら,そこから始めるのも一策です。
黙読させて,「このとき主人公はなんと言ってた?」と聞いてみるとか。
黙って読むことの習慣になれば,難しい本を読ませるよりもより直接的かもしれません。

本が好きなことは積極的に誉めてあげてくださいね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
算数は黙ってしています。時々、声に出していますが。
学校の成績は算数、今まで全て二重丸でした。
が、気になっているのが、平均と比べると計算スピードが少々遅いようなので、練習させています。
これも文字=数字=記号の情報処理が遅い、ところからきているのかもしれない、と考えています。(違うかな??)
今はゆっくりでも困りませんが、これから複雑な計算をするのが大変になってくるので今のうちにドリルなどで練習をやっています。

本のレベルはこちらから読んでやれば幼児のころからハリーポッターなどの高学年以上向けでもよく理解していました。せがまれてよく読んでいましたから。現時点では黙読で楽しめるのは怪傑ゾロリ(幼児、1年生向け)が限界かもしれませんが。

音読は必ずしも間違いは訂正していません。時々しています。多くは台所仕事などをしながら聞いていますので…こういうのはよくないのでしょうか??

 >私なら,音読できそうなレベルよりも一段階やさしい本を持ってきて,「最初のページは音読してみよう」「じゃあ次の2行は声を出さないで読んでみようか」という指導をすると思います。

早速やってみます。ありがとうございました。

漫画のことも参考になりました ありがとうございました

お礼日時:2010/06/22 10:56

マンガはいいと思いますよ。


色んなマンガがありますし。

ただ目的に応じることですね。
絵を見ること/絵を描くこと

がまるで違う作業のように、読むことと書くことは別の作業です。
読書と受験国語も違う内容です。
‘‘かぶる部分がある‘‘と言うのは‘‘まったく同じ‘‘と言う意味ではない。

だからまず「あなたの家庭での目的は何か?」を明確化することですよ。
確かに、最近の子は読解力が弱いですね。
http://www.geocities.jp/kamikazes_site/isyo/isyo …
これはカミカゼ特攻隊の人たちの遺書です。
戦時中でまともな教育を受けられなかったはずなのに、一介の兵士ながら、
素晴らしい文章力だと思います。
僕は別に右翼では無いですが、こういう部分については評価できます。

恐らくいまの小学校ではどこでも音読を推奨してるはずです。
だからしばらくは音読でいいと思います。
ちなみに江戸、明治では読書と言えば音読でした。
黙読と言う習慣は無かったそうです。

結論的に言いますが、野口悠紀雄さんが言うように「子どもは視野が狭い」せいかと
思います(反面、とても集中力がありますが)。ボールを追いかけるのに夢中で、道路に
飛び出してしまう、と言うアレです。

一字一句見るのは得意だと思いますが
(1)ちょっと頭を後ろに下げて、文章全体を見るよう指導
(2)漢字が表音文字であることを利用し「熟語」に注目させて読むよう指導
(3)軽い問題集を解かせつつ、読むように指導
(読書でなく、問題集を解きつつやることで「考える力」をつけさせる)
(4)数ヶ月以上は継続と反復する
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この回答へのお礼

黙読の目的を書いていませんでしたね。

黙読をさせたい目的は、量が読めることです。息子は園児の頃からハリーポッターなどを読んでほしがり、大人の読むようなものを読み聞かせならば十分理解し、楽しんでいます。読み聞かせならば絵などいらないのです。ですが分厚い本を読み聞かせたり、音読で読むには量が読めません。黙読ができればどれほど楽しいか…と見ていて思うのです。

あと、最近ここ4カ月、漢字ドリルを自分で毎日やり、今まで習った漢字ならばほとんどの読み書きを3年生の今、やっと覚え(4か月前は1年生の漢字すら十分に書けなかった)、文字が苦手、漢字が苦手、というのを、自分で克服しました。8歳で、自分から問題意識を持ち、コツコツと遅れを取り返したことはえらかったなあと、思うのです。(よっぽど自分でなんとかしたかったのだと思います)で、これから、どうしたらいいか、と思うと、読書をたくさんして(本が好きなので)これからの漢字を先取りしておぼろげにでも知っておくといいのではないか、というのも思ったので、やはり黙読ができればたくさん読める…と思ったわけです。音読なら毎日していますので。

最近の子供によく言われる読解力がないということはうちの子の場合、まったくないです。毎年学校の先生にも「目を見張るようなすぐれた読解力と理解力、大人顔負けの理解力に驚くばかり」などと懇談でも成績表でも評価していただいており、国語の成績も漢字か誤字脱字以外はほぼ満点でした。
ですから、黙読の目的は読解力をどうのこうの、というより、まず、本人がよっぽど楽しいだろう、と思うし、漢字の助けになるのではないか、というのが目的です。

アドバイスにいただいた問題集、というのは国語の長文問題集、という意味ですか?
ちょっと頭を後ろに、というのはよさそうですね、言ってみます。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/23 23:35

それなら量を読むことですよ。


そしたら速くなります。
あとは環境ですかね。中学受験塾通ってる子は読むのめちゃめちゃ早いですよ。
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この回答へのお礼

量を読む、というのは音読ですか?
音読をずうっと続ければ黙読も早くなるのでしょうか?

それとも、遅くても黙読をたくさんするのですか?
塾に通うお子さんが…というお話をされているのを見ると、
遅くても黙読をたくさんすれば早くなる、ということでしょうか?
競争すればよいということでしょうか???

お礼日時:2010/06/24 23:19

#1です。

お礼拝読しました。

文章の理解には,多くの要素・要因があります。文字=記号だけではなく,概念のはたらきもあります。
(この点なまじネイティブである分,国語科の教師はおろそかにしがちです)
漢字の単語をただやみくもに書かせて覚えろという指導法(これは文字=図形と決め付け)が多いのですが,熟語が増えてくると処理できなくなります。
それで小学5・6年で「熟語のなりたち」という単元が入ってきますが,ここに来るまでに漢字嫌いになる生徒が多いです。
いくつか例を挙げましょう。
・まだ読んでいないことを「未読」とは言うが,「読無」や「不読」とは言わないのはなぜか?
・本を読むのに「本読」とは言わず「読書」というのはなぜ?
・読んでいない本は「未読書」。これは「未読+書」それとも「未」+「読書」?
など,漢語の本来の意味や構造を考えるべき点です。
漢字は本来は外国語(古い中国語)であって,基本は英語構文でいうVO型である(動詞・目的語の順に来る),しかも否定語は英語同様動詞の前に来る(not+V[+O])ことを教師が知っていれば済む話なのですが,教職では中国語を必須とするわけではないですし,国語の構文を意識していないために「こう書くんだ」としか教えられない教師が多いです。
最後の例は「修飾」で,これも小学校の文法ではかなり後になります。

気になったのは,量を読めれば楽しいはずだから⇒黙読の速度を上げたいという部分です。
できるようになって初めて,この矢印は成り立ちます。
黙読のほうが遅くて,しかも今すぐ早くする必要がないのに,黙読に特化してしまうと,楽しさが消えてしまう懸念があります。
どの学問もそうですが,一度嫌いになると取り返すのは数倍の労力と時間がかかります。

音読で楽しく読めて内容が正確に分かり,しかも急ぐ必要がない(もし6年生で現状だったら確かに困りますが)なら,しばらくは音読でどんどん読ませるので十分だと思います。
正確にわかっているかどうかを確かめるためには,どうしても「なんて書いてあった?」と聞かなければいけませんね。
これはクイズ形式でもいいです。ときおり「ファイナルアンサー?」とか「それでいいのね?」と揺さぶると,自信の有無もみえてきますし,教えるほうも楽しくなりますよ。

自分で音読するのが難しい本なら,すぐに読んであげるのではなく,ふりがなをふってあげて「自分で読んでごらん」とするのも方法です。
こういうとすぐに「漢字を覚えなくなる」という反発が教師にさえあるのですが,現に中学受験用のテキストで全部の漢字にふりがながふってあるものがあります。
その代わり,国語辞書も与えて「『言葉の意味が分からない』とは言わせないよ」と言うと,これまで「読めないから調べられなかった」と逃げていた子どもが,辞書を引いてくるようになります。

お子さんが読書の与える世界に対して,せっかく興味をお持ちなのですから,自分で調べる楽しみを獲得するほうが,黙読への移行よりも先でしょう。
国文学の池田弥三郎(1914-1982)は,昔(=戦前)や現在(=昭和50年代)の大人の国語能力の低さを指摘し,言葉をいくつか余計に知っているよりも,字引を引く習慣のほうが大事である,と言っています。
意味を自力で調べられるようになり,読書も楽しんで進められれば,自然と黙読ができるようになるはずです。
できる親御さんは,ついつい自分の経験から,お子さんを急き立ててしまいがちです。
私も物心ついたときには勝手に本を読んでいたので,気持ちは理解できます。
私のころは小学生向け「伝記」が多く,初めて買ってもらって自分で読んだ本はポプラ社の『湯川秀樹』だったとはっきり覚えています。
でも,自分と同じでないときにプランを考えるのが,教育側の責任ですよね。
教師はもちろん,塾講師や家庭教師にもこれは言えます。どれだけその子にあったカスタムメイドのプランが作れるかが教育者の力量です。

それと,「図鑑」「写真集」はどうでしょうか。文章は少ないですが,世界への関心は広がります。
宇宙・地球などいろいろあります。
アメリカでは,歴史を取り扱ったもの(参考URL)もあります。英語なのですぐ使うのは難しいかもしれませんが,存在だけでも参考になればと思います。

お子さんが頑張っている姿,想像できるような気がしますよ。
むしろ,少しスパルタ式かな?とさえ思います。
スピードよりも「どう考えたの?」(とくに算数で)と聞いたり,「ヒント」を出したりして,「自分でできた経験」を増やしてあげるほうが,子どもにとって今後に続く財産になるはずです。
スパルタ式に比べ教える側が大変ですが,準備やつきっきりで見るだけの価値はあります。
焦らず,焦らせずに,みてあげてください。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/dp/0385737688/ref=sr_1_3 …
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この回答へのお礼

なんども丁寧なお話ありがとうございました。

息子は4か月前までカタカナすら怪しいレベルの文字の能力でした。(1年生の時、先生に、どうやらまだ文字がなかなか文字に見えないようで…絵か何かに見えるようで…と言われたくらい)それが、今日も学校の宿題の日記を見ると少々字は乱暴なものの、4文字熟語を使って日記を書いています!数か月前の姿から考えると、すごい進歩です…

漢字や読み書きドリルに取り組み始めた最初、漢字は少しづつ覚えていくものの、まず、音読み、訓読みのややこしさの壁をこえたら今度は熟語が難しかったようです。熟語って難しいのですね、きっとこれからもそうなのでしょう。まだまだ漢字は習いますからね…

そうですね、おっしゃる通り、まだ音読をこのままさせていたらいいかもしれません。1年生の最初は読むのが大変だったものの(なにしろひらがなもロクに読めなかったから)、今は音読は大好き、と言っているくらいなのでそのまま、大好きを続けるのはいいかもしれません。幼稚園のころから読み書きができたような子に比べると、スタートが遅かったのでもう少し待ってみようと思います。

図鑑は好きです。絵を描くことが好きで図鑑を見て虫や恐竜や動物の絵を描いたりしています。(やはり絵がメインで、横の字をチョコチョコと読む感じが心地よいようで…)

できた、という体験は大切ですね。息子は漢字や誤字以外は問題がなかったため、漢字テストがいつも30点、40点ということに特に悩んでいて、4か月まえから、自分で毎日練習し、2,3カ月くらいして70点、80点、90点、と上がり始めた時はだんだん自信が出てきて、ついに100点をとった時は嬉しさ爆発、以前の担任の先生やら、おじいちゃんやら、みんなに報告して回っていました。8歳で、苦手→努力→克服した、というのは貴重な体験であったと思います。親がしてあげた、させた、のではなく、自分で思い、実現したというところが、えらかったなあ、と思います。

算数の指導法なども大変参考になります。ありがとうございました。

実は私は、仕事で英語を教えています。しかも幼児、児童から中学生までです。英語の文字と読み方、発音の関わり方などについても教えているのですが、子供って、本当に、得意不得意は十人十色で、自分の子供も、わが子ながら、これまた変わったタイプだなあーとつくづく思います。

英語以外は教えたことがないので、国語算数はただの母親で、どうしていいものか、と自分の子供時代と比べたり主人に相談するしかできなかったのですが…。

お礼日時:2010/06/25 00:23

>量を読む、というのは音読ですか?


音読をずうっと続ければ黙読も早くなるのでしょうか?


特にこだわりは無くとも好きなものを読めばそれでいいです。
僕自身や周囲はそれで速くなってる人が多いですね。
ちなみに僕は小学生時で1日10冊ぐらい読めました。
クラスでも塾でも最速だったとは思います。
僕は体系的に身につけたわけではないですがこれは技術的なもので、能力は関係ないと思います。
2時間弱で1冊と言う感じです。特に何か練習した覚えはありません。


>競争すればよいということでしょうか???

受験では30分で20問以上を解きます。
よって長文でも1,2分で読まないといけないのです。
ですから普段の授業でもともかく「速く読んで速く解く」ことを繰り返し求められます。
よって自然と速くなりますよ。
僕も塾に入って数ヶ月間は問題を半分しかやってないのに「はい、終わり」と言われてました。
でも1,2年やってると出来るようになります。
友人との競争もあるし、時間との競争もありますね。


個人的には中学受験しないなら遅くともいいと思いますよ。
大学受験では速さを求められないから、じっくりしっかりしてても東大京大には入れます。

個人的には今後の時代に求められる能力は
多読・精読して深い読解や論理思考、特にアウトプット(書くこと)をつけることだと思いますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お話を読んで思ったのは、私もそうだったのですが、回答者様は、音読、黙読にかかわらず、気がつけば自然に文字を追って読めたタイプだったのではないでしょうか?うちの子のような児童では決してなかった、という感じがしました。お友達でどんどん読むのが早くなっていく子の中に、最初はうちの子のようなタイプの子は周りにいたでしょうか…。(だといいですが…)

最近は小学校入学時にほとんどの子がひらがなの読み書きはできますよね。
私も今でも覚えていますが入学時には普通にさらっと読んでいました。漢字も結構読めていましたし。

中学受験は考えていません。私学はお金もかかるうえに、うちは非常によい公立校区で小中ともに小規模の素晴らしい学校です。うちの子のようなタイプには最高の環境と言えますので学校の先生と相談しながら小中は過ごさせたいと考えています。

お礼日時:2010/06/26 01:00

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